愛知県で県立中高一貫校が続々と開校!出願や試験方法、対策は?

愛知県に複数の県立中高一貫校が開校する流れとなっています。中高一貫校に興味のあるお子様・保護者様であれば、学校と入試の概要が気になるでしょう。今回は愛知県の県立中高一貫校の学校を紹介するとともに出願や試験方法、対策などをお伝えします。受験の選択肢を広げるためにぜひ最後までご一読ください。

愛知県で開校される県立中高一貫校

愛知県で開校される県立中高一貫校は、主に一次導入校(2025年4月開校)と二次導入校(2026年4月開校)に分かれています。

早速、愛知県で開校される県立中高一貫校を一次導入校と二次導入校に分けてご紹介します。

一次導入校

一次導入校の学校名と特色は下記の通りです。

学校名 特色
明和高校附属中学校 リベラルアーツを軸として芸術分野も含む文理融合の探究的な学びを重視
津島高校附属中学校 多様な文化を理解して尊重する精神を持ち世界や地域の発展に貢献できる人材を育成
半田高校附属中学校 通常の授業の中で探究的な学びができるようなカリキュラムを計画
刈谷高校附属中学校 高い志と責任感、実行力のある時代を創る人を育成

二次導入校

二次導入校の学校名と特色は下記の通りです。

学校名 特色
豊田西高校附属中学校 博物館や豊かな自然を生かした体験活動を軸とした探究的な学びを提供
西尾高校附属中学校 「地域から世界へ」「世界から地域へ」の双方向の視点を持つグローカル人材を育成
時習館高校附属中学校 「自分、相手、みんなの幸せ」をバランスよく考えられる温かな集団作り
日進高校附属中学校 不登校特例校としてきめ細かな支援で社会的に自立できる人材を育成
愛知総合工科高校附属中学校 AI・データサイエンスに興味・関心を持つ生徒の可能性を引き出す
衣台高等学校 外国にルーツのある生徒の能力を伸ばして多文化共生社会を生きる力を育成
美和高等学校 地域社会との協働の中で自己や地域の魅力を発見させる教育

※衣台高等学校・美和高等学校は、地元市町村立中学校との連携一貫教育を導入。中学校は未設置。

愛知県立付属中学校の出願

愛知における県立中高一貫校は、基本的に小学校を卒業して保護者とともに愛知県に住んでいれば受験できます。通学区域により地域が制限される学校もありますが、県内全域から通える学校もあります。

出願にあたって入学願書や志望理由書、通知表の写し、出願資格確認書などの提出が必要です。

書類の提出期間は、入学願書などが12月の初旬ごろであり、志望理由書は1月の初旬ごろとなっています。入学検定料は、2,200円分の愛知県収入証紙を願書の所定箇所に貼って納付します。

愛知県立付属中学校の入試方法

愛知の県立中高一貫校の入試は、1次選抜(適性検査)と2次選抜(面接)の2段階で実施されます。

校長が、適性検査の成績と面接の結果などを資料として総合的に判断し、合格者を決める流れです。

1次選抜と2次選抜の概要は下記の通りです。

1次選抜(適性検査)

1次選抜では、愛知県教育委員会が作成する問題によって、入学志願者を対象として適性検査Ⅰ、適性検査Ⅱが行われます。

出題内容は、小学校学習指導要領の範囲内で複数の教科を組み合わせた内容です。知識・技能を活用した思考力・判断力・表現力などを適切に測定できるように出題されます。

なお、外国語の内容は出題されません。

1次選抜の実施期日は年明けごろとされており、当日のスケジュールは下記の通りです。

集合 9時00分
検査場入場 9時20分
適性検査Ⅰ 9時30分~10時25分
適性検査Ⅱ 10時45分~11時35分

2次選抜(面接)

1次合格者は2次選抜で個人面接を受けます。面接時間は1人あたり15分程度です。

志望理由書の内容をふまえて質問をされます。通知表の写しが提出されている場合は、同書類をふまえて質問されることもあります。教科の内容や入学志願者の思想、信条には触れられません。

実施期日は1月中旬ごろとなっており、具体的な実施日程などについては校長が定めます。

※出願と入試方法は、普通コース等における2025年度試験の内容をまとめています。詳細は各自で公式情報も必ずご確認ください。

愛知の県立中高一貫校を受験するときの対策はオンライン家庭教師がおすすめ

愛知の県立中高一貫校の出願から入試方法までお伝えいたしました。

愛知の県立中高一貫校の入試では基本的に適性検査と面接が行われます。具体的にどのような対策をすべきか不安を抱える方も多いでしょう。

結論として、まだ入試の過去データが集まっていないことから、お子様・保護者様だけで対策をするのは困難です。専門家への相談が不可欠であり、中でもオンライン家庭教師の活用が対策としておすすめです。

引き続き、愛知で県立中高一貫校を受験するときにオンライン家庭教師がおすすめの理由を弊社サービス「Axisのオンライン家庭教師」をもとに解説します。

集合塾によっては適性検査に対応できない恐れがある

適性検査は私立中学の受験とは出題傾向が異なり、私立中学受験生の多い集合塾では対応できない恐れがあります。また、集合塾はそもそも常駐する講師が固定されています。適性検査に詳しい講師がいない場合は対策が難しいです。

Axisのオンライン家庭教師であれば全国のネットワークを活用できるため、適性検査の対策に熟知した講師を簡単にマッチングできます。集合塾に通うほかの受験生よりも効果的な対策を受けやすいです。

具体的な適性検査対策について知りたい方は下記のページをご覧ください。

中学受験の適性検査対策、できていますか?

中学受験における適性検査対策ガイド【公立中高一貫校】

オーダーメイドの対策を立案してもらえる

集合塾では、複数の生徒に同様のカリキュラムで授業を進めていきます。愛知の県立中高一貫校のように、新たな試験を受ける生徒は少数派となるため、ほかの生徒と同じカリキュラムだと対策が非効率になる恐れもあります。

Axisのオンライン家庭教師では、オーダーメイドのカリキュラムで個人の要望に特化したマンツーマン指導を受けられます。「愛知の県立中高一貫校合格」というゴールを掲げ、生徒の学力を見極めつつ必要な対策をカリキュラムに落とし込むため、入試までの学習効率を最大化することが可能です。

全国の入試に関するノウハウがある

Axisのオンライン家庭教師は全国規模で展開している教育サービスです。

組織として全国における公立中高一貫校の試験情報を蓄積しています。過去問がなくても類似ケースを分析できるため、愛知の県立中高一貫校の入試について最善の対策を導き出せます。

教育アドバイザーからサポートを受ければ、前例のない試験でも自信を持って受験できるはずです。

志望理由書作成・面接対策にも強い

一般的に面接対策を行える塾は限られています。その点、全国から講師を探せるAxisのオンライン家庭教師なら、面接対策にも対応しやすいです。

志望理由書を添削するだけでなく、志望理由書から質問されやすい点を予測して、事前に回答を用意することもできます。

愛知の県立中高一貫校の面接でも、面接官に好印象を与えられるでしょう。

まとめ

一般的に、公立中高一貫校で適性検査が実施され、推薦入試で面接が実施されることなどをふまえると、愛知の県立中高一貫校の入試もそこまで変わった制度ではありません。

過去のデータがない状況であっても、ほかの学校の入試を参考にすれば、合理的な対策が浮かび上がります。

オンライン家庭教師のネットワークを活用することで、適正検査と面接の対策を指導できる講師も見つかります。愛知の県立中高一貫校の合格に向けてオンライン家庭教師を利用したい方は弊社ホームページにて。