千里の道はここから始まる

名古屋市立大学医学部の受験情報と傾向と対策 | Axisのオンライン家庭教師

目次

医学部受験勉強のこんな悩み、抱えていませんか?

医学部受験は医師になるための第一関門ですが、学力・偏差値ともにハードルが高いため、不安を感じる受験生も多いでしょう。

医学部受験を目指す受験生の多くが、同じような悩みを抱えています。まずはよくある悩みの原因を理解して、解決のために心の中を整理することから始めてください。

この項では、医学部受験に多い悩みを紹介します。

勉強する時間が足りず、医学部受験に間に合うか不安

医学部受験の悩みで多いのが、勉強する時間が足りないという焦りや、受験に間にあわないかもしれないという不安です。

とくに現役高校生の場合は、部活などの学校生活で忙しいため、焦りを感じやすい傾向があります。こういった焦りや不安は受験が近づいてくるほど大きくなるため、早い段階での解決を目指しましょう。

間に合わないからと不安になるあまりに、医学部受験を諦めたり、浪人することを考えたりするのは早計です。まだまだ巻き返すチャンスはあります。

悩んだときは、いままでの勉強方法を見直してみると良いでしょう。しっかり学習し、実力を養うことで、受験への焦りや不安は自然と解消していきます。

頑張って勉強しても、医学部の模試判定が上がらない

医学部の模試判定が思うように上がらない、頑張っているのに良い結果が出ない状況も、受験生を悩ませる要因ですね。

十分な学習時間をとっていても結果が出ないのは、とてもつらいことです。ただしここで焦って勉強量を増やしても、かえって疲労から集中力が低下し、学習効果が上がらないため、冷静になりましょう。

模試判定が上がらないと悩んでいるなら、いったん模試を受けるのを休んでみるのも選択肢のひとつです。模試は自分の実力や全国レベルを知るのに有効でも、ストレスになるようでは本末転倒です。

成績が伸びず、医学部受験から逃げたい気持ちになる

成績が思うように伸びないことで、医学部受験から逃げたいと悩む受験生は多いでしょう。伸び悩んでいる時期は、本当に自分の努力が報われるのか、そもそも努力をする価値があるのかと、ネガティブに捉えてしまいがちです。

医学部受験から逃げたい気持ちでつらいときは、肩の力を抜いて、受験の目的を思い返すことをおすすめします。どうして自分が医師になりたいのか、医学部受験を目指したきっかけを思い出すと、またがんばろうという気がでてきます。

成績が伸びない時期は誰にでもありますが、それが永遠に続くわけではありません。成績が伸び悩んでいるのは、現在の学習方法が自分に合っていない可能性もあります。

伸び悩んでいる理由が分かれば、改善をすることは可能です。医学部受験で実績のある家庭教師や学習塾の講師に相談し、プロのアドバイスを受けることも検討すると良いでしょう。

勉強しても、医学部に受かる気がしない、つらい

勉強しても医学部に受かる気がしないなど、つらい気持ちだけが大きくなるのも、医学部を目指す人に多い悩みです。一般学部の受験よりもハードルが高いからと、いつも気を張って勉強するのでは疲れてしまいます。

合格する実感が持てないときは、受験の先を見据えるのが不安解消に効果的です。希望する医学部で勉強をする、将来のビジョンを思い描いて、モチベーションを上げましょう。

合格後の自分の姿を明確にするためにも、希望校の情報を早めに集める必要があります。念入りなリサーチで、前向きに医学部受験に取り組んでください。

医学部に通う大学生から、リアルな話を聞くのもモチベーションアップに効果的です。現役医学部生を講師に採用している大手家庭教師や学習塾もあるので、探してみると良いでしょう。

医学部受験勉強のコツ、知っていますか?

医学部を目指す学生さんが知っておきたい、受験勉強のコツを紹介していきます。

医学部を受験する場合は、具体的な学習計画を立てる前に、受験まで流れや必要な準備を理解しておくことが成功のポイントです。医学部受験は学ぶべき知識量も要求レベルも高いので、ただやみくもに勉強するだけでは良い結果が得られません。

