受験勉強しながら習い事を継続する理由は?【中学受験インタビュー②】

全国的に中学受験する方が増えてきています。

中高一貫した学習カリキュラム、学校設備の良さ、大きく変わる大学受験への対応の期待など、人気の理由は様々です。

なぜ中学受験をしようと思ったのか、どんな勉強をしてきたのか、合格してから必要なことは何なのか、中学受験合格を勝ち取った先人にインタビューしました。

これから中学受験を考えていらっしゃる方や、中学受験真っ最中の方の参考になれば幸いです。

今回は現在大学院生、オンラインで講師をされているMさんの、中学受験時の生の声を是非お聞きください。

中学受験対策

 中学受験のきっかけ、志望校の決め手

私は幼い頃から疑問に思ったことを自分で調べ、人前で発表をすることが好きでした。

また、自分のスキルを試すため漢字検定や数学検定などに積極的に挑戦しました。

そんな中、小学5年生の頃に親から中学受験を提案され、受験を決意しました。当時通っていた小学校でいじめを経験していたこともあり、ぜひ他の学校で自分のスキルをさらに向上させたいと思ったのも受験のきっかけです。

受験対策(受験対策スタート~6年生~受験直前)

小学5年生の終わりから塾に通い始めました。得意だった算数や理科については問題集にある全ての問題を理解できるまで粘り強く取り組んでいました。苦手だった国語は塾の先生に大変お世話になりました。文章の読み方、問題の解き方の基礎的な部分を個別に指導してもらいました。

水泳とそろばんなどの習い事の時間も大切にしていました。今振り返ってみるとこれらの習い事から得た忍耐力や集中力は中学受験での大きな自信に繋がったと感じます。塾に通い始めるとどうしても忙しくなりますが、習い事はストレス発散にもなりますので継続することをおすすめします。

入試当日

試験会場には700人以上の受験者が集まっており、非常に緊張しました。とにかく平常心を保って、目の前にある問題を解くことに集中していました。

また筆記試験の後に行われた面接でも、私自身の強みや私がこれまでの小学校生活で頑張ってきたことを必死にアピールしました。

合格した後にするべきこと

入学まで

中学校入学時に提出する作文の課題があったため、それに取り組んでいました。作文の内容は環境や社会学など複数あるテーマから一つ選んで論述するというものでした。

また、塾で開講されていた中学英数スタートダッシュ講座に参加し、数学と英語の内容を先取りしました。

時期が合わなかったので受験することはありませんでしたが、数学検定や英語検定の勉強にも取り組んでいました。

プライベートの面でも充実した時間を過ごしました。近所の方と旅行に行ったり、習い事の先生に挨拶をしに行ったりと忙しい日々でした。

授業開始後

しっかりと中学校の授業内容を先取りできていたため、学校での授業にはスムーズに追いつくことができました。

入学前から目標にしていた検定も学校で受験案内が配布されており、積極的に受験しました。やはり自分のスキルを高めるために検定合格などの目標を立ててコツコツと勉強することが大切だと感じました。

新しい学校環境では最初は慣れないこともありましたが、友達をたくさん作ったり、部活動で先輩と交流することで、徐々に緊張も和らいでいきました。

まとめ

私が中学受験を経験して一番重要だと感じたことは「積極性」「合格したいという強い意志」です。

塾に通い始めたころは苦手だった国語の授業を受けるのが苦痛でした。しかし、自ら先生に特訓を志願し、少しでも苦手意識を克服できたことは自分にとって大きな自信に繋がりました。

中学受験を乗り越えると自分の能力を最大限に伸ばすことのできる素晴らしい環境が待っています。中学校で出会った先生や友達は大切な財産になると私は思います。中学受験は苦しいと感じる時もあると思いますが、何事も諦めず前向きに取り組んでください。

まなレポ編集部所感

いかがでしょうか。中学受験を経験した方の体験をお伝えしました。

Mさんは県立の中高一貫校に進学され、適性検査の対策もしっかり行ったそうです。

お話の節々から、かなりの努力をされてきたことと、向上心の強さを感じました。

 

自分一人で勉強を進めるのは難しい!こんな講師に受験のサポートをしてほしい!という方は、弊社ホームページにて。

適性検査対策のご案内もございますので、参考になれば幸いです。

 

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