【中学生向け:英語編】定期テスト直前にはこれをやろう

中学校の中間テスト・期末テスト対策は、多くの中学生やその保護者の方にとって心配の種ではないでしょうか。今回は、「英語の中間テスト・期末テスト直前にやってほしい対策」についてまとめました。英語で困っている人も、もっと高得点を狙いたい人もぜひ参考にしてください。

定期テスト直前にはこれをやろう

別記事で、中間テスト・期末テスト2週間前からのテスト対策について説明しました。テストまで時間があるときは、主語・動詞・時制を整理しておくとテスト勉強がしやすくなります。ただ、中間テスト・期末テスト直前となると、そういうわけにはいきません。とにかく目の前のテストを乗り切るための方法をお伝え致します。
※ここでご紹介するのは最終手段の要素が強いです。いい方法ではない事を理解しておきましょう。

平均点前後(60点前後)を狙う場合

英語の点数を上げるには、主語・動詞・時制をきちんと理解することが必須です。ですが、中間テスト・期末テストまでもう時間がありません。ズバリ、丸暗記に走ってください。

※テストが終わったら、主語・動詞・時制を整理して理解し直しましょう!

丸暗記する対象は2つです。【学校のワーク】と【教科書の本文】です。それぞれ具体的に説明します。

【学校のワーク】

中間テスト・期末テスト直前ですので、学校のワークはすでに終えている人が大半だと思います。終えていない人も、ワークを仕上げつつ、下記の順番で暗記してください。暗記方法は最後にまとめています。

①英単語と慣用句

ワークでは、LessonやSectionごとに英単語や慣用句をまとめてくれています。それをすべて、1ページごとに英語→日本語、日本語→英語の両方で暗記しましょう。発音も忘れず覚えておきましょう。

②新出表現

1ページごとに大問1つにまとめてくれています。大問ごとに暗記しましょう。

③文法問題、英作問題

どちらも解答を見て丸暗記しましょう。穴埋め問題も並び替え問題も、1文まるごと英文と和文セットで暗記してください。

④長文問題

ワークに掲載されている本文の一部を見て、どういう話だったかをサラっと思い出せるようにしておきましょう。解説に本文和訳が載っています。

また、各設問の問題と解答をセットで覚えておきましょう。穴埋め問題なら、( )の前後の単語を1~2個セットで覚えておきましょう。「この単語と単語の間は”but”が入る」と覚えておけば十分です。

【教科書の本文】

前述の【学校のワーク】が完了したら、次は教科書の本文を暗記しましょう。完璧に覚えるのは時間的に難しいでしょうから、下記の順番に暗記してください。

①日本語訳をざっと2~3回読む

暗記しなくて大丈夫です。どういう話だったかを思い出せる程度で十分です。

②1文ごとに、日本語訳と英文を照らし合わせる

次に、日本語訳を見ながら、その文に対応する英文に目を通してください。こちらも、暗記ではなく、英文を見たら日本語訳がすっと出てくれば十分です。できれば、中間テスト・期末テストまでにこのパートまでできると良いですね。

③1文ずつ、日本語訳を見たら英文を書けるようにする

これは最終段階です。日本語訳を見たらそれに対応する英文をスラスラ書けるように練習します。テスト直前にここまでする時間は普通取れませんから、前述の②まで済んだら他の教科の勉強をしましょう。

高得点(80-100点)を狙う場合

この得点を狙っている人は、テスト直前には提出物が終わっていると思います。すでに平均点前後も取れているでしょうから、色々な問題パターンに慣れましょう。

①学校のワークより難易度の高い問題集を解く

大問ごとに解答→答え合わせをしましょう。間違い直しはサラっと、で大丈夫です。

②間違えた問題の場所を映像化して覚える

間違えた問題の内容と場所をセットで覚えましょう。問題集をイメージして、「その問題集のp. 58,59の、左側のページで真ん中辺りにある大問の一番下の設問」のように、場所をイメージできるようにしておきます。似たような問題がテストで出たときに、その問題の内容を思い出しやすくなります。

まとめ

いかがでしょうか。今回丸暗記という手法を紹介していますが、もちろんいい方法ではありません。根本的な理解を深める事が大事なので、テストが終われば必ず文法事項を整理しなおしましょう。今回のテストを乗り越えても、徐々に乗り越えられなくなっていきます。

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