流れに沿って効率良く学習を進めることで、受験に対する焦りや不安を払拭しましょう。

まずは狙っている大学の情報を調べる

大学によって必要な科目、選考方法、受験をする最低条件などが変わってきます。

頑張って勉強した事が、あまり関係ない所だった・・・。とならないように、まずは目指す大学の受験情報をしっかりと確認しておきましょう。

名古屋市立大学の医学部入試情報は下記の通りです。

名古屋市立大学の医学部情報

【アドミッションポリシー】

《理念と目的》

  • 人間味にあふれ、深い医学知識と技術を備えた医師を養成する。
  • 人類の未来に貢献する医学研究を行い、その成果を社会に還元する。
  • 名古屋都市圏の中核医療機関として、地域住民の健康と福祉を増進する。

《求める学生像》 医学・医療への使命感と倫理観、幅広い知識と向学心をもち、他の医療従事者と協調してリーダーシップを発揮し、患者中心の医療ができる国際的視野をもった学生を求めます。

  • 医学・医療への使命感と倫理観をもった人
  • 幅広い科目の学力と向学心を備えている人
  • 温かで信頼され、協調性をもってリーダーシップを発揮できる人
  • 国際的な視野をもち、医学・医療の発展に気概ある人 

《修得しておくべき知識等の内容・水準》

  • 基礎医学を学習する上での基盤となる理科、数学、語学の基礎学力
  • 文章の読解、考えの口頭および文章での表現、円滑なコミュニケーションのための十分な国語力と英語力
  • 人間理解の基盤となる社会、経済、文化、芸術、思想など多様な領域に対する向学心と素養
  • 自ら学習課題を見出し解決できる意欲と行動力

【募集人員】

前期日程 60
後期日程
地域枠学校推薦型 7
学校推薦-中部圏活躍型 27
学校推薦名古屋市高大接続型 3

【一般入試】

区分 前期日程
出願期間 【インターネット登録】1月18日~2月5日

【出願書類の提出】1月25日~2月5日

試験日 【第一次選考】1月20日ごろ
【第二次選考】2月25日・26日
合格発表日 3月5日
入学手続日 3月14日・15日

≪2021年度 名古屋市立大学前期日程 配点≫

受験科目 共通テスト 前期個別入試
英語 125*1 300
数学 125 300
理科 100 400
国語 125
社会 75
面接 200
合計 530 1200

・選考方法

入学者の選抜は、前期日程で行う。2段階選抜を行う。

 第1段階

 大学入学共通テストの成績で判定し、大学入学共通テストの成績が総配点550点中の概ね75%以上(注)の者 を合格者とする。 (注)大学入学共通テストの得点平均が、これまでの大学入試センター試験の得点平均と同程度の場合である。 第一段階選抜の基準については、令和3年1月20日頃に本学ウェブサイトで公表する。

 第2段階

 個別学力検査及び面接を課し、試験科目毎に設定した最低合格ラインをすべて満たした者の中から、その結 果及び大学入学共通テストの成績・調査書を総合的に判定して、最終合格者を決定する。 なお、個別学力検査の成績の如何にかかわらず、面接試験においてアドミッション・ポリシーに記載されて いる医師・医学研究者としての適性・人間性を満たさなければならない。

・共通テスト科目

【理科】物理と化学

【社会】世界史A、日本史A、地理A、世界史B、日本史B、地理B、現代社会、倫理、政経、倫理政経から1科目

・個別入試科目

【理科】物理と化学

≪2021年度 名古屋市立大学前期日程入試結果≫

年度 20年度 19年度 18年度
募集人数 70 70 70
志願者数 194 186 599
二次合格者 71 72 74
倍率 2.7 2.6 7.1

≪名古屋市立大学前期日程入試 科目別傾向≫

【英語】

大問4問で構成されている。大問1~3は、見開き1ページ半前後の長文読解で、大問4は自由英作文である。長文問題は和訳や日本語での説明などの出題数が多く、量が多いので速読力と同時に正確な読解力および文法力が必要とされる。また、自由英作文は意見論述型が出題される傾向にあり、お題は社会的な話題や身近な話題で、受験生にとって特別な知識を要するものではない。

文章量が多いので速読に目が行きがちだが、最初は文法を意識して下線部和訳の問題などを解いていくのが自由英作文の練習にもなる。

【数学】

大問4問で構成されている。過去3年分の問題をみると、ベクトル、数列、確率、図形と方程式の問題が多く出題されており、どれも複雑または計算が煩雑である。他の大学に比べて微積分の出題が極めて少ないのも特徴である。

数列に関しては2数列間漸化式や特性方程式を用いることができない問題も出題されるため、基本的な問題がきちんと溶けるようになったら積極的に難しい問題にチャレンジしてもいいだろう。

