高校生必読!現役講師が教えるオンライン家庭教師の夏期講習活用法

夏は受験の天王山と言われています。夏の学習成果の良し悪しで大学受験の結果が大きく変わるため、毎年多くの大学受験生は夏期講習を検討しています。30年前は予備校一択でしたが、今では多様な受講スタイルが生まれています。オンライン家庭教師など選択肢が増えたおかげで、大学受験に向けて夏期講習をより効果的に使う方法が見えてきています。今回は、志望校合格のための、オンライン家庭教師の夏期講習活用法をお伝えします。

塾や予備校の夏期講習の課題

夏になると、多くの受験生は塾や予備校で夏期講習を受講しています。全ての受験生が学力アップを実感できるかと言うと、そうではありません。夏期講習をたくさん受けたのに結果が全く伴わないケースも多々あります。

1-1. 大学受験で求められる力が大学・科目ごとに異なる

夏期講習を受けても結果が伴わないのは、夏期講習の内容が志望校の求める学力に合っていないからです。塾や予備校の授業は模試の偏差値や志望校のランクによって講座が決まります。ところが偏差値が同じ大学でも、大学・科目ごとに求められる学力は違っています。駿台全国模試レベルを解けないと合格できない大学もあれば、全統記述模試レベルが解ければ十分な大学もあります。化学だけ変わった問題を出す大学もあります。

一斉授業はどうしても幅広い学力層に向けたものになります。そのため、どの受験生にとっても授業のうち何割かの内容は、その人にとってあまり必要でない事も多々あります。必要以上に難しいレベルにまで勉強範囲を広げてしまうと、その勉強時間がもったいないです。それを避けるためにも、自分の志望校に受かるのに必要な学力を把握しましょう。こうした志望校分析が後回しになってしまっている受験生が毎年たくさんいます。

1-2. 今の自分の力に合わない内容もある

同様に、難しすぎたり簡単すぎたりすると、どれだけ努力しても実力アップは難しいです。例えば旧帝大が志望校の受験生でも、基礎が出来上がっていない段階で旧帝大の二次レベルの対策講座を受講しても効果は見込めません。分からない問題が多すぎて勉強が進まないうえ、たとえその問題の解き方を理解したつもりでも、なぜそうした解き方をするのかに理解が届きません。そうなると、問題を少しアレンジされただけで解けなくなります。それらもいずれ解けるようになるでしょうが、大学入試に間に合うかどうかが問題です。

また、数学の特殊な解法を予備校の授業で習うと、それを使って問題を解きたくなります。特殊な解法は特殊な問題にしか使えないのに、無理やり使ってそれまで解けていた問題すら間違えてしまうケースが現役生にはよくあります。特殊な解法の前に、オーソドックスな解法を正しく理解して使える勉強をしましょう。

1-3. チューターが営業してくる

チューター個人の性格にもよりますが、講座受講をしつこく勧められることがあります。チューターが勧めてくる講座数は8-10講座程度が多いようですが、予備校の夏期講習は2-4講座に留めるほうがいいと言われています。自分の勉強時間を確保するためです。

チューターに言われるがまま講座を申し込んだ結果、毎日朝から夕方まで授業があり、その予習をするだけで精一杯になる受験生もいます。そうなると他の科目の受験勉強ができませんし、受講している科目で気になっている内容を自分で復習する時間も取りづらくなります。

オンライン家庭教師を使う夏期講習活用法

ここまで繰り返しお伝えしたように、夏期講習のポイントは「時間の効率化」です。これを武器にできると、夏を制しやすくなります。そして、時間の効率を上げるのに役立つのがオンライン家庭教師なのです。

2-1. 活用法その1 オンライン家庭教師を使って個々に合ったに最適な学習方法を見つけよう

大学受験対策におけるオンライン家庭教師の一番の強みは、個々に合わせて最適な学習法を見つけて実践できることです。志望校の科目分析や受験生個人の学力分析はもちろん、個別に学習内容を作成し、その学習効果を最大化するのに適切な問題集を選択できます。授業開始後も状況を見て随時学習内容を変更できます。

高校生だと学校の宿題もあり、夏だからと言って一日中受験勉強をしていられるわけではありません。オンライン家庭教師を使って少ない時間を有効活用できれば、ライバルに差をつけられます。この時間の効率化をどれだけ進められるかが、大学受験で合否の分かれ目にもなります。分からないままいつまでも立ち止まっているより、オンライン家庭教師を使って早く深く理解するほうが志望校合格を勝ち取りやすくなります。特に逆転合格を狙う受験生は、こうした振り返りと理解の早さが勝負の分かれ目になります。

また、順調に理解が進んでいても、問題を解けるようになっていないこともよくあります。そんなときに一人で落ち込んだり焦ったりしてしまうと、結果的に第一志望校を諦めてしまいかねません。そんなときに「この調子で大丈夫!」と1:1で落ち着かせてくれる人がいると、非常に心強いです。意外かもしれませんが、オンライン家庭教師の良さは、人と人との繋がりにもあります。

2-2. 活用法その2 オンライン家庭教師を使って、「移動時間」で差を付けよう

オンライン家庭教師は文字通りオンラインで授業を行うので移動時間は0分です。これは時間のない受験生には非常に大きなメリットになります。塾や予備校に通うと、その行き帰りで1日2時間近く取られます。もし、夏期講習で10日通うとすると20時間です。その時間を全て勉強に回せば、英語の単語帳なら半分ほど終わります。テーマ感を持って、数学の計算特訓に回すのもいいでしょう。ひと夏で共通テストの数学に向けたスピード化が完了するかもしれません。20時間分確実にライバルより先に進むことができます。

さらに、塾や予備校に通いながら、オンライン家庭教師を使って苦手科目や小論文だけオンライン家庭教師で受講する人も多いです。オンライン家庭教師は通塾の必要が無いので、時間の有効活用がしやすいですし、併塾による時間的な負担も極めて小さくできます。1回あたりの授業時間が短いオンライン家庭教師を選ぶと、時間的な負担はさらに小さくなります。予備校から帰ってきて夜ご飯を食べる前の1時間の間に、その日予備校で分からなかった範囲を解決できたりします。すぐ分かると、理解が長く定着します。

まとめ

いかがでしょうか。非常に多くの受験生が夏期講習で大学受験対策を行っています。受験勉強は誰もがしているからこそ、オンライン家庭教師で誰よりも効率の良い学習方法を取れば、頭ひとつ抜け出せるようになるででしょう。

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