受験勉強へのモチベーション継続のカギは?【中学受験インタビュー①】

全国的に中学受験する方が増えてきています。

中高一貫した学習カリキュラム、学校設備の良さ、大きく変わる大学受験への対応の期待など、人気の理由は様々です。

なぜ中学受験をしようと思ったのか、どんな勉強をしてきたのか、合格してから必要なことは何なのか、中学受験合格を勝ち取った先人にインタビューしました。

これから中学受験を考えていらっしゃる方や、中学受験真っ最中の方の参考になれば幸いです。

今回は現在大学生、オンラインで講師をされているSさんの、中学受験時の生の声を是非お聞きください。

中学受験対策

 中学受験のきっかけ、志望校の決め手

たまたま学校の前を車で通り、なんの建物か気になって親に聞き、一度行ってみたいとオープンキャンパスに参加したことが中学受験のきっかけでした。
先輩たちの堂々とした様子、自由な校風と綺麗な校舎に、絶対にここに行きたいと思い、志望校を決めました。

受検対策(受験対策スタート~6年生~受験直前)

4年生の秋ごろから勉強を開始しました。4年生は塾に通わず、参考書を用いて1日3時間程度勉強していました。
5年生からは塾に通い始めました。習い事を6年生の秋ごろまで続けていたので、朝5時半に起きて学校に行くまでの間、学校に帰ってきてから習い事に行くまで、習い事から帰ってきて夜寝るまでを上手くやりくりして1日5時間程度勉強していました。
5年生、6年生の間は塾の宿題を何度も繰り返し復習し、6年生の夏頃から過去問を算数と国語は10年分以上、理科と社会は7年分ぐらいを繰り返し勉強しました。

入試当日

国語で最近出ていなかった詩が出て驚いたこと、算数がとても難しくて、算数が終わった後の昼食は無心で食べたのを覚えています。6年生の間ずっと合格圏内の偏差値を取り続けていたので、慌てなければ受かると思って理科と社会を解きました。

合格した後にするべきこと

入学まで

私の場合は、5年生・6年生はあまり遊んでいなかったので、友達と遊びに行ったり、制服はなく私服だったので新しい洋服を買いに行ったり、まとまった休みが取れるので旅行に行ったり、受験の時読むのを我慢していた本を読んだり、あまり勉強はせずやりたいことをたくさんしていました。
興味ある勉強や、英検などの資格を取るための勉強をするのもとてもいいと思いますし、心配な方は中学範囲の勉強を予習として先に始めたりしてもいいと思います。

授業開始後

部活はテニス部を選びました。練習時間がかなり多かったので、部活がある日はなかなか勉強はできませんでした。
そのため、授業は真面目に聞き、部活がなくなる定期テスト1週間前からテスト勉強していました。私は問題を何度も解く方が身につくので、同じ問題を何度も繰り返し勉強していました。
また部活だけではなくボランティア活動に参加してみたり、文化祭・体育祭などに勤しんだり、他の学校ではなかなかできないことができたように思います。大変貴重な経験になりました。

まとめ

どうしても勉強したくない時は、志望校で購入したハンカチをテーブルに置いて、志望校にどうしても行きたいという思いを再確認しながら勉強していました。今思うと、志望校を通り過ぎた時に気に留めていなかったら、中学受験をしていなかったら、きっと全く違う生活を送っていて、全く違う自分になっていたと思います。
志望校に合格できたことで、大切な経験、大切な友達ができました。志望校に合格するために勉強を頑張ってよかったと本当に思います。

まなレポ編集部所感

いかがでしょうか。中学受験を経験した方の体験をお伝えしました。

インタビューすると、かなり計画的に、自分を律しながら勉強を進めていた方だという印象を受けました。

自分一人で勉強を進めるのは難しい!こんな講師に受験のサポートをしてほしい!という方は、弊社ホームページにて。
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