宝仙学園中学校(順天堂大学系属理数インター中学校)の偏差値は?学校情報や入試情報など徹底解説!

東京都中野区にある宝仙学園中学校(順天堂大学系属理数インター中学校)は、1928年に創立された伝統を持つ私立の共学校です。近年では独自の「探究論文」や「入試改革(公立一貫校併願対策やプレゼン型入試など)」により注目を集めています。

2024年4月、順天堂大学と共学部理数インターで系属校協定を締結したことで、理数インターを紹介する際は通称名「学校法人宝仙学園 順天堂大学系属理数インター中学校・高等学校」を利用しています。

順天堂大学医学部より、系属校入試の枠(数名程度)ができたことに伴い、2025年度より医学進学コースがスタートしました。

本記事では、宝仙学園中学校の基本情報から偏差値、入試情報、進学実績まで詳しく解説します。

宝仙学園中学校(順天堂大学系属理数インター中学校)の基本情報

宝仙学園中学校の教育は、基礎学力の確実な定着と、「理数インター(理数的思考力と国際的なコミュニケーション力)」の育成を特徴としています。「理数」とは logical thinking の意味であり、「インター」とは interaction(相互作用・双方向性)の意味であり、そのふたつを合成して命名されています。

中高一貫のメリットを活かし、先取り学習や多彩な探究型プログラムを取り入れることで、無理なく高い学力と論理的思考力を身につけられるカリキュラムを導入しています。

学校概要と特徴

宝仙学園の建学の精神は、「仏教精神を基調とした人間教育によって品格と知性を兼ね備えた人を造る」としており、共学部中学のアドミッションポリシーは以下の通りです。

明るく、楽しく、一生懸命に学ぶ意欲のある生徒

理数的な分野に興味を持ち、将来グローバルな舞台で活躍したいと考えている生徒

中学校での学習を通じて、理数的な思考力と国際的な視野を養いたいと考えている生徒

多様なコース設定があり、本科、GLコース、ALコース、医学進学コースがあります。

宝仙学園の特徴として、グループワークやプレゼンテーション主体の探求授業、教科「理数インター」や、ネイティブ教師による「英語教育」、海外研修や留学による「グローバル教育」などが挙げられます。

「仏教精神」を基調とした人間教育を掲げ、年に数回の仏教行事があり、1時間目に行われます。

宝仙学園中学校から入学する生徒は「理数インタークラス」として、6年間を見据えた継続した学びの機会を得ることができます。

手厚いサポートが可能な指導体制で、密度の高い教科学習や、自立がテーマの探究学習など行っていることも宝仙学園中学校(順天堂大学系属理数インター中学校)の特徴だと言えるでしょう。そのためか、保護者からは先生方の熱心な指導や進路サポートの充実度、子どもがのびのびと個性を伸ばせる環境だという好意的な口コミが見られます。

学校沿革と所在地

宝仙学園は、1928年(昭和3年)に設立した中野高等女学校が発祥です。1945年(昭和20年)に学園法人化され、2007年(平成19年)に共学部として「理数インター」を新設・改編し、現在の男女共学の中高一貫体制へと大きく舵を切りました。

かつての女子校の伝統をベースにしつつ、時代の変化に合わせて共学化・先進的な理数グローバル教育を導入し、現在は男女が共に高め合いながら学ぶ活気あるキャンパスとなっています。

中野坂上校舎の所在地は東京都中野区中央で、最寄り駅は東京メトロ丸ノ内線・都営大江戸線「中野坂上駅」より徒歩約5分と、都心からのアクセスが極めて良好な点も大きな魅力です。

