近年、MARCHなど有名私大の系列校(提携校)化のニュースが話題となっています。ただ、系列校に入学しても関係する大学に必ず進学できるわけではありません。今回は大学の附属校・系列校のメリット・デメリットをおさらいしたうえで、主な受験対策について解説します。大学の附属校・系列校の受験を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
MARCHについて気になった方は下記の記事もぜひご覧ください。
MARCH(マーチ)とは!各大学の偏差値や特徴、就職先、著名な卒業生について紹介!
目次
大学の附属校と系列校(系属校)の違い
大学の附属校と系列校(系属校)は同じように思えるかもしれませんが、明確な違いがあります。まずは違いがわかるように大学の附属校と系列校について解説します。
附属校
附属校とは、大学と経営母体が同じ高校をさします。たとえば、早稲田高等学院は早稲田大学と同じ経営母体なので、早稲田の附属校です。附属校は無試験で大学に内部進学できる傾向にあると知られています。ただし、内部進学をするには一定の基準を満たさなければならないのが一般的です。
系列校(系属校)
系列校は、大学と経営母体が異なる高校をさします。たとえば、早稲田実業は早稲田大学と異なる経営母体であり、早稲田の系列校です。系列校は大学への無試験進学が認められない傾向にあると知られています。系列だからといって全校生徒がそのまま有名大学に進学できるとは限らない点に注意が必要です。
附属校・系列校で大学に内部進学するための条件
大学と関連する高校でも、必ず内部進学ができるとは限らないことに驚いた方もいるでしょう。基本的には内部進学には条件があります。附属校・系列校から大学に内部進学するための条件について解説します。
定期テストの成績(評定平均)
定期テストの成績(評定平均)が内部進学の条件とされやすい傾向です。一般的に高校1年の1学期から高校3年の2学期(あるいは1学期)までの定期テストの点数が評価されます。内部推薦入試を実施している学校でも学業成績が評価されることもあります。
外部検定(英検など)
内部推薦基準には、外部英語資格検定試験で一定以上の得点が求められることもあります。「英検2級」「英検準1級」などの取得が進学の必須条件とされるケースも少なくありません。成績がよくても取得できなければ推薦資格を失うこともあるようです。
全校一斉の「実力テスト・学力到達度テスト」
学校独自の定期テストだけでなく、系列校全体で同日に受ける全国規模のテストの結果が重視されるケースもあります。たとえば日本大学では、基礎学力到達度テストの総合成績が希望する各学部・学科へ出願するときの条件とされています。
大学の附属校・系列校を選ぶメリット・デメリット

大学の附属校・系列校の受験を判断するにあたって、メリット・デメリットを把握しておきたい方もいるでしょう。ここでは、大学の附属校・系列校を選ぶメリット・デメリットを解説します。
メリット
大学の附属校・系列校の主なメリットは下記の通りです。
受験のプレッシャーが減る
大学の附属校・系列校は、一般的な学校と違って受験のプレッシャーが減りやすい傾向にあります。幼稚園→小学校→中学校→高校→大学のように、エスカレーター式で進学できる学校もあります。たとえば、学習院では幼稚園から大学まで伝統的な教育を一貫して受けることが可能です。受験によって体調やメンタルを崩すリスクがないのが安心です。
学校推薦型選抜を使える
大学の附属校・系列校で大学受験をするときも、指定校推薦といった学校推薦型選抜の枠を利用できる場合があります。一般選抜や共通テストなどとは別のルートで受験することで、学力ベースの過酷な競争を回避できる可能性が高いです。ただし、推薦を得るために校内選考に参加しなければならないケースもあり、まったく競争がないというわけではありません。
学校推薦型選抜入試について詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
学校推薦型選抜入試とは?種類や対策、受かる人、落ちる確率などを解説!
好きなことに打ち込みやすい
エスカレーター式で進学できる学校であれば、受験勉強に縛られず部活や留学、独自の探究学習に思う存分打ち込めます。好きなことに打ち込んだ経験は、将来の進路につながる可能性もあるでしょう。
特に探究学習は、社会課題の解決をベースに自己の生き方を考えていくための資質・能力を育成することを目標にした学習であり、これからの時代においてより一層重要な役割を果たします。
探究学習について詳しく知りたい方は下記の記事を参考にしてみてください。
探究学習(活動)とは?身につくスキルや流れ、テーマの決め方などを解説!
