徳島県立富岡東中学校の偏差値は?学校情報や入試情報など徹底解説!

徳島県立富岡東中学校は、公立の中高一貫校として徳島県内でも注目を集める学校です。

この記事では、徳島県立富岡東中学校の学校情報、偏差値データや進学実績など幅広くカバーしています。中学受験に欠かせない情報を分かりやすくまとめましたので、学校選びの参考にしてみてください。

徳島県立富岡東中学校の基本情報

徳島県立富岡東中学校は、中高一貫校という特性を活かして、中学校段階から高校での学習を見据えたカリキュラムが組まれています。学習面だけでなく、部活動や学校行事などの校内活動を通して生徒同士のつながりが深まりやすい点が魅力です。公立校ながら、意欲的に活動できる空気があり、学校全体のモチベーションも高い傾向にあります。

教育方針としては、生徒一人ひとりの成長を促すサポート体制が重視されています。教師陣の熱意が保護者からも評価されており、穏やかな校風の中にも適度な緊張感があるのが特徴です。早くから進路に興味を持ち、目標を定めて学習に取り組む姿勢を養いやすい教育環境が整っています。

学校概要と特徴

徳島県立富岡東中学校は、徳島県教育の基本目標を達成するための視点から、めざす人間像を以下のように掲げ、その達成に努めるとしています。

●自主:一人ひとりの自立をめざす視点から、自主的精神に充ち、自ら真理を求め正義を愛する調和のとれた人間の育成

●協同:人々との共生をめざす視点から、人権を尊重し、連帯性を高め合う豊かな心をもった人間の育成

●研学:個性・多様性を重視する視点から、個性や多様性を重視し、常に向上心をもって臨む勤勉を尊ぶ人間の育成

教育方針として、「ゆるぎない自信を持って未来を拓くたくましい人材の育成~心・力・夢を育てる中高一貫教育~」を掲げており、豊かな心を身につけた生徒、たくましい力を備えた生徒、大きな夢に挑戦する生徒を育てることを目標としています。

教育方針にもある中高一貫校の利点としては、中学校から高校進学までの一貫した指導を受けられることが挙げられます。中学校・高校の6年間を、2年間ずつ「基礎期」・「深化期」・「応用期」ととらえ、それぞれの発達段階に応じた教育を実施しています。

「富東TIME」という、読書や作文、新聞を活用した学習活動や、英語のリスニングやリーディング行う時間をとっていることも特徴のひとつです。

口コミでは「先生方の面倒見が良い」「友人関係が作りやすい」といったポジティブな意見が多く見られます。教師の対応は親身で熱意があるという口コミも目立ち、勉強や進路に関する悩みを相談しやすい雰囲気が評価されています。部活動は厳しくも楽しいという声が多く、メリハリの利いた学校生活が送れるようです。

学校沿革と所在地

徳島県立富岡東中学校・高等学校のルーツは、1912年(明治45年)に設置された徳島県那賀郡立那賀実科高等女学校まで遡ります。1956年(昭和31年)に徳島県立富岡東高等学校に改称され、2009年(平成21年)に徳島県立富岡東中学校が設置されました。

住所は徳島県阿南市領家町走寄で、公共交通機関を利用する場合、電車の最寄り駅は徒歩約10分程度のJR「阿南駅」になります。バス停も近くにあるのでアクセスは便利であると言えるでしょう。比較的静かで落ち着いた地域に位置しているので、学習に集中できる環境が整っています。

入試情報

2026年度の入試情報は以下の通りです。

募集人員 70名
試験内容 ■適性検査
・検査Ⅰ(55 分・120点)
英語の音声から聞き取った内容や情報をもとに、判断して問題の解決を図ったり、資料等から読み取った内容や情報をもとに、自己の考えをまとめ、文章等で表現する
・検査Ⅱ(50 分・200点)
生活に関連する事柄等について、課題を見いだし、多様な解決方法を考え、その解決を図る
■面接
個人面接又は集団面接のいずれかを実施

偏差値情報

徳島県立富岡東中学校の偏差値はおおよそ54前後とされています。受験を検討している場合は早めに目標を設定して取り組むことをおすすめします。公立中高一貫校特有の適性検査の対策が必要になりますので、過去問などを使用して出題傾向を掴んでおきましょう。

徳島県内での偏差値比較

徳島県立富岡東中学校は、県内では上位~中堅レベルの学校です。阿南市以外からの受験希望者も多く見られ、偏差値だけではない魅力があることがわかります。

中学校進学後の学習について

進学後の学習ポイントや使用教科書などは、以下をご確認ください。

徳島県立富岡東中学校情報一覧

進学実績

徳島県立富岡東中学校を卒業した生徒は、系列の富岡東高等学校に進学し、一貫したカリキュラムをもとに大学合格を目指す生徒が多いです。

卒業後は国公立大学や難関私立大学への合格実績もあり、中学時代からの基礎固めが大学進学につながっていると考えられます。

国公立大学では、東京大学、京都大学、北海道大学、東北大学、東京科学大学、一橋大学、名古屋大学、大阪大学、神戸大学、九州大学といった、全国の難関大学への合格実績が見られます。医学部医学科への合格者も一定数いることも特筆すべき点です。

私立大学では、早稲田大学、慶應義塾大学、東京理科大学、学習院大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学など、東西の難関有名大学の合格実績があります。

特徴としては、地元徳島県の国立大学である徳島大学の合格者が多いことで、同じ四国内の大学では、香川大学、愛媛大学、高知大学への進学者も見られます。

まとめ

徳島県立富岡東中学校は、徳島県内の公立中高一貫校として高い偏差値を維持し、しっかりした校則があることや、部活動や学校行事などでも充実した学校生活を送れることで人気を集めています。実際に通う生徒や保護者からの評価もおおむね良好で、熱心な教師陣や落ち着いた校風が安心して学べる土台となっています。

合格を目指すには、早めの学習計画と受験情報の収集が欠かせません。過去問を活用した勉強など、本番さながらの対策を繰り返すことで合格可能性を高めることができます。学校生活を充実させたい方にとっては、徳島県立富岡東中学校は魅力ある選択肢の一つといえるでしょう。

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