「医学部志望なのに数学が苦手」
「いつも模試で数学が足を引っ張ってしまう」
「数学のセンスがないから、数学の苦手は克服できない」
このような不安を抱えている受験生は多いのではないでしょうか。
数学が苦手なのは「センス」の問題ではなく、勉強方法が原因なことがよくあります。
勉強方法を変えれば模試の成績もあがり、志望校合格をたぐり寄せられるようになります。
そこで、数学が苦手な医学部受験生向けに数学を解けるようになるコツをお伝えします。
目次
数学が伸びない原因
数学が伸びない原因は、大きくわけて下記の3つあります。
- 勉強法
- 教材
- 学習効率
それぞれ説明します。
自分に合わない勉強法をしている
予備校の講師や数学の得意な友人に聞いた勉強法を実践しているのに成績が上がらない。
そんな人は、その勉強法が自分に合っていないかもしれません。
すでに数学を得意にしている人は、その人に合う勉強法や解き方を身につけています。どれほど優れた勉強法であっても、性格や学習状況によっては自分に合わないものもあります。
「数学のどのような力を伸ばしたいのか」を念頭に置いて、自分に合う勉強法を身につけるようにしましょう。
自分に合わない教材を使っている
世の中には数学の問題集がたくさんあります。どの問題集も、狙いとなる学力レベルや学習効果を絞っています。
医学部入試に向けて難問を集めた問題集を使っても、今の自分に合わなければなかなか学習成果を得られません。
- 網羅的な学習をすべきなのか
- 実践的な学習をすべきなのか
- 問題の難易度は自分に合っているのか
などを踏まえて教材を選ぶようにしましょう。
学習効率が良くない
勉強法や教材が合っていても、使い方や復習のタイミングを間違えていると学習効率が低くなってしまいます。
自分に合う勉強の仕方とその教材に合う進め方をマッチさせたうえで、週末や祝日などの時間を使って定期的に復習をするようにしましょう。
数学を解けるようになるコツ
数学が苦手な医学部志望者が数学を解けるようになるにはコツがあります。ここでは、すぐに実践できる方法を4つお伝えします。
とにかく手を動かして解いてみる
問題をみたときに、解き方がすぐに思い浮かばないものもたくさんあります。そういう場合はとにかく手を動かして解いてみましょう。
「この解き方かな?」と仮説を立ててみて解こうとします。途中まで解いてみて、「このやり方は違う」と気づけば別の解き方を試してみれば良いです。
解き方の仮説を立てて、その検証をして、違っていれば別の仮説を立てる。
この試行錯誤の繰り返しで正しい解法にたどり着けるようになります。
計算力をつける
試行錯誤をして解法を探すわけですから、解くスピードがゆっくりだと1問あたりにかかる時間が長くなります。
そうなると普段の勉強で時間がかかってしまい、演習量をあまり増やせません。
解くスピードをあげるには「速く・正確な計算力」を身につけるようにしましょう。毎日10分でいいので解けそうなレベルの計算問題を解くようにします。
このとき、「全問正解」できるように気をつけます。スピードと正確性の両方をつけるには、正確性を先に身につけるようにします。
正確性があがればスピードもあがってくるようになります。
解説がわからなければ解法を覚えこむ
解放がわからない場合は解説をしっかり読んで、解き方を理解するようにしましょう。
ただ、解説を読んでもどうしても解法の意味を理解できない問題も出てきます。
そういう問題は解法を覚えこむようにしましょう。いくら考えてもよくわからない場合、「定着しきれていない解法や範囲」があるのかもしれません。
数学の勉強を進めていくうちに、そうした未定着範囲が減っていきます。そうすれば、今は理解できない問題も数か月後に理解できるようになるときが来ます。
あるいは、とにかく解法を覚えて問題を解いてみるうちに、解法の意味がわかるようになるときもあります。
理解するのが正攻法ですが、「理解」にとらわれすぎないようにしましょう。
標準レベルの問題を確実に解けるようにする
数学の問題を解きづらいと感じていれば、標準レベルの問題の正答率をあげるようにしましょう。
医学部入試だからといって、難問を解けるようにならないといけないわけではありません。
国公立の総合大学の多くは難問が1-2問以下です。難問よりも標準レベルの問題での取りこぼしが合否をわける大きなポイントになることも少なくありません。
また、難問は標準レベルの内容をいくつか組み合わせて作られています。標準レベルの内容で「抜け・もれ」があれば、難問を解く際に決定的に足を引っ張ってしまいます。
まずは、全範囲の標準問題をスラスラ解けるようにすることを心がけましょう。
まとめ
いかがでしょうか。
数学が苦手な医学部受験生向けに、入試数学で点を取れるようになる方法をお伝えしました。
予備校に通っても数学が伸びない場合や、1人で勉強していて解けない問題がたくさん出てくる場合は、勉強内容を見直すと学習効率をあげられます。
過去の受験生からも、弊社の専門の担当者がカリキュラムを作成したことで学力があがったと合格体験談を寄せてくれている人は少なくありません。
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