三田国際科学学園中学校の偏差値は?学校情報や入試情報など徹底解説!

中学受験を考えている方のなかには、「三田国際科学学園中学校の偏差値はどのくらい?」「入試はどのような形式?」「大学への進学実績は?」と気になっている方も多いでしょう。

三田国際科学学園中学校の偏差値目安を中心に、学校の特色・入試方式・進学実績までをまとめて解説します。

三田国際科学学園中学校の基本情報

まずは学校の概要、教育方針、通学しやすさなど、志望校選びの土台となる基本情報を押さえます。三田国際科学学園中学校は共学校として、国際性と探究性を軸にした教育を強みとしています。

また、2025年度から校名が変更しています。呼称が変わっても、学校が強みとしてきた国際教育とサイエンス教育をより前面に出す意図があるため、説明会や募集要項では新名称での表記にも注意しておきましょう。

学校概要と特徴

三田国際科学学園中学校は、創立当初「社会に、そして人類に貢献できる人材の育成」を教育理念として掲げていました。そして「知好楽(人生に於ける全てのことは知ることから始め、それを好きになり、最後に楽しむ境地に至ったときこそ、初めて自分のものになり、豊かなものになる)」という校訓のもと、職業に必要な能力を育成するとともに、女性の人格形成と自立を目指しました。その後、創立から歴史を重ねる中で、時代を見据えた共学化という大きな変革を遂げ、現在は「発想の自由人たれ」を教育の根幹に据えています。

三田国際科学学園では、変化し続ける世界で求められる「12のコンピテンシー(能力・行動特性)」の育成を教育目標に掲げています。

12のコンピテンシーとは、創造性、リーダーシップ、探究心、責任感、共創、コミュニケーション、社会参画、率先、生産性、問題解決能力、革新性、異文化理解になります。

MITAの学び、として以下の3点を掲げており、探究学習や国際教育、サイエンスプログラムが充実しています。

THINK & ACT:考え行動することを繰り返し より良い世界ヘ少しずつ前進する

INTERNATIONAL:多様性に満ちた環境で育む 豊かな国際感覚

SCIENCE:世界を知る喜びがある 視る眼を養い深く思考する

学校沿革と所在地

三田国際科学学園中学校のルーツは、1902年(明治35年)に創立された戸板裁縫学校までさかのぼります。1916年(大正5年)に三田高等女学校を創設し、1937年(昭和12年)三田高等女学校から戸板高等女学校に改称しました。1947年(昭和22年)に新制度により戸板中学校が発足、翌年戸板女子高等学校も発足しました。2015年(平成27年)、三田国際学園中学校・三田国際学園高等学校と改称し、共学化がスタート、2025年(令和7年)に現在の三田国際科学学園中学校・三田国際科学学園高等学校と改称され、現在に至ります。

三田国際科学学園中学校・高等学校の所在地は東京都世田谷区用賀で、東急田園都市線の「用賀駅」から徒歩約5分と通学利便性が高いのも魅力です。バスの利用も便利で、「用賀」下車徒歩約3分と好立地です。

入試情報

2027年度(令和9年度)の入試情報は以下の通りです。

項目 第1回 第2回 第3回 MST入試 第4回
募集クラス・人員 ・ISC:4教科 または 英・国・算・面(20名)
・IC:4教科 または 英・面(20名)
・ISC:4教科(20名)
・IC:4教科(10名)
・ISC:4教科 または 英・国・算・面(15名)
・IC:4教科 または 英・面(10名)
・MSTC:算・理(30名) ・ISC:4教科(5名)
選考方法・試験科目 【4教科(ISC・IC)】
国語・算数(各50分/各100点)、理科・社会(各30分/各50点)【英・面(IC)】
英語※リスニング含(60分/100点)、面接(英語・日本語/本人のみ)

【英・国・算・面(ISC)】
英語※リスニング含(60分/100点)、国語・算数(計50分/各50点)、面接(英語/本人のみ)

【4教科(ISC・IC)】
国語・算数(各50分/各100点)、理科・社会(各30分/各50点)
【4教科(ISC・IC)】
国語・算数(各50分/各100点)、理科・社会(各30分/各50点)【英・面(IC)】
英語※リスニング含(60分/100点)、面接(英語・日本語/本人のみ)

【英・国・算・面(ISC)】
英語※リスニング含(60分/100点)、国語・算数(計50分/各50点)、面接(英語/本人のみ)

