神奈川では中学受験で検討できるさまざまな中学があります。中学受験に挑戦すべきか迷っているご家庭も多いでしょう。今回は神奈川の中学受験について理解を深められるように、受験の特徴や受験者の人数が多い地域、受験日程、具体的な学校などをご紹介します。気になる学校があれば中学受験を検討してみてください。
目次
神奈川の中学受験
神奈川の中学受験を成功させるには受験情報のリサーチが最重要です。まずは、神奈川の中学受験の特徴や受験者の人数、受験者が多いエリアなどからご紹介します。
特徴
全国的に中学受験の関心は高まっており、神奈川でも同様に中学受験は活発化している傾向です。
中学受験に熱心な主要12都府県において、私立・国立中学の在籍率は東京都がトップで、その次に神奈川が多いといわれています。
ほかのエリアと比較して、東京と同様に受験競争が過熱しやすい可能性があります。受験に勝ち抜くには、早い段階から中学受験を検討して志望校を定め、早期対策することが重要です。
ただ、小学校低学年から中学受験を始めることでお子様に体力的・精神的な負担を生じさせる恐れもあります。オンライン家庭教師のように自宅で無理なく対策できる環境を整えることも検討してみましょう。
受験者の人数・募集人員
2025年度の中学受験における神奈川の受験者の人数、募集人員をいくつかの学校を例に挙げてご紹介すると下記の通りです。
| 学校名 | 受験者の人数 | 募集人員 |
| 相模原中等教育学校 | 816人 | 160人 |
| 慶應義塾普通部 | 630人 | 約180人 |
| フェリス女学院 | 404人 | 180人 |
| 関東学院 | 1,409人 | 200人 |
| 聖ヨゼフ学園 | 68人 | 45人 |
| 武相 | 53人 | 60人 |
| 山手学院 | 1,515人 | 200人 |
複数の募集区分で1,000人以上の受験生が試験を受ける学校も珍しくありません。募集人員を大幅に上回る学校もあるので、難易度を慎重に分析することも重要です。
参照:2025年度 公立中高一貫校・私立中学 入試結果 【神奈川県】(育伸社入試情報課)
受験者が多いエリア
神奈川で特に受験者が多いエリアとしては横浜市西区が知られています。
横浜市西区は横浜ランドマークタワーをはじめとする数多くの観光スポットを抱える横浜の中心地です。横浜市の中核を担う横浜駅もあります。
横浜市西区は高所得者層が多いといわれており、教育に投資するご家庭が多いことが想定されます。
JR東海道線や京急線、相鉄線、市営地下鉄などを利用して県内や都内の中学に通学できるため、アクセス環境が良好な点も受験者が多い要因となっているのかもしれません。
神奈川の中学入試スケジュール・受験日程
2026年度における神奈川の中学入試のスケジュール、受験日程の例は下記の通りです。
| 学校名 | 願書締切日 | 選抜日 | 合格発表日 | 入学手続き締切日 |
| 鎌倉学園 | 1/30~2/3 | 2/1~2/4 | 2/1~2/4 | 2/2~2/3 |
| カリタス女子 | 1/30~2/3 | 2/1~2/3 | 2/1~2/3 | 2/5 |
| 神奈川学園 | 1/30~2/3 | 2/1~2/4 | 2/1~2/4 | 2/6 |
| 逗子開成 | 1/30~2/4 | 2/1~2/5 | 2/2~2/6 | 2/4~2/6 |
| 横須賀学院 | 1/29~2/3 | 2/1~2/3 | 2/1~2/3 | 2/10 |
1月下旬~2月上旬あたりまでに願書を提出して、2月上旬に受験から入学手続きまで行う流れがスケジュールの目安となっています。
参照:2026年度 国立中学・公立中高一貫校・私立中学 募集要項 【神奈川県】(育伸社入試情報課)
神奈川の中学受験で有名なトップ校