【物理】

大問4問で構成されており、大問1は力学、大問2は電磁気学、大問3は波動が出題されている。大問4は年により、熱力学と原子が出題されているが、他の大学に比べて明らかに原子の出題頻度は高い。力学の問題は難といえ、その他はやや難といえるだろう。

学校で配布される問題集の問題が完璧に解ける自信がついたら、秋ごろからはややレベルの高い問題集で難しい問題のパターンを知っていくとよい。

【化学】

大問4問で構成されており、大問1は理論化学の問題、大問2は理論化学を基盤に無機化学の知識を融合させた問題、大問3は有機化合物の問題で主に芳香族化合物を扱っている。第4問では高分子化合物の問題が出題されている。大問1は、生体内での反応機構を念頭に置いた出題傾向がみられ、反応速度、化学平衡、浸透圧の問題が出やすいとみてよいだろう。また大問4問で合成高分子、糖類、タンパク質の問題が必ず出題されるので、受験生は暗記項目が多く敬遠しがちだが、積極的に学習する必要がある。

問題は全体的に普通レベルといえ、やや実用を念頭に置いたひねりが加えられているが、見掛け倒しで特別な知識を要するというわけではない。したがって、日ごろから学校で配布される問題集を丁寧に解いていけば十分である。

【生物】

≪現役学生講師からの学習ワンポイントアドバイス≫

名市大の医学部は東海地区では名大医学部をあきらめた受験生が流れ込んでくる傾向があり、出題される問題レベル以上に合格難易度と倍率が跳ね上がる年も珍しくないので、出願を考える際には名大医学部・岐阜大学医学部・三重大学医学部・浜松医科大学などの東海・中部地区の国公立医学部の動向も注視する必要がある。科目ごとの難易度としてはどれも総じて高めといえるので、すき間時間を有効活用して計画的に自身のレベルを上げていけるよう、努力してほしい。

【AO・推薦入試】

区分 地域枠学校推薦型 学校推薦-中部圏活躍型 学校推薦-名古屋市高大接続型
出願期間 【インターネット登録】1月4日~1月22日

【出願書類の提出】1月4日~1月22日

試験日 【第一次選考】共通テスト*1
【第二次選考】2月11日
【第一次選考】共通テスト*2
【第二次選考】2月11日
第一次選考】共通テスト*2
【第二次選考】2月11日
合格発表日 2月15日
入学手続日 2月22日

*1) 大学入学共通テストの成績が総配点 1,000 点の概ね 83%(注)以上の者を対象と し、募集人員の約4倍の合格者を決定する。 (注) 大学入学共通テストの得点平均が、これまでの大学入試センター試験の得点平均と同程 度の場合である。第1段階選抜の基準については、令和3年1月 20 日頃に本学ウェブ サイトで公表する。

*2) 大学入学共通テストの成績が総配点 625 点の概ね 85%(注)以上の者を対象と し、中部圏活躍型では募集人員の約2倍の合格者を決定し、名古屋市高大接続型では4 名の合格者を決定する。 (注) 大学入学共通テストの得点平均が、これまでの大学入試センター試験の得点平均と同程 度の場合である。第1段階選抜の基準については、令和3年1月 20 日頃に本学ウェブ サイトで公表する。

≪2021年度 名古屋市立大学 地域枠学校推薦型入試配点≫

受験科目 共通テスト
英語 200*1
数学 250
理科 250
国語 200
社会 100
合計 1000

・選考方法

第1段階選抜合格者に対して、面接試験を実施する。 大学入学共通テストの成績、学校長の推薦書(本学所定)、調査書、志願理由書及び 面接試験の成績による審査の結果を総合して入学者の選抜を行う。

・共通テスト科目

前期日程に同じ

・個別入試科目

【面接】

面接試験の形式は個人面接とします。面接室では複数の面接員と向かい 合って着席します。1人の面接時間は 20 分の予定です。 医学を志す動機・意欲、医師への適性、社会性・協調性、コミュニケーシ ョン能力などを総合的に評価します。

*1)リーディングが80%、リスニングが20%となっている。

≪2021年度 名古屋市立大学 学校推薦入試配点≫

受験科目 共通テスト
英語 125*1
数学 150
理科 150
国語 125
社会 75
合計 625

・選考方法

第1段階選抜合格者に対して、総合面接試験(各教科の知識を問う課題論述及び口述を含む。) を実施する。 大学入学共通テストの成績、学校長の推薦書(本学所定)、調査書、志願理由書及び 面接試験の成績による審査の結果を総合して入学者の選抜を行う。

