英語を家庭教師で学ぶメリット、料金相場は?オンラインがおすすめの理由も解説!

近年、英語学習の重要性が高まり、家庭教師での学習を検討するお子様、保護者様も増えてきました。家庭教師に英語を教えてもらうと成績が伸びそうに思えるかもしれませんが、確証が持てない方もいるはずです。料金相場がどれくらいなのかも気になるでしょう。そこで今回は、子どもが英語を家庭教師で学ぶメリットや料金相場などについて解説します。特にオンライン家庭教師がおすすめの理由にも触れているので、オンライン学習に興味を持っている方もぜひ参考にしてみてください。

英語を家庭教師で学ぶ前の前提知識

英語を家庭教師で学ぶ必要性は年々高まってきています。英語を家庭教師で学ぶ前の前提知識として、小学生・中学生・高校生にとって英語学習が重要である理由からお伝えします。

小学生から英語の授業が始まっている

世間で英語の重要性が高まる中、小学生から英語の授業が必修化されました。対象学年は3~6年生です。中学校からの英語学習に無理なくつなげて、高校卒業までに聞く・読む・話す・書くのスキルをバランスよく育む狙いがあります。

今後、英語の授業が増える可能性もないとはいいきれません。すでに中学受験でも英語の利用が増える傾向も見受けられるようになりました。ほかの生徒と差をつけるためにも、小学生の早い段階で家庭教師をつけて英語を学ぶ価値は高いといえるでしょう。

中学生・高校生は英語が受験に直結する

中学生・高校生は受験で英語の試験を受ける必要があるため、英語の実力がダイレクトに志望校の合否に直結します。

特に大学受験では、英検®・TOEFL・TOEIC・IELTSなどの英語試験の結果が重視され始めています。入試を有利に進めるためには各種試験でハイスコアや上位資格の取得を狙うことも重要となってきました。たとえば、英検準1級以上に合格すれば共通テスト利用入試で英語科目の得点を満点にする大学もあります。

このような背景があるのか、中高一貫校の場合は英検取得が必須とされる場合も少なくありません。今後は、家庭教師に受験対策、英語外部試験対策をフォローしてもらえると安心ではないでしょうか。

英検®やTOEFL・IELTSなどを受験するメリットについては下記の記事で解説しています。

英検®は大学受験に使えない? 受験するメリットや共通テストで利用できる大学例を紹介!

帰国子女必見!帰国生入試や海外留学に必要なTOEFL・IELTSとは?英検との違い、スコア換算、対策を徹底解説!

英語を家庭教師で学ぶメリット

英語を学ぶ方法としては、家庭教師だけでなく塾も候補となります。そもそも学校だけでは不十分なのか気になる方もいるでしょう。

続いては、英語を家庭教師で学ぶメリットについて解説します。

苦手分野に絞って基礎から学習できる

英語学習では、ライティングやスピーキング、リスニング、長文読解など、さまざまな勉強が必要になります。書くのが得意なのに、話したり聞いたりするのが苦手といったお子様も多いです。

その点、家庭教師であればマンツーマンで個々に適した指導を受けられるため、苦手分野に絞って学習することもできます。英語に馴染みがない方でも自分のペースで基礎からじっくり学ぶことも可能です。

英語が初めての小学生や、英語が苦手な人ほど家庭教師はおすすめです。

性格を問わずに堂々と英会話を学べる

英語はほかの科目と違って英会話の練習が必要です。

ただ、周囲から英語の発音をからかわれることを恐れて、学校や集合塾で思うようにスピーキング練習ができないお子様もいます。内向的な性格で人と話すことが好きでないお子様だと、英会話のハードルはさらに高まるでしょう。

その点、家庭教師であれば自宅で英会話の練習ができるので、性格を問わずほかの生徒の視線を気にせず英語を学べます。

特に中学生は思春期に突入するので、周囲の視線が気になりがちです。学校や集合塾よりも家庭教師のほうが英語を学びやすいに違いありません。

英会話力だけでなく得点力を高められる

英会話力が高まっても模擬試験や検定試験、入試問題で良い成績を出せるとは限りません。受験を控える中学生、高校生にとっては、英語学習で得点力を高めることが不可欠です。