神奈川の中学受験で有名なトップ校としては神奈川御三家が挙げられます。神奈川御三家について具体的な学校名を挙げてご紹介します。
神奈川御三家
そもそも御三家とは、江戸時代において徳川将軍家に次ぐ地位を持っていた尾張徳川家・紀州徳川家・水戸徳川家をさす言葉として知られていました。
神奈川の中学受験でも使われており、聖光学院中学校・栄光学園中学校・浅野中学校が御三家として取り上げられることが多いです。
| 神奈川御三家 | 特色 | エリア | 偏差値 |
| 聖光学院中学校 | カトリック的精神に基づく学校。「人格の尊厳と愛」の理念を掲げた教育を実践している。 | 横浜市中区滝之上 | 73~78 |
| 栄光学園中学校 | 「他者のために他者とともに」を掲げた人間教育を展開。学園生活では「今、自分がやるべきこととは?」という問いかけを自分自身に課していく。 | 鎌倉市玉縄 | 72~75 |
| 浅野中学校 | 学業・部活動・学校行事の3本柱教育で頭・心・身体をバランスよく育成。自分の生き方を見つけ出すための機会を数多く準備している。 | 横浜市神奈川区子安台 | 69~74 |
いずれも偏差値が70を超えるレベルとなっていますが、学力を高められるだけでなく、より深い生き方を学べる魅力的な学校です。
神奈川で充実した教育を受けられる学校をお探しであれば御三家の受験を検討してみるとよいでしょう。
東京における御三家について気になる方は下記の記事をご覧ください。
東京都の中学受験の特徴は?受験者の人数や受験日程、御三家の偏差値などを紹介!
神奈川の中学受験で知っておきたい私立中学の特色と偏差値
神奈川には御三家以外にもたくさんの魅力的な私立中学校があります。
学校の特色やエリア、偏差値などを知っておくだけでも、受験の選択肢が広がるでしょう。
ここでは、御三家以外に知っておきたい神奈川の私立中学をいくつかピックアップしてご紹介します。
| 学校名 | 特色 | エリア | 偏差値 |
| サレジオ学院中学校 | 単純に大学合格を目指すのではなく、「25歳の男づくり」を掲げ、大学卒業後に使命感を持って社会に貢献できる人材へと育成。 | 横浜市都筑区南山田 | 69~72 |
| 青山学院横浜英和中学校 | 社会的自立と他者への貢献を掲げたキャリア教育を展開。自分に与えられた能力を他者や社会のために用いて生涯仕事を通して使命を果たす生き方を志向させる。 | 横浜市南区蒔田町 | 62~69 |
| 清泉女学院中学校 | 愛や生命の尊重、無償性などを含む普遍的な10の価値に基づく教育によって平和の種を蒔く人材を育成。 | 鎌倉市城廻 | 54~64 |
| 湘南学園中学校 | 持続可能な社会の進歩に貢献できる明朗有為な実力のある人間の育成を目指す。大学キャンパスツアーによって進路を考える機会も提供。 | 藤沢市鵠沼松が岡 | 54~62 |
| 自修館中等教育学校 | 探求・グローバルマインド・EQ教育を学びの柱とすることで、自学・自修・実践できる生徒を育成。 | 伊勢原市見附島 | 49~56 |
| 鶴見大学附属中学校 | 「心を落ち着けて自らを見つめる」という禅の精神に基づく教育を展開。礼儀やマナーを習得させて他者を思いやれる力を養成していく。 | 横浜市鶴見区鶴見 | 39~49 |
神奈川の私立中学は偏差値の幅が広く、お子様の学力に適した学校も見つかりやすいです。教育方針や校風がお子様とマッチしそうであれば、適度な偏差値の学校も受験してみるとよいかもしれません。
神奈川の中学受験で知っておきたい公立中高一貫校の特色と偏差値
中学受験といえば私立中学を思い浮かべる方が多いかもしれません。実は公立中高一貫校も中学受験の選択肢として検討できます。
神奈川でも魅力的な公立中高一貫校が点在しており、各校が中学受験で生徒を募集しています。