鷺ノ宮校舎の所在地は、西武新宿線「鷺ノ宮駅」徒歩約10分、「下井草」駅徒歩約13分です。鷺ノ宮校舎は、中1~高2まで、週に1回通学する校舎です。

入試情報

2026年度(令和8年度)の入試情報は以下の通りです。

試験名 2科・4科型 適性検査型
2科・4科入試
(特待選抜)
新4科特別総合入試
(特待選抜)
医学進学入試
(特待選抜)
適性検査入試
(特待選抜)
募集人員 [第1回] 15名
[第2回] 10名
15名 [第1回] 10名
[第2回] 15名
[第1回] 15名
[第2回] 15名
[第3回] 10名
試験科目 国語・算数 各100点
理科・社会 各50点[2科] 200点満点
[4科] 300点満点
国語・算数・理科・社会
総合 100点※4教科総合問題で出題
※4科入試の学習内容より出題
算数・理科 各100点
200点満点※2次選考の際に英語資格が利用できます。
適性検査I 40点 (作文)
適性検査II 50点 (総合問題)
調査書 10点
試験時程 [第1回・第2回] 集合 7:50 ~ 8:30
国語 8:45 ~ 9:25
算数 9:40 ~ 10:20
理科・社会 10:35 ~ 11:15※2科受験の方は算数終了次第
集合 13:50 ~ 14:30
4科総合 14:45 ~ 15:45
[第1回・第2回] 集合 13:50 ~ 14:30
算数 14:45 ~ 15:35
理科 15:50 ~ 16:40
[第1回~第3回] 集合 7:50 ~ 8:30
適性検査I 8:45 ~ 9:30
適性検査II 9:45 ~ 10:30

 

試験名 新タイプ型 英語型×新タイプ型 英語型
入試
「理数インター」
リベラルアーツ
入試
読書プレゼン
入試
オピニオン
入試
AAA (世界標準)
入試
グローバル
入試
英語AL
国際生入試
募集人員 5名 10名 5名
試験科目 【共通】日本語リスニング 100点

【個別】教科「理数インター」授業
(グループワーク)約90分

【共通】日本語リスニング 100点

【個別】学習歴をもとにしたプレゼンテーション
・5分プレゼン
・15分質疑応答

【共通】日本語リスニング 100点

【個別】好きな本を1冊選んでプレゼンテーション
・5分プレゼン
・15分質疑応答

【共通】日本語リスニング 100点

【個別】テーマをもとにしたプレゼンテーション
・15分プレゼン修正
・5分プレゼン
・15分質疑応答
(テーマは10月頃HPにて公開)

【共通】日本語リスニング 100点

【個別】全国レベルの学習歴をもとにしたプレゼンテーション
・5分プレゼン
・15分質疑応答

【共通】日本語リスニング 100点

【個別】学習歴をもとにした英語プレゼンテーション
・5分プレゼン
・15分質疑応答

英語 100点
(英語の難易度は概ね英検3級から準2級程度)
試験時程 集合 13:50 ~ 14:30
日本語リスニング 14:45 ~ 15:30
教科「理数インター」 15:45 ~ 17:15 (予定)
集合 13:50 ~ 14:30
日本語リスニング 14:45 ~ 15:30
プレゼンテーション 15:45 ~
(プレゼンテーション5分・質疑応答15分)
集合 13:50 ~ 14:30
日本語リスニング 14:45 ~ 15:30
英語プレゼンテーション 15:45 ~
(プレゼンテーション5分・質疑応答15分)
※グローバルコース希望者は試験後英語面接
集合 13:50 ~ 14:30
日本語リスニング 14:45 ~ 15:30
英語 15:45 ~ 16:30
※グローバルコース希望者は試験後英語面接

 

