英語で月はどう言うの？名称一覧や使い方のルールなど徹底解説！

英語での月名は日常会話からビジネス文書まで幅広く活用される基本表現です。学校でのテストにもよく出題されますね。

頭文字は必ず大文字で書くといったルールは覚えておきたいポイントであり、正確なスペルや発音を押さえるだけでも英語表記の理解が格段に深まります。

また、月名の由来を知るとラテン語やローマ神話とのつながりが見えてきて、言語学的にも興味が広がります。実際に自分の誕生日や予定を英語で書いてみることで、学習への実用度を肌で感じることができます。

この記事では、英語での月名の一覧から日付の書き方や文化的背景、覚え方のコツなどを総合的にご紹介します。ぜひ最後までお読みいただき、学習のヒントを見つけてみてください。

1 英語での月名の一覧と基本情報
2 英語の月名と日付の書き方
3 英語での月名使用ガイドと表現方法
4 英語での月名学習に役立つコツ
5 まとめ

英語での月名の一覧と基本情報

ここでは1月から12月までの英語表記を中心に、発音や由来、省略形など幅広い基礎知識をまとめます。

英語でそれぞれの月を書き分ける際には、固有名詞として最初の文字を大文字にすることが基本です。

月名にはさまざまな由来があり、ラテン語やローマ神話からきているものが多く含まれます。たとえばMarch（3月）は軍神Marsに由来し、August（8月）は初代ローマ皇帝アウグストゥスにちなんでいるなど、知ると興味深い歴史的背景を持っています。

省略形は主に月名の冒頭3文字にピリオドをつける方法が一般的ですが、SeptemberやSeptember以降は3文字または4文字になる場合もあるため、実際の日常表記を見ながら学ぶことが大切です。

1月から12月までの英語表記

英語の月名はJanuary、February、March、April、May、June、July、August、September、October、November、Decemberの12種類があります。頭文字を必ず大文字にしないと誤用とみなされるため、スペルとあわせて意識するとよいでしょう。

January（1月）
February（2月）
March（3月）
April（4月）
May（5月）
June（6月）
July（7月）
August（8月）
September（9月）
October（10月）
November（11月）
December（12月）

それぞれの月にはよく知られる省略形が存在し、基本的には先頭3文字にピリオドを付けて表します。 JanuaryならJan.、FebruaryならFeb.といった具合ですが、SeptemberはSep.やSept.の両方が使われることがあり、慣れや地域性も見られます。

月名の発音と省略形

英語の月名は日本語表記に引っ張られて音があいまいになりやすいため、正しい発音を繰り返し学習することが大切です。たとえばFebruaryは日本語で「フェブラリー」と近い音で教えられますが、実際には「フェブ-ユェアリー」に近い発音を意識する必要があります。

略記形は口頭で使うというよりも、文書やカレンダーなどでよく目にするスタイルです。Jan.やFeb.のように短縮形になったものであっても、英語圏では正式な形と同様に扱われますので、初見の人にも伝わりやすい形となっています。

文脈に応じて省略形を使うか、フルスペルを使うかは状況次第ですが、正確なスペルと併せて省略形を知っておくと、手紙や予定表など多様な場面で活用しやすくなります。

月名の起源と歴史

月名の由来は歴史的・文化的背景が豊かで、ラテン語や神々の名前から派生したものが多数存在します。月名の成り立ちを知ると、単なる英単語としてではなく、一つの文化の断片としてより深い理解が得られます。

ラテン語や古代ローマ由来

英語の月名には古代ローマ暦が大きく影響しており、ラテン語の名残が色濃く残っています。たとえばOctober（10月）はもともとラテン語で「八番目の月」を意味する“octo”が由来で、現在の12か月制になる前のローマ暦で8番目にあたっていたことを示しています。

月名とローマ神話との関係

Marchが軍神Mars、Juneがユーノー（結婚の女神Juno）にちなむなど、ローマ神話の神々の名がそのまま月名になっているケースも多く見られます。英語を学ぶ際にこうした神話との結びつきを知っておくと、記憶を深めるだけでなく、神話由来の英単語や表現にも自然に触れられます。

月名の覚え方

月名を覚えるときは、スペルと発音を同時に学習することが効果的です。単純暗記だけでは忘れやすいため、視覚・聴覚などさまざまな感覚を組み合わせた方法を取り入れると定着につながります。

歌やダジャレで楽しく覚える

英語圏の子供向けソングなどを利用すると、軽快なリズムに合わせて月名を一気に覚えることができます。語呂合わせやちょっとしたダジャレを使うのも有効で、楽しみながら繰り返し口に出すことで忘れにくくなるのが利点です。

