玉川学園中学部の偏差値は?学校情報や入試情報など徹底解説!

東京都町田市にある玉川学園中学部は、幼稚園から大学・大学院までを擁する総合学園「玉川学園」の中学部です。広大なキャンパスと独自の教育理念のもと、国際教育や探究学習に力を入れていることで知られています。

また、国際バカロレア(IB)教育にも取り組んでおり、国内大学だけでなく海外大学への進学実績も持つ学校として注目されています。

本記事では、玉川学園中学部の基本情報から偏差値、入試情報、進学実績まで詳しく解説します。

玉川学園中学部の基本情報

玉川学園は、「全人教育」を理念に掲げ、真・善・美・聖・健・富の6つの価値をバランスよく育むことを目指しています。個性尊重や自学自律、国際教育などからなる「12の教育信条」に基づき、自ら学び行動できる人材を育成。また、「困難なことこそ率先して引き受ける」という玉川モットーのもと、社会に貢献する次世代リーダーの育成に力を入れています。

学校概要と特徴

玉川学園の教育は、理想を実現するため「12の教育信条」―全人教育、個性尊重、自学自律、能率高き教育、学的根拠に立てる教育、自然の尊重、師弟間の温情、労作教育、反対の合一、第二里行者と人生の開拓者、24時間の教育、国際教育―を掲げた教育活動を行っています。

また、自ら困難に立ち向かい、それを担う気概のある人材こそ、次世代のリーダーにふさわしい人間像であると捉え、「人生の最も苦しいいやな辛い損な場面を真っ先きに微笑を以って担当せよ」という玉川モットーを、共通の指針としています。

玉川学園中学部は、「触れて・感じて・表現する」体験を重視し、学力だけでなく豊かな人間性や社会性を育成しています。礼拝や国際交流、美化活動、討論活動などを通して教養と品格を身につけ、生徒一人ひとりが夢や人生の目標を実現できる力を養います。

教科学習においては、7・8年生(中学1・2年生)では、数学・英語で習熟度別授業を実施し、一人ひとりの学力に応じた指導を行っています。また、教科の特性に応じて協働学習や課題解決型学習を取り入れ、生徒同士が学び合いながら主体的に学ぶ力を育成しています。

探究型学習による自由研究や、STEAM教育、海外研修・留学、国際バカロレア(IB)プログラムなども行っており、自分で主体的に行動できる人格と、世界に羽ばたける人材になるための教育がなされています。

中学3年生では卒業論文の作成に取り組み、自らテーマを設定して調査・研究・発表を行います。こうした学びを通じて、大学進学後や社会に出てからも必要となる思考力や表現力を養っています。

中学部・高校部だけではなく、幼小中高一貫校として、幼稚部(年少~年長)、小学1~5年生、6~8年生(中学2年生)、9~12年生(中学3年~高校3年生)という枠組みで教育活動を行い、それぞれの学齢の特長を充分に踏まえたカリキュラムを設定しています。

広大なキャンパスではありますが、幼稚部園舎をはじめとした、各学部の校舎を近い位置に配置しており、子どもたち同士の交流が活発になっています。

学校沿革と所在地

玉川学園は1929年に幼稚園、小学部、塾生(寄宿生)らと共に最初の111人の生徒を迎えて創立されました。戦後の学制改革により、玉川学園中学校が設置され、現在の玉川学園中学部となっています。

所在地は東京都町田市玉川学園で、最寄り駅は小田急線「玉川学園前」駅北口より正門まで約徒歩3分、バスなら「奈良北団地」停留所下車、徒歩約10分の距離です。広大なキャンパスを有しており、自然豊かな環境で学ぶことができます。