・共通テスト科目

前期日程に同じ

・個別入試科目

【面接】

①課題論述

提示された課題に対する理解力・思考力・発想力などを総合的に評価 します。

②口述

面接試験の形式は個人面接とします。面接室では複数の面接員と向か い合って着席します。1人の面接時間は 25 分の予定です。 課題論述に対する理解力・思考力・発想力に加え、人間性、探究心、 医学・医療の発展に貢献する意欲などを総合的に評価します。

≪2021年度 名古屋市立大学AO入試結果≫

年度 中部圏活躍型 名古屋市高大接続型 地域枠学校推薦型
募集人数 27 3 7
志願者数 49 5 22
倍率 1.8 1.8 3.1

高1~高2は基礎学力を身に着ける

高校1年から高校2年生の間は基礎学力を身につけ、受験の土台を作る期間です。

医学部受験の勉強に特化する必要はありません。苦手科目を作らないことを目標に、共通テストで求められる5教科7科目、全科目の総合的な学習に取り組みましょう。

とくに受験の必須科目である数学と英語は、コツコツと学習に取り組むことをおすすめします。数学と英語は学習量が多く、定着するまでに時間がかかる科目なので、早い段階から理解を深めてください。

理科に関しては、大多数の医学部が物理・化学・生物の3科目のうち2科目が必須となります。

なかでも化学は覚えることが多いため、要注意です。生物は医学部で学ぶ基本の重要な科目なので、苦手分野をなくしましょう。物理は数学嫌いな受験生に敬遠されがちなものの、基礎を固めておけば高得点化しやすいため、前向きに取り組んでください。

高3の夏は苦手科目を克服する

高校3年生になったら本格的な受験勉強が始まる夏までに、苦手な科目を克服する必要があります。

医学部のようにハイレベルな学部は、得意科目で苦手科目のカバーができません。国公立では共通テストの結果で出願校が大きく変わる可能性もあるため、科目を問わず良い点数をとることを意識してください。

そのためにも全科目・分野の仕上がりを夏までに点検し、自分の苦手な部分をチェックしましょう。問題を意識して学習計画を立てれば苦手の克服がしやすくなるため、共通テストレベルの問題は完全に理解しておくのが理想です。

高3の秋はアウトプットの練習をする

高校3年生の秋から入試までは、これまでに習得した知識やスキルを試験でアウトプットする練習に取り組む期間です。答案用紙に点数が取れるような回答をきちんと書けなければ、どんなに知識量があっても良い点は取れません。

模試や問題集、希望大学の過去問なども活用して、計画的に記述の訓練を重ねましょう。

模試や過去問で本質的な経験を積む

模試や過去問を使ったアウトプットの練習では、量をこなすよりも、本質的な経験を積むことが大切です。試験問題は、解いて終わりではありません。最低でも2回は解き直しをして、再度知識のインプットをしましょう。

アウトプットとインプットを繰り返すことが、実力アップのポイントです。過去問の場合はただ満遍なく取り組むのではなく、自分の学力やスキルの傾向と相性が良い大学の問題を重点的にこなすなど、メリハリをつけましょう。

小論文、面接の対策を徹底する

ペーパーテストだけでなく、小論文や面接対策も徹底する必要があります。小論文や面接は、医師の適性を判断する重要課題で、合否にも影響を与えます。

ただし高校の指導は筆記試験に重点をおきがちで、小論文や面接について教えてもらう機会があまりありません。できれば医学部受験に特化した家庭教師や学習塾などで、実践的な指導を受けることをおすすめします。

しっかりと学習量を確保

医学部受験では、日常的にしっかりとした学習量を確保することが欠かせません。

国公立大学の医学部入試はとくにレベルが高く、共通テストでは正答率9割前後、二次試験でも正答率6~7割程度がボーダーラインだといわれています。共通テストと二次試験の併用型の入試システムは私立大学よりもハードルが高いため、苦手科目を作らない、総合的な学習を進めましょう。

私立大学は国公立よりも入試科目数が少ないものの、60以上の偏差値が必要です。ほかの学部と比べて医学部ははるかに要求レベルが高く、併願する受験生も多いため、国公立よりも倍率が高くなる傾向あります。

よい睡眠をしっかりととる

睡眠不足が蓄積されると集中力が徐々に削られてしまい、効率が著しく低下していくと言われています。

徹夜で勉強をして睡眠時間が4時間や5時間になっていませんか?