フラッシュカードや語呂合わせを活用する

フラッシュカードを用意して目で見て覚えつつ、裏面には発音記号や簡単なイラストを添えるとより記憶が定着しやすくなります。語呂合わせを考えてみるのも効果的で、自分なりの関連づけを作ることで、特徴的な月名もすぐに思い出せるようになります。

由来を学ぶ方法

月名の背景となっているローマ神話や歴史を調べると、単なる英単語以上の意味が見えてきます。なぜその名前なのか、どのような神や出来事に紐づいているのかを理解すると、興味を持ちながら自然に覚えられるでしょう。

日常生活に取り入れる方法

カレンダーや手帳を英語表記で書き込むと、毎日のスケジュールを通じて自然と月名を意識できます。今日は何月何日なのかを英語で考える習慣をつければ、実践的なトレーニングになりやすいです。

英語の月名と日付の書き方

ここでは英語で日付を書くときのルールやアメリカ式、イギリス式の違いなど、表記にまつわる実践的な内容を整理します。

英語の月や日付を正しく書けると、海外のやりとりや英文履歴書作成などに役立ちます。中でもアメリカ式とイギリス式は表記順序が異なるため、混同してしまうと相手に誤解を与えることがあるため注意が必要です。

月名は常に大文字から始めなければいけないというルールや、省略形の使い方などの基本は両地域で共通ですが、並べ方や日付部分の表現が異なる点は早めに把握しておきましょう。

月名前のルールと略記の基本

英語の月名はそのまま固有名詞として扱われるため、JanuaryやFebruaryなど、常に頭文字だけは大文字にします。これを忘れてしまうと正しい表記として認識されないことがあるので注意が必要です。

省略形はカレンダーや一覧表などで頻繁に使われ、後ろにピリオドを付ける形が一般的です。Jan.やFeb.などに続いて、SeptemberはSep.またはSept.のどちらも見かけますが、定番はSep.といえるでしょう。

ビジネス文書では省略形を避け、フルスペルを使う場合も多いです。どの場面でどちらを使うかは前後の文脈やフォーマル度合いを考慮して選ぶとよいでしょう。テストでの解答にはフルスペルを記入しておいた方が無難です。

月名を大文字で始めるルール

英語では国名や人名などの固有名詞は原則として大文字で始めます。月名も同じカテゴリーの単語として扱われるため、日付を書く際にはJanuary 5やApril 2などと、必ず頭文字を大文字にして記します。

カレンダーで使われる省略形

カレンダー上では狭いスペースで多くの情報を伝えるため、月名の省略形がよく使われます。特にJan.、Feb.、Mar.のように3文字+ピリオドの形が多いですが、必要に応じて4文字にするケースもあるなど、一定のバリエーションがあります。

もっと詳しく学びたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

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日付の書き方と地域差

英語の日時表記には、大きく分けてアメリカ式（MM/DD/YYYY）とイギリス式（DD/MM/YYYY）があります。たとえば、2023年7月4日をアメリカ式で書くとJuly 4, 2023、イギリス式で書くと4 July 2023となり、順番が入れ替わります。

どちらを採用するかはその国や企業の慣習によって変わるため、大事な書類や国際的な場面では先方のスタイルを事前に確認するほうが無難です。

また、数字だけで省略して07/04/2023などと書く場合、アメリカ式の月・日・年かイギリス式の日・月・年か判断がつかないケースもあるため、紛らわしさを避けるためには月をしっかり英文表記するのが望ましいでしょう。

アメリカ英語とイギリス英語の違い

アメリカ英語は月→日→年の順番を取り、イギリス英語は日→月→年で書くのが一般的です。口頭表現でも、アメリカ英語ではJuly fourthやJuly fourth twenty twenty-threeのように言うのに対し、イギリス英語ではthe fourth of July, twenty twenty-threeなどと言い回しが異なることがあります。

年月日の順番のルール

文章で書く場合には、アメリカ式ではJuly 4, 2023のようにコンマを挟むことが多いのに対し、イギリス式では4 July 2023のようにコンマはあまり使いません。手紙やメールなどフォーマル度合いが高い場合は、日付の前に序数（4th）をつけることもあります。

丁寧な日付・簡素な日付・折衷的な書き方の使い分け

正式な書類やビジネス向けの文書では、月名をフルスペルで書き、序数をつけて日付を示す場合もあります。一方、メールやメモなどの簡素な場面では略形や数字のみの表記を使うことも珍しくありません。折衷的に月を短縮形で書きつつ日付は序数を使うなど、TPOに合わせた使い分けができると便利です。

