帝塚山学院中学校は、大阪府大阪市に位置する私立女子中学校で、長い歴史と高い教育水準を誇ります。1926年の創立以来、女性の教育に力を入れており、多様な教育プログラムと充実したカリキュラムが特徴で、生徒一人ひとりの才能を伸ばす環境が整っています。
この記事では、帝塚山学院中学校の基本情報、偏差値情報や進学実績などの詳細情報を分かりやすく解説します。これから受験を考えている生徒や保護者の方々にとって、学校選びの参考となれば幸いです。
目次
帝塚山学院中学校の基本情報
帝塚山学院中学校は、大阪府大阪市住吉区に位置し、私立の女子中学校として長い歴史を持っています。創立以来、質の高い教育と豊かな校風を維持し続けており、多くの優秀な生徒を輩出してきました。
同校の特徴として、多様な教育プログラムが挙げられます。ヴェルジェ〈エトワール〉コース、ヴェルジェ〈プルミエ〉コース、関学コースといったコースがあり、コースによって専門性の高いカリキュラムが用意されています。
また、帝塚山学院中学校は一貫教育を提供しており、系列校として小学校から大学までの教育機関が揃っています。これにより、生徒は一貫した教育環境で学び続けることができ、スムーズな進学が可能となっています。
学校概要と特徴
帝塚山学院中学校は、女子生徒を対象とした私立学校であり、創立以来、女性の教育に注力してきました。教育理念として、柔軟な思考力と幅広い教養がともなう『しなやかな知性』、独創的な発想力と、自己表現力に基づく『豊かな想像力』、他を思いやり、相手の気持ちを理解する、『寛容な心』を育むことを掲げています。
帝塚山学院中学校では、学習の基礎的なスキルと、「見つける力」「調べる力」「まとめる力」「発表する力」の養成を目的とする創究講座や、多様なニーズに応えるための、複数のコースによる細分化されたカリキュラム、留学制度による異文化交流や語学教育など、独自の教育プログラムも多くみられることが強みです。
帝塚山学院中学校では、生徒の多様なニーズに応えるために、複数の教育コースが用意されています。
国公立大学や医歯薬系を目指す生徒向けのヴェルジェ〈エトワール〉コースは、理科や数学を中心とした高度なカリキュラムが特徴です。これにより、専門的な知識と技術を習得し、志望大学への進学をサポートします。
人気の高いヴェルジェ〈プルミエ〉コースは、英語教育に特化したコースで、早期から高い英語力を身につけることができます。
その他には、関西学院大学進学を目指す関学コースがあり、帝塚山学院高等学校にはヴェルジェ〈音楽〉コース、ヴェルジェ〈美術〉コースもあります。
生徒の希望する進路に応じた様々なコースがあることも、帝塚山学院中学校の特徴の一つです。
帝塚山学院中学校は、保護者や生徒から高い評価を受けており、その評判は口コミや評価サイトで広く伝えられています。特に、質の高い教育や充実したカリキュラム、親しみやすい校風が好評です。
地域別の評判では、大阪エリアを中心に高い認知度と評価を得ており、周辺地域からの生徒も多く通学しています。これは、学校の実績や教育内容の充実度が評価されている証拠です。
在校生や卒業生の声からは、学校生活の充実度や友人関係の良好さ、部活動や学校行事の楽しさなど、多くのメリットが挙げられています。これにより、生徒は充実した学生生活を送りながら学力を高めることができます。
学校沿革と所在地
1916年(大正5年)に帝塚山学院が設立されました。学制改革での、男女共学の中学校と女子校の高等学校の開校が、帝塚山学院中学校の礎となっています。その後、中学校共学の廃止や、新校舎完成を機にした中高一貫校への移行など、数々の変遷を経ました。
帝塚山学院中学校は大阪府大阪市住吉区に位置しており、公共交通機関を利用したアクセスが非常に便利です。南海高野線「帝塚山駅」下車すぐ、阪堺電気軌道上町線「帝塚山三丁目駅」下車徒歩2分の好立地にあります。
周辺環境は閑静な住宅地が広がっており、学習に適した静かな環境が魅力です。また、近隣には図書館や公園、商業施設などがあり、生徒の生活をサポートする施設が充実しています。
通学路には安全対策が施されており、登下校の際も安心して通うことができます。さらに、バス路線も整備されており、遠方からのアクセスもスムーズです。
入試情報
2025年度の入試情報は以下の通りです。
試験の種類 | 1次A入試 | E入試 | 1次B入試 | 得意教科型入試 |
募集人員 | 約140名 | 約20名 | 約20名 | 若干名 |
募集コース | ヴェルジェ〈エトワール〉コース・ヴェルジェ〈プルミエ〉コース・関学コース | |||