しっかりと勉強量を確保し、良い睡眠もとる。これも受験勉強において大事です。

勉強と睡眠を両立させるためにも、一日の行動をしっかりと計画しておきましょう。

合格する学習計画の立て方

それでは、医学部受験で合格を勝ち取るための、学習計画の立て方やポイントを解説していきます。

医学部受験では幅広い知識の習得が必須なので、効率良く学ぶためにも、学習計画を立てることが必要不可欠です。長期視点の年間計画、日々のペースアップにつながる週間計画の両方を活用して、最短の合格を目指しましょう。

現時点での自分の実力を把握

学習計画を立てる前に、現時点での自分の実力を正確に把握する必要があります。模試などを活用して、自分のレベルの現状分析をしましょう。

計画を立てるうえで把握すべきは、各出題分野の学習状況と、自分にとって得意・苦手な出題分野です。現状把握で希望する志望校との実力差をしっかり認識し、入試までに強化すべき学習項目を意識して、学習を進めてください。

入試の流れを確認

学習計画を立てるうえで、入試までの流れを確認しておくことも大切です。学習計画のゴール地点となる志望校の入試日程と科目を理解して、計画に反映させましょう。

自分の現状の実力をふまえ、本試験日程までの学習計画を立てることが、医学部合格につながります。

年間計画を立てる

下準備が整ったら、学習計画の骨格となる、年間計画を立てると良いでしょう。高校生の場合が部活や学校行事、定期テストなども考慮すると、無理のない学習ができます。

年間計画は本試験の日程までの長期にわたるため、模試を中期目標として、科目ごとの目標得点を設定するのが成功のポイントです。いきなり高い目標を掲げると挫折しやすいので、低めの目標から初めて、クリアした段階で徐々に引き上げていきましょう。

1週間の学習習慣を確立

年間の計画が決まったら、学習習慣を確立するためにも、1週間の短期で学習計画を立てることをおすすめします。無理なく取り組める範囲で、学習内容や確保する学習時間を1週間単位で決めましょう。

ただし計画を詰め込み過ぎると挫折しやすいので、休養日や調整日を設けることも大事です。学校の生活や体調不良なので計画どおりにすすまないこともあるため、1週間ぶんの学習内容は6日間で振り分けて、柔軟に対処しましょう。

週間計画を立てる際は、次の4点に留意してください。

①睡眠・休養時間は十分に確保する

②設定した時間は厳守する

③学習時間をこまめに記録する

④計画が予定どおりに進まない場合は、日曜日で調整する

苦手を克服する勉強法

成績が伸び悩んだときに役立つ、苦手を克服する勉強法を紹介していきましょう。

苦手科目は作らないことが一番ではあるものの、相性があるのは仕方がありません。勉強方法を工夫すれば理解度が深まり、問題が解きやすくなることで苦手意識を払拭できるので、ぜひ苦手科目の学習にも前向きに取り組んでください。

苦手分野を克服し、最短の努力で医学部合格にたどり着くためには、勉強量と勉強法のバランスをとることが大切です。成績が上がらないからとむやみに学習時間を増やすのではなく、効率良く学ぶことを意識しましょう。

目指す目標によっては、求められる勉強方法が変わってくる可能性があります。新たな苦手意識を作らないためにも、目標との距離を測りながら、常に勉強法を見直し続けることを心掛けてください。

アウトプットを意識する

苦手分野の克服には、アウトプットを意識することが大切です。勉強方法には、学習範囲の知識を学ぶインプットと、問題を解くなどして学んだ知識を外に出す、アウトプットの2種類の方法があります。

成績が振るわない苦手科目はインプットを重視しがちですが、実はアウトプットを優先するほうが、効率良く理解度を高められるのでおすすめです。

苦手意識のある科目や分野ほど問題集や過去問集を活用して、演習形式で学ぶことに重点をおきましょう。学んだ内容を整理してノートにまとめる、覚えたい単語や公式をひたすらノートに書き出すのも効果的です。

自分が得た知識を正しく理解し、説明することは、記憶の定着につながります。お友達に問題の解き方を教えることも、アウトプットの効果的な活用方法です。

問題を解くごとに、○・△・×の3段階で理解度を評価するのもアウトプット学習に有効です。理解不十分で×をつけた部分を重点的に学べば自分の理解度を管理でき、効率良く苦手分野の学習が進むでしょう。