高度な学びの機会を得やすい
大学連携プログラムによって、高校生では経験できない高度な学びの機会を得ることも可能です。たとえば、高校生のうちから大学で開講されている英語セミナーに参加して、大学生と一緒に授業を受けながら英語力のレベルアップを目指せます。
そのほか、推薦合格者が大学講師から各学部の入門授業を受けられる環境を整えている学校も見受けられます。
デメリット
大学の附属校・系列校の主なデメリットは下記の通りです。
内部進学枠の争いがある
一般受験の競争を回避できる一方で、内部進学枠の熾烈な競争にさらされる恐れがあります。
定期テスト・実力テストの成績上位者から希望学部に進学できる権利を得るため、入学後も気を抜けない方もいるでしょう。有名難関大学の附属・系列の場合は優秀な生徒も集まりやすく、競争に敗れるリスクも高くなることも想定されます。
中だるみしやすい
内部進学という選択肢があると、周囲の環境に流されて中だるみに陥り、勉強の習慣を失ってしまうリスクが高まります。
学業成績が振るわず内部進学に失敗してしまえば、中途半端な学力で一般選抜入試に挑むことになりかねません。想定外の進路変更を余儀なくされ、望まない大学・学部を受験するはめになる恐れもあります。
中だるみの時期や原因、サイン、対策などを知っておきたい方は下記の記事を参考にしてみてください。
中高一貫校の中だるみとは?時期や原因、サイン、対策などを解説!
大学の附属校・系列校の受験対策
大学の附属校・系列校の受験対策として塾を利用する選択肢がありますが、一般的な集団塾や個別指導では不十分な恐れがあります。
附属校・系列校の主流の進学方法である学校推薦や内部進学において、志望理由書や小論文が試験に課されることもあり、学校側が求める人物像であることを明確に伝えられる文章力が不可欠です。
その点、集団塾では学力を磨くための一般受験対策が行われており、文章力を磨く対策を受けられない場合があります。論述対策に強い塾でなければ、集団塾の個別指導に関しても同様だといえるでしょう。
学校のテストに特化した対策で評定を上げつつ、志望理由書や小論文の対策を行ってくれる塾を選ぶことが大切です。
大学の附属校・系列校の受験・内部進学対策には「Axisのオンライン家庭教師」がおすすめ
大学の附属校・系列校の受験・内部進学対策にはAxisのオンライン家庭教師がおすすめです。Axisのオンライン家庭教師の強みを解説します。
強み①:全国の学校のノウハウ×各校の過去問・傾向を徹底分析
Axisのオンライン家庭教師は全国に張り巡らされたネットワークによって、全国に点在する各学校の情報、テスト対策、過去問の傾向を蓄積しています。「〇〇大学系列校の国語の記述対策」「面接・小論文対策」などピンポイントで附属校・系列校に特化した指導が可能です。個人で入手できないノウハウに基づく指導を受けることで、内部進学の可能性を飛躍的に高めることができます。
強み②:附属校・系列校の対策に特化した講師を全国から指名できる
地方在住だと都市部の附属校・系列校出身の講師から授業を受けるのが難しいです。Axisのオンライン家庭教師であれば、映像通話で授業を受けられるオンラインシステムを構築しているので、附属校・系列校の対策に特化した講師(現役難関大生やプロ)を全国から指名できます。内部進学の悩みを自宅で気軽に相談できる環境を簡単に整えられるでしょう。
強み③:入学後の内部進学対策にも完全対応
Axisのオンライン家庭教師では、入学後の内部進学に向けた定期テスト・実力テスト対策にも完全対応しています。学校の教科書や独自のカリキュラムに沿った指導ができるので、入学後に希望学部に進学するための評定平均(内申点)アップまで一貫してサポートすることが可能です。講師にモチベーション管理をしてもらうことで中だるみも防ぎ、各種テストの得点を安定させやすくなります。
まとめ
大学の附属校・系列校に入れば安泰というわけではないことがおわかりいただけたでしょう。附属校・系列校で内部進学に失敗しないためには学業成績を安定させるのが基本です。
とはいえ、優秀な生徒が集まるハイレベルな附属校・系列校はたくさんあり、少しの油断で成績が下がってしまうこともあります。
大学の附属校・系列校で学業成績を安定させたい方、内部進学の対策を詳しく知りたい方はAxisのオンライン家庭教師のホームページをぜひご覧ください。
進路の決め方や、附属校が多いといわれる教育大学について詳しく知りたい方は下記の記事もぜひご覧ください。
高校生の進路の決め方を解説! 決める上で大切なこと、決める時期は?【進路アドバイス付き】