入試情報

2027年度の入試情報は以下の通りです。

一般入試 IBクラス・一般入試
第1回 第2回 第3回 第4回 第1回 第2回
2科/4科 選択 2科/1科・英語資格 選択 2科/4科 選択 2科/1科・英語資格 選択
募集人員 65名程度 45名程度 15名程度
試験内容 4科 国語(50分/100点)
算数(50分/100点)
理科(30分/50点)
社会(30分/50点)
国語(50分/100点)
算数(50分/100点)
理科(30分/50点)
社会(30分/50点)
2科 ■国算入試
国語(50分/100点)
算数(50分/100点)
■英語型入試
英語・国語または英語・算数
(各50分/各100点)
■算理入試
算数(50分/100点)
理科(30分/50点)■面接試験
受験生面接(一般クラス複数回受験者は初回のみ面接試験を実施)
■国算入試
国語(50分/100点)
算数(50分/100点)■面接試験
受験生面接(一般クラス複数回受験者は初回のみ面接試験を実施)
■国算入試
国語(50分/100点)
算数(50分/100点)
■算理入試
算数(50分/100点)
理科(30分/50点)■面接試験
受験生面接(一般クラス複数回受験者は初回のみ面接試験を実施)
■国算入試
国語(50分/100点)
算数(50分/100点)■面接試験
受験生面接(一般クラス複数回受験者は初回のみ面接試験を実施)
■筆記試験
日本語(日本語による出題)
英語(英語による出題)
算数(英語による出題)
<各50分/各100点>
※全教科IBクラス独自の問題(一般クラスとの共通問題ではない)■面接試験
受験生面接および保護者同伴による面接
※国際バカロレア(IB)クラス複数回受験者は初回のみ
1科 ■英語資格利用型入試
英語資格利用型入試の英語資格点(英検2級以上:100点、準2級プラス:90点、準2級:85点、3級:70点)
国語または算数(50分/100点)
■英語資格利用型入試
英語資格利用型入試の英語資格点(英検2級以上:100点、準2級プラス:90点、準2級:85点、3級:70点)
国語または算数(50分/100点)
出願資格 《英語資格利用型入試》
英語検定3級以上を取得している者(他の検定取得者は要相談)
《英語資格利用型入試》
英語検定3級以上を取得している者(他の検定取得者は要相談)

※年度により日程や内容が変更されるため、必ず最新の募集要項をご確認ください。

偏差値情報

玉川学園中学部の偏差値は、入試方式によっても異なりますが、おおよそ37~45程度が目安です。模試によって偏差値基準が異なるため、受験を検討する際は利用している模試の基準で確認することが重要です。

東京都内での偏差値比較

東京都内の共学校の中では、中堅レベルに位置します。

比較対象としては、日本大学第三中学校、武蔵野東中学校などが挙げられます。

偏差値だけを見ると中堅校ですが、国際教育やIB教育の充実度、広大なキャンパス環境など、他校にはない魅力を持っています。

進学実績

玉川学園中学部・高等部は、玉川大学への内部進学制度を持ちながらも、多くの生徒が外部大学へ進学しています。

国公立大学では、東京科学大学、東京外国語大学、東京都立大学、北海道大学など、首都圏を中心とした難関大学への合格実績があります。

私立大学では、慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、国際基督教大学、青山学院大学、立教大学、明治大学、中央大学、法政大学、学習院大学など、こちらも首都圏を中心とした難関大学への合格実績が見られます。

特筆すべきは海外の大学への進学者も多く見られることで、シドニー大学、ウォータールー大学、トロント大学、オタワ大学、アデレード大学、フリンダース大学、ヨーク大学、カールトン大学、グエルフ大学、コンコーディア大学など、日本の最難関大学に匹敵するほどの大学への合格者を輩出しています。

早稲田大学、上智大学、東京理科大学、青山学院大学、立教大学などの首都圏有名難関私大の他、関西学院大学、立命館大学など、関西有名難関私大の指定校推薦枠が見られることも、玉川学園中学部・高等部の特徴の一つです。

まとめ

玉川学園中学部は、「全人教育」を理念とする伝統ある共学校です。

国際バカロレア(IB)教育や探究学習、海外研修など特色ある教育環境が充実しており、偏差値だけでは測れない魅力を持っています。

大学附属校としての安心感と外部大学進学への対応力を併せ持つ学校であり、国際的な視野を持った学びを希望する生徒にとって魅力的な選択肢の一つといえるでしょう。

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