試験内容 | 4教科型(国算理社) 3教科R型(国算理) 3教科S型(国算社) 2教科型(国算)※関学コースの選定対象にならない |
2教科(国算) | 4教科型(国算理社) 3教科R型(国算理) 3教科S型(国算社) 2教科型(国算)※関学コースの選定対象にならない |
2教科(国算) |
配点 | 国語・算数各100点(各50分) 理科・社会各50点(各50分) 300点満点 (a)国語・算数・理科・社会の合計点 (b)国語・算数・理科の合計点の1.2倍 (c)国語・算数・社会の合計点の1.2倍 (d)国語・算数の合計点の1.5倍 |
国語・算数:各100点(各50分) | 国語・算数各100点(各50分) 理科・社会各50点(各50分) 300点満点 (a)国語・算数・理科・社会の合計点 (b)国語・算数・理科の合計点の1.2倍 (c)国語・算数・社会の合計点の1.2倍 (d)国語・算数の合計点の1.5倍 |
国語・算数:各100点(各50分) ※各コースの判定には、次の(a)~(c)のうち、最も高い点数を用いる。 300点満点 (a)国語の点数を2倍したものと算数の合計点(国語優先型) (b)算数の点数を2倍したものと国語の合計点(算数優先型) (c)国語と算数の合計点を1.5倍したもの(国算型) |
優遇加算 | 実用英語技能検定(準2級以上)等の資格を有する場合、加点あり | 複数回受験において、1次B入試の判定点に点数を加点する。 (実際に受験した場合に限る) 得意教科型入試を除く2回受験:10点 得意教科型入試を除く3回受験:20点 |
帝塚山学院中学校の入試は、4つの区分に分類されます。各区分ごとに受験可能な日程や出願人数が異なり、それに伴って倍率も変動します。
偏差値情報
帝塚山学院中学校の偏差値は、おおよそ45から60程度の範囲とされています。これは、入試区分や対応するコースごとに異なる基準が設けられており、生徒の学力に応じた多様な選択肢が提供されているためです。
同校は過去数年間にわたり安定した偏差値を維持しており、関学コース設置をきっかけに、さらに偏差値レベルが上昇傾向にあります。
ヴェルジェ〈エトワール〉コース
ヴェルジェ〈エトワール〉コースの偏差値はおおよそ53~58程度とされています。同校のコースの中でも最難関大学を目指すコースになりますので、必然的に偏差値は上昇します。
ヴェルジェ〈プルミエ〉コース
ヴェルジェ〈プルミエ〉コースはおおよそ45~48程度の偏差値とされています。英語教育やグローバル教育の充実が、このコースの人気の秘訣と言えるでしょう。
関学コース
関学コースの偏差値はおおよそ55~60程度とされています。同校のコースの中でも偏差値が最も高く、このコースの目指す進学先である、関西学院大学の人気がそのまま偏差値の上昇に直結しています。
大阪府内での偏差値比較
帝塚山学院中学校の偏差値は、大阪府内の私立中学校の中では、中位から上位にかけての場所に位置しています。
難関大学や医学部への合格実績による受験者数増、特に関学コースの入試倍率が高くなっていることにより、受験者の偏差値が底上げされていることが、この中位から上位に位置する要因の一つでしょう。
中学校進学後の学習について
進学後の学習ポイントや使用教科書などは、以下をご確認ください。
進学実績
高校の進学先としては、同系列の帝塚山学院高等学校への進学が一般的で、そこからは多くの生徒が有名大学へ合格を果たしています。
国公立大学では、大阪大学や北海道大学、神戸大学、兵庫県立大学など旧帝大学や有名難関大学や、京都府立医科大学など医学部の合格実績があります。私立大学では、関西大学、同志社大学、立命館大学などの西の有名大学だけでなく、上智大学、明治大学、青山学院大学、中央大学、法政大学など東の難関大学の合格実績もあります。
特筆すべきは、関西学院大学の合格者数が突出しています。関学コースの影響ですが、関西学院大学へ進学したい方にとっては、帝塚山学院中学校は魅力的な学校です。
まとめ
帝塚山学院中学校は、その高い教育水準と充実したカリキュラム、多様な教育プログラムにより、多くの優秀な生徒を輩出しています。偏差値45から60程度という幅広い基準に対応した入試制度は、様々な学力レベルの生徒が挑戦できる環境を提供しています。
総じて、帝塚山学院中学校は、質の高い教育と充実した学校生活を求める生徒や保護者にとって、非常に魅力的な選択肢と言えます。受験を考えている方は、ぜひ公式ウェブサイトや学校説明会などを活用し、詳細な情報を収集することをお勧めします。
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