【中学生向け:理科編】定期テスト2週間前にはこれをやろう

中学校の中間テスト・期末テスト対策は、多くの中学生やその保護者の方にとって心配の種ではないでしょうか。今回は、「理科の中間テスト・期末テスト2週間前にやってほしい対策」についてまとめました。理科で困っている人も、もっと高得点を狙いたい人もぜひ参考にしてください。

理科の効率の良い定期テスト対策

理科は8割方が暗記です。まずは効率の良い暗記の仕方を実践しましょう。暗記を完璧にしておくだけで60点は取れます。そのうえで、学校のワークの解説を使って理解を深めるようにしましょう。

効率の良い暗記方法

効率良く暗記する方法を2つ紹介します。

  1. ・確認テストを実施する
  2. ・確認テストは、全問正解するまで全問テストする
書いて覚えるといったインプットも大事ですが、アウトプットを繰り返すと暗記効果が高まります。確認テストは全問正解するまで繰り返しましょう。
そして、特に重要なのが、「一度正解した問題も飛ばさず、全問テストすること」です。正解した問題は飛ばしがちですが、飛ばさずにしっかりと解きましょう。

理科の具体的なテスト対策

前述した「効率の良い暗記方法」をフルに活用します。教材は学校のワークを使いましょう。80点以上の高得点を狙う人は、ワーク以外に市販の問題集も1冊追加で使うほうがいいです。ワーク1冊だと問題量が足りず、テストに出てくる問題のパターンや知識を網羅できません。

以下に、テスト対策の方法をまとめています。テスト1週間前までに下記の②までは終わらせておきましょう。そうすれば、英語や数学がピンチのときは、そちらに勉強時間を回すこともできるようになります。

①一問一答・語句問題

大抵のワークや問題集では、各単元の問題は一問一答や語句問題から始まります。まず解答を見ながら暗記しましょう。1ページごとか大問ごとに暗記して全問テストをしてください。全問正解するまで「暗記→全問テスト」を繰り返してください。

②基本問題~練習問題/標準問題

語句を完全に暗記できたら、早速、基本問題・練習問題でアウトプットを繰り返しましょう。ここでは普通に問題を解き、大問ごとに答え合わせとやり直しをしましょう。暗記のポイントを「理科の効率の良い暗記方法記」に記載したように、こちらも全問正解するまで繰り返しましょう。

前述の①を完璧に実施しておくと、1ページ10~15分ほどで終わります。テスト範囲の内、このレベルの問題は10ページ程度です。テスト範囲を網羅するのに3時間かかりません。

③応用問題・実力アップ問題

この範囲は、目標点数によって対策の仕方が変わります。

【目標点数が70点まで】

腕試しに解いてみましょう。半分以上間違うかもしれませんが、全く問題ありません。中間テスト・期末テストではこのレベルの問題は全体の1~2割しか出ません。基本的な知識がどう活用されて問題が作られるのかを知っておくだけで、標準レベルの問題の正答率をグっと上げられます。

解説を読んで、「あ~、そういう考え方をするのか」と納得したら、「その問題の解説をしながら」解いてみましょう。解き方がピンと来ない問題は、とりあえず問題と解答をセットで暗記しておきましょう。

【目標点数が80点以上】

全問正解できるようになるまで、「全問解説」しながら解きましょう。解き方がピンと来ない問題があれば、誰かに聞いてください。解き方がよく分からない問題が1つもない状態にしておきましょう。もし解き方の分からない問題がテストで出ると、5~10点程落としてしまいます。

全問解説できるようになれば、同じレベルかもうワンランク上の市販の問題集を1冊準備し、その問題集の標準問題と応用問題を解いてみてください。もし正答率が80%を下回るようであれば、学校のワークの内容を理解し損ねているかもしれません。誰かに確認してもらいましょう。

まとめ

いかがでしょうか。理科は好き嫌いが分かれる教科です。嫌いな人は大抵、暗記に手を抜いてしまっています。暗記を効率よく実行できれば、逆に20-30点アップがしやすい教科です。理科に苦手意識のある人ほどお得な教科とも言えます。

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