試験名 世界入試 日本入試
世界現地
ニューヨーク
世界現地
シンガポール
(オンライン)
世界現地
北米
(オンライン)
世界オンライン 選択2科型 グローバル型
募集人員 若干名 10名
出願資格 【世界入試】
①海外の現地校・インターナショナルスクール・日本人学校に在籍し、卒業予定の者
②受験時、海外に居住していること
③事前に説明会参加、または帰国生担当教員との個別相談があり、自宅等にオンラインミーティングができる環境があること
④世界入試の重複受験不可
上記①~③を満たす者。また、それに準ずる場合は要相談【日本入試】
①在外期間1年以上、帰国後3年以内の者(東京私立中高協会指針に準ずる)
②国内の小学校および海外の現地校・インターナショナルスクール・日本人学校に在籍し、卒業(卒業予定)の者
●グローバル型は英検2級程度でネイティブ教員とのコミュニケーションが十分にできること
●グローバル型で受験する場合は必ずグローバルコースを選択
※出願資格に関しては事前に要相談
出願書類 □成績を証明する書類
□英語エッセイ(GL)
□ファミリー優遇申請書(対象者)
□成績を証明する書類
□英語エッセイ(GL)
□自己PR書類(任意)
□ファミリー優遇申請書(対象者)
□成績を証明する書類
□英語エッセイ(GL)
□自己PR書類(任意)
□ファミリー優遇申請書(対象者)
□調査書(国内生)
□成績を証明する書類(海外現地校生)
□英語エッセイ(GL)
□ファミリー優遇申請書(対象者)
□調査書(国内生)
□成績を証明する書類(海外現地校生)
□学習歴報告書
□英語エッセイ(GL)
□自己PR書類(任意)
□ファミリー優遇申請書(対象者)
試験科目 英語・算数または
国語・算数 各100点※グローバルコース希望者は、「英語・算数」を選択
英語面接は、後日オンライン
書類選考 ・ オンライン面接 英語・算数または
国語・算数 各100点※グローバルコース希望者は、「英語・算数」を選択
試験終了後、英語面接
日本語リスニング
日本語・英語面接
試験時程 集合 8:30
試験開始 9:00
・英語または国語
・算数 各50分※グローバルコース希望者は、後日オンライン英語面接
入試2日前までに、面接の開始時間を連絡 出願後、出願メールアドレスに、希望日・時間の設定アンケート送付 集合 7:50 ~ 8:30
英語または国語 8:45 ~ 9:35
算数 9:50 ~ 10:40※グローバル希望者は試験後英語面接(10:50~)
集合 13:50 ~ 14:30
日本語リスニング 14:45 ~ 15:30
面接 15:45 ~

※年度や回次により日程・科目・配点が細かく変動するため、必ず最新の学校公式募集要項をご確認ください。

偏差値情報

宝仙学園中学校(順天堂大学系属理数インター中学校)の偏差値は、入試方式や日程によって幅がありますが、おおむね44~55程度とされています。

中学受験の模試によって偏差値の基準値は異なるため、模試ごとの受験生動向を確認することが重要です。

東京都内での偏差値比較

東京都内の私立共学校の中では、中堅上位に位置しています。過去問などを利用しながら、入試形態に合った対策をしておきましょう。

比較対象としては、地域性や入試制度から都立富士高附属中、理数教育重視の観点からはかえつ有明中学校などが挙げられます。

進学実績

宝仙学園中学校・高等学校(順天堂大学系属理数インター中学校・高等学校)では、生徒のポテンシャルを最大限に引き出すキャリア教育と進路指導を行っており、現役合格率の高さに定評があります。

国公立大学では、一橋大学、東北大学、北海道大学、お茶の水女子大、千葉大学、東京農工大学、東京学芸大学、電気通信大学、金沢大学、東京都立大学、国際教養大学などの合格実績が見られます。

私立大学では、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学のほか、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学など、最難関・難関私立大学への合格実績を大きく伸ばしています。

まとめ

宝仙学園中学校(順天堂大学系属理数インター中学校)は、伝統的な人間教育と、先進的な教育が魅力の共学校です。

中野坂上駅から徒歩5分という好立地に加え、ICT活用や多様な入試制度など、現代の中学受験ニーズにマッチした教育環境が整っています。

基礎から丁寧に学力を伸ばしてくれる面倒見の良さと、難関国公立・早慶上理・GMARCHへの高い進学対応力を兼ね備えており、都心で自立心を育みながら、確実な将来へのステップを踏みたい受験生にとって非常に魅力的な選択肢といえるでしょう。

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