医学部入試に向けて毎日受験勉強をがんばる子ども。そんな受験生に対して親ができることは何か。
勉強を教えることはできなくても、親だからこそできる、親じゃないとできないサポートがあります。
本日は、受験生を間近で応援する保護者の方々に、「親だからできる医学部受験生へのサポート方法」を5つ紹介します。
目次
医学部受験には精神的サポートが大きい
受験のなかで最難関の医学部受験。誰よりも勉強して、誰よりも高みに行く必要があります。
「これぐらいがんばれば大丈夫だろう」という甘い気持ちでは合格を勝ち取れません。
合格できる気がしない
そんな気持ちになったときに、そばで見守ってくれる存在はとても大きな支えになります。
弊社の医学部合格体験談でも、非常に多くの先輩たちが「そばで見守ってくれた人たち」への感謝を述べています。
医学部受験生に親だからできること
不安な気持ち、弱気になる気持ちと日々戦う医学部受験生には、親の存在がとても大きいです。
苦手な単元を克服できない自分にイラだっているとき
誰もがこのような時期を過ごします。
外では気持ちが張っていても、家に帰れば不安な気持ちや焦る気持ちでいっぱいになります。
そんなときにそばにいるのはやはり「親」です。
親だからできる医学部受験生へのサポート方法を5つお伝えします。
普段どおり接する
不安な気持ちを抱えていると、イライラしたり誰かに当たりたくなるものです。
そんな状態のときは家族も気をつかって、はれ物を触るようになってしまいます。
ですが、「普段どおり」接するようにしましょう。
「おはよう」「お帰り」と声をかけるなど、いつもどおり話しかけるようにしましょう。
ピリピリして返事を返してくれないかもしれませんが、内心ではほっとしている受験生も多いようです。
体調管理をする
医学部受験は長期戦です。常に受験勉強に万全の状態でのぞめるように、受験生の体調管理をしましょう。
長時間勉強すると疲れてきて、ジャンクフードでお腹を満たそうとしがちです。
ですが、ジャンクフードにはビタミンやミネラルが不足しており、疲労回復が望めません。
パン→全粒粉パン
に変えると、疲れが取れやすい身体になります。
身体は「食べるもの」でできていますから、バランスの取れた身体に良いものを食べさせてあげたいですね。
勉強のことは本人に任せる
勉強が順調かどうか気になるでしょうが、何も言わず本人に任せるようにしましょう。
「自分が受験生のときはこうだった」と、自身の経験からアドバイスしたくなりますが、グッとこらえましょう。
昔と今は受験状況がちがいますし、親と子どももちがう人間です。
子どもなりに今の受験や自分の学習状況に応じて「必要」だと思う勉強をしています。
良かれと思ってのアドバイスでも、「ケチをつけられた」と感じる場合もあります。
「求められたときだけアドバイスをする」というスタンスを守れば、いずれ子どものほうからアドバイスを求めてくるようになります。
不安・悩みを傾聴する
「医学部合格できないかもしれない」
「数学がどうしても苦手」
このような不安や悩みを子どもが言ってくるときがあります。
そんなときはただじっと聞いて不安気持ちを受け止めるようにしてあげてください。
「だからもっと早く受験勉強はじめるように言ったのに!」
と言いたくなりますが、こらえましょう。
一緒にがんばる友だちにはネガティブな気持ちを言えないときもあります。
親だから言える不安な気持ちかもしれません。
「不安なんだね」
と寄り添う言葉をかけるようにしてあげてください。
「応援している」という姿勢をくずさない
受験勉強が順調にいっている受験生はほぼいません。何か不安や弱点を抱えながら勉強しています。
合格ラインになかなか近づけない時期もあります。
受験勉強でも、医学部入学後も、親に大きな負担をかけることを子どももわかっています。
「医学部をあきらめるべきかも…」と弱気になるかもしれません。
そんなとき、子どもに対して「応援している」というスタンスをくずさずにいてあげましょう。
「信じてるからね!」「絶対合格!」と過度に期待の声をかけてしまうとプレッシャーになりますが、親の「応援している」というスタンスはとても心強いものです。
まとめ
いかがでしょうか。
本日は、親だからできる医学部受験生へのサポートを5つ紹介しました。
1つ1つ大切なことばかりですが、子どもが勉強しやすい環境つくりのためには、親自身が心に余裕を持つことも大切です。
子どもが前向きな気持ちでいられるよう、保護者の方も前向きに過ごしましょう。
勉強面でのサポートについては、弊社のホームページから医学部受験のプロである私たちにご相談ください。
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