家庭教師の場合、学校や集団塾とは違って個々に特化した指導をするのが一般的です。受験指導や検定対策に秀でた先生を選ぶこともできます。

模擬試験や検定試験、入試問題などの対策を受けやすいので、各種試験で望んだ結果、想定以上の結果を出しやすくなるでしょう。

つまずいているポイントから学べる

集合塾だと集団向けのカリキュラムに基づき授業が進行していくため、一度つまずいてしまうと英語がまったくわからなくなることがあります。

その点、家庭教師であれば学年をさかのぼって、かなり前の単元から学びなおすことも可能です。

なお、集合塾と掛け持ちする形で、家庭教師からつまずいたときに補習を受けることも検討できます。

塾の掛け持ちについて知りたい方は下記の完全ガイドもぜひご覧ください。

塾の掛け持ちについて知りたい方へ!よくわかる完全ガイド

英語を学ぶモチベーションも高められる

中学生になると、部活動が大変だったり、遊びが楽しかったりして、英語学習に集中できないお子様も出てきます。

家庭教師であればマンツーマンでじっくり英語を学ぶメリットや楽しさなどまで教えられます。

海外留学ができるようになること、志望校に合格しやすくなること、外国人の友達ができることなどを知ることで、英語を学ぶモチベーションが高まりやすくなります。

集中力がないお子様や勉強する気がないお子様には、ひとまず家庭教師をつけることも検討してみるとよいでしょう。

英語の家庭教師にかかる費用、料金の相場は?

英語の家庭教師を検討するうえで気になるのが費用、料金の相場ではないでしょうか。

英語の家庭教師の費用、料金の相場は、おおよそ1時間あたり2,000~8,000円です。英語専門の家庭教師の場合は特に料金が高くなりやすい傾向にあります。

家庭教師センターで講師をマッチングしてもらう場合は手数料が発生することもあります。

見落としてしまいがちなのが交通費です。車やバイクなどで来てもらうときは、1kmあたり15円程度の費用が発生する場合もあります。徒歩や自転車で来てもらう場合は無料です。

家庭教師以外に塾の費用を知りたくなった方は下記の記事も参考にしてみてください。

中学受験の塾の費用はいくら?総額や日能研、SAPIXなどの料金を紹介!【関東編】

中学受験の塾の費用を紹介! 払えない場合・きつい場合は?【近畿編】

大学受験にかかる塾の費用相場は?高すぎる・払えない場合の対処法を解説!

英語の家庭教師は個人契約のほうがよい?

英語の家庭教師を探すときに、事業者のサービスを申し込むか、個人契約で申し込むか迷う方もいるでしょう。

結論としてリスクが低いのは、事業者のサービスで申し込むパターンです。

組織に属さず家庭教師として独立されている先生の場合、第三者による選考を受けているわけではなく、客観的に実力が保証されていません。実力が高い先生もたくさんいますが、力量不足の先生と契約を結んでしまうリスクが少なからず存在します。最終的に成績が伸びず、受験に落ちてしまえば後悔するかもしれません。

その点、事業者のサービスでは会社が教師を厳しく選考しているため、教育の質が安定しやすいです。仮に教師の指導力が不足していた場合、すぐに変更してもらうこともできます。

教師の質を重視するのであれば、基本的には事業者の家庭教師サービスを検討するのが無難でしょう。

英語の学習におすすめなのはオンライン家庭教師

英語を家庭教師で学ぶメリットをお伝えしました。ただ、家庭教師は自宅に講師を招く必要があります。自宅に人を招くにあたって、掃除やお茶出しなどの準備が必要になり、親御さんの負担が大きくなることもあるでしょう。

その点、最近では家庭教師を自宅に招く必要のないオンライン家庭教師というサービスも登場しています。オンライン家庭教師は英語学習にとてもおすすめです。

オンライン家庭教師が英語学習に最適な理由

オンライン家庭教師は映像通話システムをベースに講師からリモート授業を受けられるサービスです。

いつでも講師と気軽に英会話できる環境を整えられるので、自然にスピーキングやリスニングのスキルが上達します。顔を出さずに講師と英会話することも可能です。大人と対面するのが恥ずかしいお子様でも気軽に英語を話せます。

オンライン家庭教師は全国のネットワークから講師をマッチングできるのも強みです。たとえば、英検の上位資格を保有している講師をスムーズに探せるため、英検対策もスムーズに始められます。近隣に英検対策ができる家庭教師がいない場合にもぜひ検討してみてください。

なお、英検は専門塾で対策してもらうこともできます。専門塾の利用も検討してみたい方は下記の記事もご確認ください。

英検®の塾は利用すべき?学校で受ける??専門塾と一般塾の違いも解説!

まとめ

英語は暗記だけでは成績を伸ばすことができない科目です。読んだり書いたりするだけでなく、話したり聞いたりする訓練が必要になります。

その点、マンツーマンの家庭教師であれば、不足する能力を見極めながら英語を教えてもらえます。特にオンライン家庭教師は、いつでも好きなタイミングで英会話を練習できる強みを持ちます。英会話のハードルが下がるので、英語学習を日常生活で習慣化しやすくなるでしょう。

オンライン家庭教師による英語学習についてさらに詳しく知りたい方は弊社ホームページにて。