引き続き、神奈川の中学受験で知っておきたい公立中高一貫校の特色とエリア、偏差値などをご紹介します。
| 学校名 | 特色 | エリア | 偏差値 |
| 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校 | グローバルリーダーたる「サイエンスエリート」の育成を進めている。生徒たちは国際科学技術コンテストや研究発表などで活躍するとともに、自らの進路希望の実現など各方面から高い評価を得ている。 | 横浜市鶴見区小野町 | 68~70 |
| 横浜市立南高等学校附属中学校 | 学びへの飽くなき探究心を持つ人材を育成。アクティブラーニング型授業を取り入れた学習活動によって思考力・判断力・表現力を養う。 | 横浜市港南区東永谷 | 68~69 |
| 神奈川県立相模原中等教育学校 | 「読書・暗誦・ドリル・自由発言・自由質疑」「発表・質疑応答・レポート」「探究・ディベート」という3メソッドを柱に授業を展開。農業体験や職業体験なども実施。 | 相模原市南区相模大野 | 65~68 |
| 神奈川県立平塚中等教育学校 | 豊かな人間性とリーダーシップを備えた次世代を担うリーダーを育成。体験学習や研究発表などを通して思考力や表現力、コミュニケーション能力なども養成。 | 平塚市大原 | 57~65 |
| 川崎市立川崎高等学校附属中学校 | 「かわさきLEADプロジェクト」によって未来の川崎のリーダーを育成。エアコンが廊下まで効いているなど私立のように設備が良好だと評判。 | 川崎市川崎区中島 | 59~64 |
公立は私立よりも偏差値が低いように思う方もいるかもしれませんが、入試形態が適性検査のような独自の試験ということもあり、神奈川の公立中高一貫校は偏差値60~70くらいで構成されています。ですので、比較的優秀な生徒が集まる傾向だといえるでしょう。地元の公立学校よりもワンランク上の教育を受けさせたいご家庭は検討してみるとよいでしょう。
神奈川の中学受験では学校見学・説明会などに参加して志望校を決める!
神奈川の中学受験で志望校を決めるにあたって重要なのが学校見学や説明会などのイベントです。
学校の教室や施設、教育方針、行事、生徒の活動などを詳しく知ることで、ご家庭で受験へのモチベーションが高まりやすくなり、結果として合格の可能性も増えやすくなります。
御三家の聖光学院中学校では10月上旬くらいに学校説明会を実施しています。4月には聖光祭、5月にはオープンキャンパスなども開催しており、説明会とは違ったイベントで学校の雰囲気を深く知ることも可能です。
浅野中学校はWeb学校説明会を開催しており、Webにアップされた動画を視聴する形で参加することもできます。インターネットによる申込制となっており、事前に申し込みをしたメールアドレスに動画視聴のURLを送信してもらえる参加方式です。
忙しくて説明会に参加する余裕がない場合は、動画視聴で参加できないか検討してみるとよいでしょう。
まとめ
神奈川の中学受験では、たくさんの学校を検討できることがおわかりいただけたでしょう。
私立中学以外に公立中高一貫校を視野に入れることも可能であり、適性検査や作文で点数が取れる見込みがあるのなら、進路を検討するうえで検討しない手はないでしょう。
神奈川の中学受験を成功させるにはお子様の学力をもとに最適なレベルの学校を見極めることが何よりも重要です。
神奈川の中学受験で志望校を決められず困っている方、そもそも中学受験に挑戦すべきか迷っている方は、Axisのオンライン家庭教師のホームページをぜひご覧ください。
神奈川の中学受験を決断するうえで、必要な勉強時間や現在の学力を見極めたい場合は下記の記事も参考にしてみてください。
首都圏の中学受験向け模擬試験16選! 実施日程(実施月)も一挙紹介
受験対策には以下の記事も参考にしてみてください。