【算・理(MSTC)】
算数・理科(各60分/各100点)
【4教科(ISC)】
国語・算数(各50分/各100点)、理科・社会(各30分/各50点)
英語優遇措置内容 インターナショナルサイエンスクラス(ISC)対象
基準を満たすスコア証明書の提出により「英語」筆記試験を免除(※面接試験は実施)
・実用英語技能検定(英検/CBT・S-CBT可): 準1級以上
・TOEFL iBT(Home Edition可): 旧形式 72以上 / 新形式 4.0以上(My Best™スコア不可)
・IELTS Academic Module: Overall Band Score 5.5以上
※証明書の条件あり
 ― インターナショナルサイエンスクラス(ISC)対象
基準を満たすスコア証明書の提出により「英語」筆記試験を免除(※面接試験は実施)
・実用英語技能検定(英検/CBT・S-CBT可): 準1級以上
・TOEFL iBT(Home Edition可): 旧形式 72以上 / 新形式 4.0以上(My Best™スコア不可)
・IELTS Academic Module: Overall Band Score 5.5以上
※証明書の条件あり
 ―  ―
項目 第1回 帰国生入試 第2回 帰国生入試
募集クラス・人員 インターナショナルサイエンスクラス(ISC) / インターナショナルクラス(IC) 計30名
選考方法 【IC】
英語(リスニング含/60分/100点)、面接(英語・日本語/本人のみ)【ISC】
英語(リスニング含/60分/100点)、国語・算数(計50分/各50点)、面接(英語/本人のみ)
英語優遇措置内容 インターナショナルサイエンスクラス(ISC)対象
基準を満たすスコア証明書の提出により「英語」筆記試験を免除(※面接試験は実施)
・実用英語技能検定(英検/CBT・S-CBT可): 準1級以上
・TOEFL iBT(Home Edition可): 旧形式 72以上 / 新形式 4.0以上(My Best™スコア不可)
・IELTS Academic Module: Overall Band Score 5.5以上
※証明書の条件あり

※年度により日程や内容が変更されるため、必ず最新の募集要項をご確認ください。

偏差値情報

三田国際科学学園中学校の偏差値は、おおよそ61~66程度とされています。偏差値は模試や算出方法で見え方が変わるため、あくまで目安として活用することが重要です。

ISC(インターナショナルサイエンスクラス&コース)

ISC(インターナショナルサイエンスクラス)の偏差値は、おおよそ62~65程度とされています。

一般生と国際生が同じクラスで学び、日本語と英語が飛び交う多様性に富んだ環境のコースです。ホームルームクラスは英語力に関係なく編成されますが、英語の授業は習熟度別に3つのグループで展開します。クラス分けは、入学時のアセスメントテストおよび進級時の学年末の成績により決定します。

中学3年次にオーストラリアでのターム留学(約3か月)も可能で、習熟度別授業で培った英語力を武器に、中学のうちに海外留学に挑戦することができます。

中学2年次から始まる「基礎ゼミナール」では、幅広い分野からゼミを選択することが可能です。自分の興味に基づき選んだ講座で、自ら課題を設定して調査・研究を行い、学園祭などで発表します。中学3年次の最後には、卒業論文執筆や作品発表を行います。

MSTC(メディカルサイエンステクノロジー&コース)

MSTC(メディカルサイエンステクノロジー)の偏差値は、おおよそ66程度とされています。

1年次はISCで学び、理数系や情報分野への意欲が旺盛な生徒は、2年次からMSTCに属します。

中学1年次に「サイエンスリテラシー」で身につけた科学的アプローチを実践する場として、2年次からは「基礎研究α」を始め、研究課題を設定して自ら調査・研究を行います。

英語の授業はISCと同じく、習熟度別に3つのグループで展開し、高校ではコースごとに海外研修もあります。

IC(インターナショナルクラス&コース)

IC(インターナショナルクラス)の偏差値は、おおよそ61~64程度とされています。

ICは英語・数学・理科・社会の主要教科をオールイングリッシュで学ぶコースです。国際生(帰国生や英語入試で入学した生徒)が学ぶ「Academy」グループと、これから英語を本格的に学ぶ「Immersion」グループは、主要教科以外の授業を同じ教室で受け、学校行事や宿泊研修にも協力して取り組みます。

東京都内での偏差値比較

三田国際科学学園中学校の偏差値は、東京都内の他中学校と比較しても上位クラスです。

偏差値や校風、通学範囲から、開智日本橋学園中学校や、広尾学園小石川中学校、都市大学等々力中学校などを比較検討する方が多いですが、受験するお子さまが「行きたい」と思える学校を優先して考えてあげましょう。学校説明会などのイベントに参加して、実際の環境を肌で感じる機会を作ってあげることも、学校選びを円滑に進める方法の一つです。

進学実績

三田国際科学学園中学校を卒業すると、基本的に三田国際科学学園高等学校に進学しますが、その後の進路は多岐にわたります。

国公立大学では、東京大学、東京科学大学、大阪大学、東北大学、九州大学、北海道大学、金沢大学(医学類)、筑波大学、東京外国語大学、横浜国立大学、千葉大学、東京農工大学、国際教養大学などの合格実績があります。

私立大学では、慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、国際基督教大学(ICU)、東京理科大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、同志社大学、中央大学、法政大学、学習院大学の他、防衛医科大学校、東京慈恵会医科大学、順天堂大学などの医学科への合格実績も見られます。

特筆すべきは海外大学への進学実績の多さで、Harvard University、Princeton University、Stanford University、Duke University、University of Pennsylvania、Cornell University、Johns Hopkins University、Dartmouth College、University College London (UCL)、National University of Singapore (NUS)など、世界でも最難関の大学に合格する生徒もいます。

まとめ

三田国際科学学園中学校は、THINK&ACT、INTERNATIONAL、SCIENCEを軸に、英語や探究、理数的な考え方を日常の学びに落とし込むカリキュラムが特徴です。2025年度から校名変更となり、サイエンスの打ち出しもより強まっています。

知識を覚えるだけでなく、理由を説明したり自分の言葉でまとめたりする学びに前向きな受験生におすすめの学校です。偏差値だけで結論を出さず、校風や進学実績、通学の負担まで考えて、志望校を決めましょう。

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