【中学生向け:数学編】定期テスト直前にはこれをやろう

中学校の中間テスト・期末テスト対策は、多くの中学生やその保護者の方にとって心配の種ではないでしょうか。今回は、「数学の中間テスト・期末テスト直前にやってほしい対策」についてまとめました。数学で困っている人も、もっと高得点を狙いたい人もぜひ参考にしてください。

定期テスト直前にはこれをやろう

中間テスト・期末テスト直前になると、学校のワークも終わって、次にどのような対策をすればいいか困っている人も多いと思います。「とりあえずワークの問題を解きなおす」というやり方でもいいのですが、それを実行しても今ひとつ点数が上がらない人は対策の仕方を変えてみましょう。

今回は、学校のワークが終わった後の対策について、ワークの解け具合ごとに対策の仕方をまとめました。

MEMO
ワークとは
教科書準拠の問題集

ワークの問題に正解できるけど、しっくり来ない場合

ワークの問題で正解していてもしっくり来ない場合(自信がない、解き方があやふや)、以下の優先順位でテスト対策をしましょう。

  1. ワークで、用語問題を全問正解できるようにする
  2. ワークで、「一度正解した問題」を解きなおす
  3. ワークで、「一度間違えた問題」を解きなおす
  4. ワークで、問題をランダムに選んで解いてみる
  5. (ワークより難易度の高い問題集を解く)

①→②→③→④→⑤の順番に対策をしてみてください。テスト直前ですから、時間的には③までが精一杯かもしれません。③までで、テストで50-60点は取れます。特に①の用語問題は対策せずにテストに臨む人が多く、点数を下げる一因になっています。忘れず実施しましょう。
また、③はみなさん行うでしょうが、ほとんどの人は②をあまり行わないのではないでしょうか。②の目的は、「正解の可能性の高い問題で点数を稼ぐこと」です。正解がしっくりこない程度にもよりますが、これを行うと10~30点ぐらい変わります。

④は、テスト勉強の結果新たに解けるようになった問題を、テストで確実に正解できるようにするためです。このパートはさっと済ませるぐらいでもいいです。これだけでも10点以上変わります。

ワークの問題に正解できて、なおかつ、しっくり来る場合

ワークの問題が正解出来て、解法がしっくり来る(自信がある、解き方もばっちり思い出せる)なら、以下の対策を①→②→③→④→⑤→⑥の順番に行いましょう。高得点を狙えるパターンです。

  1. ワークで、用語問題を全問正解できるようにする
  2. ワークで、問題をランダムに選んで解いてみる
  3. ワークより難易度の高い問題集を解く
  4. ワークより難易度の高い問題集で、「一度正解した問題」を解きなおす
  5. ワークより難易度の高い問題集で、「一度間違えた問題」を解きなおす
  6. (ワークより難易度の高い問題集で、問題をランダムに選んで解いてみる)

お気づきの方もいるかもしれませんが、①②③は「1-1. ワークの問題に正解できるけど、しっくり来ない場合」の①④⑤と同じ内容です。ワークのレベルの問題を9割方解けるようになれば、テストで70点は取れます。この状態までくれば、ワークをもう1周するよりも、難易度の高い別の問題集を使うほうが点数アップを見込めます。

時間的には③までできれば十分です。ワークの問題を確実に正解できるようになっていれば、難易度を上げた問題にもかなり取り組みやすいはずです。

基本・標準レベルの問題は、多少時間をかけても「解法の理解度」を高くしましょう。それができれば、応用レベルの問題は数をこなせばこなすほど、得点源になってくれます。もし応用問題を解くのに時間がかかりそうなら、すぐに解説を読みましょう。解説を読めばすぐに理解できます。1つ分かれば、それ以降の応用問題はかなり解きやすくなります。

なお、100点を狙っている人以外は⑥を実行しなくても大丈夫です。それをする時間を数学以外の教科に回すほうが合計点数を上げられます。

まとめ

いかがでしょうか。テスト直前期の対策のポイントは、「すでに正解できる問題を、テストでも確実に正解できるようにすること」です。
そのためには、正解した問題を繰り返し正解するようにしましょう。もし誰かに問題を出してもらえる環境にあれば、正解した問題を少し変えた問題を出してもらうと、定着度がさらに上がります。

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