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総合型選抜|学校推薦型選抜とは?

  • 総合型選抜(旧AO入試)

 総合型選抜は、大学側がずばり求めている学生を総合的に選抜して決定する入試であり、大学がアドミッション・ポリシー(入学者受け入れ方針:つまり大学側が求める学生)と適合した学生を採用するために、志望理由書/面接/小論文などで総合的に選抜をする入試方式です。
 総合型選抜で一番重要なことは、アドミッション・ポリシーをしっかり理解して、この大学で何を学び、これからどのように活かしていくのかということを具体的に述べられるようにする必要があります。
 

  • 学校推薦型選抜(旧推薦入試)

 学校推薦型選抜は、在籍している出身高校の学校長からの推薦状を受けて出願ができ、書類審査/面接/小論文などが中心の入試方式です。
 高校での部活動の業績や課外活動など大学側が求める条件を満たせば、学校長の推薦を得ることができます。

九州大学のアドミッション・ポリシー

九州大学の総合型選抜|学校型推薦入試の対象学部一覧
  • 共創学部
  • 文学部人文学科哲学コース
  • 文学部人文学科文学コース
  • 文学部人文学科人間科学コース
  • 教育学部
  • 理学部
  • 医学部医学科
  • 医学部保健学科
  • 歯学部
  • 薬学部創薬科学科
  • 薬学部臨床薬学科
  • 工学部
  • 芸術工学部
  • 農学部
九州大学 共創学部のアドミッション・ポリシー

■求める学生像
 国立大学法人九州大学では、本学教育憲章の理念と目的を達成するために、高等学校等における基礎的教科・科目の普遍的履修を基盤とし、大学における総合的な教養教育や専門基礎教育を受け、自ら学ぶ姿勢を身に付け、さらに進んで自ら問いを立て、創造的・批判的に吟味・検討し、他者と協働し、幅広い視野で問題解決にあたる力を持つアクティブ・ラーナーへと成長する学生を求めている。

 共創学部では次の資質や能力、態度をもった学生を国内外から積極的に受け入れる。
「主体的学習態度」:課題の検討や課題の将来的な解決に必要となる様々な学知や技能を主体的に探究し、身に付けようとする態度を持っている。

「協働への強い意欲」:背景や考え方が異なる人と進んで協力し、共に問題の解決に取り組むことへの強い意欲を持っている。

「批判的思考力」:既存の学知や自らの考えを常に批判的に検討し、その誤りを修正し、より良いものへと改善していこうとする思考態度を持っている。

「国際的視野」:世界の様々な人とともにより良い未来を築くことと、そのために必要となる語学力を磨くことに対する強い意欲を持っている。

■求める学生像と学力3要素との関係
1.知識・技能:高等学校等における基礎的教科・科目の履修を通して獲得される知識・技能。特に国際社会で生じている出来事に対する強い関心と、世界を舞台に活動することに対する強い意欲、および、これらを実現するために必要となる語学力。

2.思考力・判断力・表現力等の能力:物事を多角的・批判的に考え、自らの考えを自分の言葉で人に伝える資質。常に自らを省み、失敗や間違いを認め、そこから学ぼうとする意欲。

3.主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度:多様性を尊重する態度、異なる考えに共感する寛容性、他者から進んで学ぼうとする態度。世界が直面している様々な課題の将来的な解決に向けて、背景や考え方の異なる様々な人々と進んで協働する姿勢。
体的に探究し、身に付けようとする態度を持っている。

九州大学 文学部人文学科哲学コースのアドミッション・ポリシー

■求める学生像
 国立大学法人九州大学では、本学教育憲章の理念と目的を達成するために、高等学校等における基礎的教科・科目の普遍的履修を基盤とし、大学における総合的な教養教育や専門基礎教育を受け、自ら学ぶ姿勢を身につけ、さらに進んで自ら問いを立て、創造的・批判的に吟味・検討し、他者と協働し、多様な幅広い視野で問題解決にあたる力を持つアクティブ・ラーナーへと成長する学生を求めています。

 九州大学文学部人文学科では、自ら問題を見出し、筋道を立てて思考し、正確に表現できる学生の育成を目指しています。そのためには、自ら調査、読書をし、他の人々と対話しつつ自らの考えを発展させていく姿勢が大切です。それゆえ、文学部で学ぼうとする学生には、何よりも次の三つの資質を備えていることが望まれます。

1.言葉への強い興味。とりわけ、文学作品や古典に対する感受性
2.人間への飽くなき好奇心と、「私とは何か?」という真摯な問いかけ
3.文化・歴史・社会といった、世界の多様性への開かれた関心

さらに、国際コースの学生には、特に次のような資質を備えていることが望まれます。
1.日本語と、複数の外国語への強い興味、ならびに文学や思想に対する感受性。
2.世界の多様な文化・歴史・社会への開かれた関心。
3.将来国際人として活躍することへの意欲。

■求める学生像と学力3要素との関連
1.知識・技能:高等学校等における基礎的教科・科目の履修を通して獲得される知識・技能。
2.思考力・判断力・表現力等の能力:自らが行う研究で問題を発見し、仮説を構築するとともに、多面的に考え、客観的に批判して自身の仮説を鍛え、それを自分の言葉で人に伝える資質。
3.主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度:人間や言葉への広い関心から主体的に学ぶ意欲、多様性を尊重する態度、異なる考えに共感する寛容性。