学習方法を理解度に応じて変える

学習方法を理解度に応じて変えることも、苦手の克服に役立ちます。

問題集を解くことに重点をおいたアウトプット学習で理解度を管理すると、どの学習方法やテキストが自分と相性が良いかを見極めることができるようになります。解きやすい問題集に積極的に取り組むことで、苦手を自信に変えましょう。

知識が本当に身に付く学習方法かを考慮して、自分に適した学習内容にアップデートするのも効果的です。難しいと感じていたことが理解しやすくなり、苦手の克服につながります。

集中できる環境を整える

苦手分野の勉強だからこそ、集中して取り組める環境を作ることも大事です。

まず、学習する机の上をきれいに片付けることから始めましょう。気を散らす携帯電話や小説、漫画本は、目につく場所におかないほうが無難です。

机に向かって正しい姿勢で勉強に取り組むのも、苦手科目の克服に有効です。正しい姿勢をとると疲れにくくなり、集中して学べるので、理解度が自然に高まります。

苦手単元を把握してくれている身近な先生を頼る 

苦手単元を把握してくれる、身近な先生を頼るのも選択肢のひとつです。

自分の学校の成績や模試の結果を踏まえて理解してくれる先生なら、的確なアドバイスが可能です。間違った問題もフィードバックがもらえれば理解度が高まり、苦手の克服がスムーズに進みます。

医学部受験に特化した家庭教師や学習塾の受講も、検討してください。受験生特有の悩みを熟知していて、的確なアドバイスでスピーディーに苦手の克服ができるでしょう。

どうしても上手くいかないと悩む人へ

いろいろなやり方を試してみても、どうしても上手くいかないと悩む人は、もう一度勉強方法を見直すことをおすすめします。

受験の準備が進まないのは、いまの勉強方法が自分にあっていないからかもしれません。

実際に、自分に何が足りないのか、どんな勉強方法があっているかを知らずに、成績が伸び悩む受験生は多いです。

次のような悩みを抱えていませんか?

・寝る間も惜しんで勉強しているのに・・・

・好きなことを我慢しているのに・・・

・もうできることは全部やったのに・・・

頑張っても成績があがらないのはつらいことですが、医学部を諦めるのは早計です。

悩んだときには無理をせず、医学部受験のプロの力も借りることも検討しましょう。

合格を目指したいならAxisのオンライン家庭教師

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Axisのオンライン家庭教師をおすすめする理由

医学部合格を目指す受験生に向けて、Axisのオンライン家庭教師のメリットを4つ紹介していきましょう。

一人ひとりに合わせて全国から講師を紹介

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一人ひとりに合わせた成績アップをサポート

実力や理解度に合わせて、生徒一人ひとりの可能性を最大限まで引き出すサポートを行うことも、Axisのオンライン家庭教師の特徴のひとつです。

Axisのオンライン家庭教師では、授業の理解度や学習スピードに合わせて次回の授業プランを立てる方式をとっているため、無理のない医学部受験の学習を実現しています。

また、Axisのオンライン家庭教師ではプロの講師とは別に、教育アドバイザーもサポートに入ります。教育アドバイザーは生徒の目標や理解、生活スタイルに合わせたカリキュラムを作成。一人ひとりに合った成績の伸ばし方をアドバイスしているので、特性に合った勉強方法を見つけることができるでしょう。

さらに、教育アドバイザーは受験の悩みや目標達成の相談にも対応しています。生徒が抱える医学部受験の焦りや不安など、何でも相談してください。

オンラインの指導システム

Axisではオンラインの指導システムを採用しているため、生徒の生活スタイルに合わせて、いつでも、どこでも学習が可能です。

授業はタブレットやスマートフォンにも対応しているため、難しいインストール作業などはありません。一般的なアプリを入れる感覚で設定が完了し、すぐに受講することができます。講師の書いた板書をそのまま保存でき、いつでも見返すことができるので、自主学習でも重宝するでしょう。

オンラインといっても、Axisのオンライン家庭教師はマンツーマン方式の家庭教師スタイルをとっています。医学部受験の小論文、面接対策なども講師が対面で指導するため、疑問点などはその場ですぐに解消できます。講師から医学部のリアルな話を聞くこともできるでしょう。

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選べる受講スタイル

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まとめ

医学部受験は要求されるレベルが非常に高く、幅広い科目を総合的に学ばなければ合格はできません。そのためにも、苦手科目を作らない計画的な学習と、十分な学習量の確保が求められます。

とはいえ、学習量の確保は簡単ではないため、伸び悩んでしまう受験生も多いでしょう。

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医学部はハイレベルかつ、狭き門です。
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