【2022年版】【大学別】四天王寺大学の過去2年分の小論文傾向

大学入試改革により、2021年度入試より小論文を入試科目として採用する大学が急増しました。実際にどういうテーマが出題されていたのかを紹介します。今後の受験勉強にぜひご活用ください。

2020-2021年度の四天王寺大学の小論文テーマ

2020年度から2021年度の四天王寺大学の小論文テーマ一覧は以下のとおりです。

年度 学部・学科

(試験種別)

小論文の種類 テーマ
2021 全学部

(一般後期)

テーマ型 問題. 人間は家庭や学校、地域社会など、さまざまな場で生涯にわたり学び続けます。あなたにとって「学ぶ」とは、どのような意味を持ちますか。「学ぶ」ということを定義した上で、あなたの経験や知識を用いて800-1000字以内で述べなさい。その際、以下のキーワード8つの中から3つ以上を使用し、それらのキーワードには下線を付しなさい。

【キーワード】

他者 評価 生きがい 模倣

文化 創造力 学歴 価値観

(使用の順は問いません)

2020 全学部

(一般後期)

テーマ型 問題. さまざまな場面で「常識ある行動をしよう」といった言葉を聞いたことはありませんか。「常識」を定義したうえで、「常識」とはあなたにとってどのような意味を持つかについて、あなたの経験や知識を用いて800-1000字以内で述べなさい。その際、以下のキーワード8つの中から3つ以上を使用し、それらのキーワードには下線を付しなさい。

【キーワード】

世間 利益 逸脱 公共

配慮 批判 圧力 規範

(使用の順は問いません)

2020-2021年度の四天王寺大学の小論文傾向

過去2年間、傾向は変わっていませんでした。小論文の種類はテーマ型で、出題方式も字数もおなじでした。

一般的にテーマ型は、抽象的なテーマを与えて受験生の人柄や考え方をあぶりだすものが多く、難易度がたかいです。四天王寺大学の場合はテーマが具体的なうえに、キーワードを8つも用意してくれているので非常に書きやすいです。

キーワードを使って出題者の誘導に乗るようにしましょう。記述内容がすぐに思い浮かばなくても、キーワードを使って言葉をつないでいけば書けます。

ただし字数が800-1000字と多いなので、一朝一夕では書ききれません。長い文章を書こうとして出題テーマからずれてしまいかねません。早めに対策をはじめて、小論文の構成に慣れておきましょう。

小論文の書き方についてはこちらでも紹介しています。
小論文の書き方 手早く合格を取れる小論文の書き方とは?塾関係者が例文付きで解説!

まとめ

いかがでしょうか。四天王寺大学の小論文入試は傾向が毎年同じなうえに、具体的で書きやすいテーマばかりです。字数が多いため、自分の経験や知識を1-2つ盛り込む練習をしておきましょう。

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