友人や家族などとカジュアルなやり取りをする場合は、「/（スラッシュ）」を使って表記することもあります。

月名と曜日の組み合わせ方

月と曜日を一緒に書く場合、onやinといった前置詞がどのように組み合わさるかもポイントです。例えば「月と曜日」を同時に伝えるには、曜日を先に書いて「Wednesday, June 5」と記し、前置詞を加えるなら「on Wednesday, June 5」のように表現します。

曜日名も頭文字は必ず大文字で、縮めるときにはMon.やTue.などピリオドを使うと省スペースでわかりやすいスタイルになります。

カレンダーに英語と曜日を併記する練習をすると、自然に使い方が身につきやすいでしょう。

英語での月名使用ガイドと表現方法

ここでは日常会話や予定を伝える際など、実際に使える英語表現をより詳しく見ていきます。

英語圏とやり取りする機会が多い方にとって、月名や日付を使った表現は避けて通れない要素です。カジュアルな会話から正式な通知まで、さまざまなシチュエーションで役立ちます。

イベントや季節に絡めたフレーズを知っておくと、自分の言いたい内容をスムーズに伝えられるだけでなく、相手とのコミュニケーションもより活性化します。

日常会話での使い方

普段の会話では、自分の予定や家族の予定を伝える際、月名を使う頻度は意外と多いです。たとえば「I’m going on vacation in August.（8月に休暇を取る予定です）」と自然に言えると、相手にわかりやすく予定を伝えられます。

週末のイベントを月名とともに話すことも多く、「We have a family gathering this February.（今度の2月に家族の集まりがあります）」といった表現が日常的に用いられます。

日常会話では、略形のJan.やFeb.を口頭で使うより、フルスペルのJanuaryやFebruaryを好んで使う傾向もあるため、その場の雰囲気に合わせて表現を選ぶとよいでしょう。

誕生日や予定を伝える表現

誕生日を言う時は「My birthday is in May.」のように表します。日付まで述べるなら「My birthday is on May 10.」とすることで、より具体的に伝わります。「on」は特定の日に対して用いられる前置詞である点も押さえておきましょう。

季節やイベントとの関連フレーズ

年末行事のクリスマスはDecemberにあるため、「Christmas is in December.」や「I love December because of Christmas.」といったフレーズが自然に使えます。季節を話題にする場合は、「It’s rainy season in June in Japan.（日本では6月が梅雨です）」といった形で月名を活用できます。

期間を表す際の月名の使い方

月を数ヶ月のまとまりで話す場合や、前後関係で説明する際など、英語の月名を組み込む表現はいろいろと存在します。特にビジネスシーンでは、プロジェクトの期間や締め切りなどを記述するのに役立つでしょう。

複数月をまたぐ期間を表す場合は、「from June to August（6月から8月まで）」や「between September and November（9月から11月の間）」と書くことが多いですが、前置詞の組み合わせも誤解がないように注意します。

また期間を強調したい場合には、「for three months（3ヶ月間）」のような表現も合わせて使うと、伝えたい内容が明確になります。

～ヶ月以内・の間にの表現

「～ヶ月以内に」は「within X months」と言います。たとえば「We need to finish this project within two months.（このプロジェクトを2ヶ月以内に終わらせる必要があります）」のように使われます。また「during X months」は特定の期間中の出来事を述べる際に有効で、「during the summer months（夏の間に）」などの形で用いられます。

前の月・次の月・翌月までの表現

先月は「last month」、来月は「next month」、再来月は「the month after next」のように表せます。特定の期間までを示すときは「by the following month（翌月までに）」も頻出で、締め切りや予定を伝えるときに便利です。

月と日付を使ったフレーズ例

会話やメールなどで、「○月の初旬」や「○月の下旬」のように伝えたい場面は少なくありません。ビジネスでも「We’ll release the product in late November.（11月下旬に製品をリリースします）」といった表現はよく用いられます。

また、前置詞の組み合わせ方にも注意が必要で、特定の日付にはon、漠然とした期間や月にはinを使うのが基本です。具体的にいつの話をしているのかによって変わってくるので、例文をたくさん見て身につけましょう。

さらに「at the beginning of May」「at the end of April」などと表す場合は、頭文字で示すときは必ず大文字を使う点がルールとして定着しています。

初旬・下旬を表現する方法

初旬は「early in [月名]」、中旬は「mid-[月名]」、下旬は「late in [月名]」というように言い表せます。たとえば「early in March（3月初旬）」「late in December（12月下旬）」といった表現を使うと、スケジュールをより細かく分けて説明できます。