九州大学 文学部人文学科文学コース のアドミッション・ポリシー

■求める学生像
 国立大学法人九州大学では、本学教育憲章の理念と目的を達成するために、高等学校等における基礎的教科・科目の普遍的履修を基盤とし、大学における総合的な教養教育や専門基礎教育を受け、自ら学ぶ姿勢を身につけ、さらに進んで自ら問いを立て、創造的・批判的に吟味・検討し、他者と協働し、多様な幅広い視野で問題解決にあたる力を持つアクティブ・ラーナーへと成長する学生を求めています。

 九州大学文学部人文学科では、自ら問題を見出し、筋道を立てて思考し、正確に表現できる学生の育成を目指しています。そのためには、自ら調査、読書をし、他の人々と対話しつつ自らの考えを発展させていく姿勢が大切です。それゆえ、文学部で学ぼうとする学生には、何よりも次の三つの資質を備えていることが望まれます。

1.言葉への強い興味。とりわけ、文学作品や古典に対する感受性
2.人間への飽くなき好奇心と、「私とは何か?」という真摯な問いかけ
3.文化・歴史・社会といった、世界の多様性への開かれた関心

さらに、国際コースの学生には、特に次のような資質を備えていることが望まれます。
1.日本語と、複数の外国語への強い興味、ならびに文学や思想に対する感受性。
2.世界の多様な文化・歴史・社会への開かれた関心。
3.将来国際人として活躍することへの意欲。

■求める学生像と学力3要素との関連
1.知識・技能:高等学校等における基礎的教科・科目の履修を通して獲得される知識・技能。

2.思考力・判断力・表現力等の能力:自らが行う研究で問題を発見し、仮説を構築するとともに、多面的に考え、客観的に批判して自身の仮説を鍛え、それを自分の言葉で人に伝える資質。

3.主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度:人間や言葉への広い関心から主体的に学ぶ意欲、多様性を尊重する態度、異なる考えに共感する寛容性。

九州大学 文学部人文学科人間科学コースのアドミッション・ポリシー

■求める学生像
 国立大学法人九州大学では、本学教育憲章の理念と目的を達成するために、高等学校等における基礎的教科・科目の普遍的履修を基盤とし、大学における総合的な教養教育や専門基礎教育を受け、自ら学ぶ姿勢を身につけ、さらに進んで自ら問いを立て、創造的・批判的に吟味・検討し、他者と協働し、多様な幅広い視野で問題解決にあたる力を持つアクティブ・ラーナーへと成長する学生を求めています。

 九州大学文学部人文学科では、自ら問題を見出し、筋道を立てて思考し、正確に表現できる学生の育成を目指しています。そのためには、自ら調査、読書をし、他の人々と対話しつつ自らの考えを発展させていく姿勢が大切です。それゆえ、文学部で学ぼうとする学生には、何よりも次の三つの資質を備えていることが望まれます。

1.言葉への強い興味。とりわけ、文学作品や古典に対する感受性
2.人間への飽くなき好奇心と、「私とは何か?」という真摯な問いかけ
3.文化・歴史・社会といった、世界の多様性への開かれた関心

 さらに、国際コースの学生には、特に次のような資質を備えていることが望まれます。
1.日本語と、複数の外国語への強い興味、ならびに文学や思想に対する感受性。
2.世界の多様な文化・歴史・社会への開かれた関心。
3.将来国際人として活躍することへの意欲。

■求める学生像と学力3要素との関連
1.知識・技能:高等学校等における基礎的教科・科目の履修を通して獲得される知識・技能。

2.思考力・判断力・表現力等の能力:自らが行う研究で問題を発見し、仮説を構築するとともに、多面的に考え、客観的に批判して自身の仮説を鍛え、それを自分の言葉で人に伝える資質。

3.主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度:人間や言葉への広い関心から主体的に学ぶ意欲、多様性を尊重する態度、異なる考えに共感する寛容性。

九州大学 教育学部のアドミッション・ポリシー

■求める学生像
 教育学部は人間の発達と成長を軸とした総合的な人間科学を学ぶところであり、人間に対する高い関心を持っていることが大切な要件です。
入学後にも、人間に関係する社会科学、人文科学、自然科学を学び続けために、つぎのような特徴を持った学生を求めています。

1.人間の教育や成長について学問的観点から科学的に考えることに興味と意欲があること。
2.いろいろな観点(ものの見方や考え方、価値観)や見地(異文化や国際的視点)に立って、多面的に議論し、考察ができること。
3.基礎的な学力を十分に持っていること。そして入学後も、専門的な知識や能力の習得に、着実に取り組めること。
4.知識を深め、視野を広げ、事実をもとに自分の着想と論点を構築し、まとめ、発表することを継続的に行えること。

■求める学生像と学力3要素との関係
1.知識・技能:高等学校等における基礎的教科・科目の履修を通して獲得される知識・技能。主要科目全般の総合的な学力。

2.思考力・判断力・表現力等の能力:多面的に考え、客観的に批判し、自分の言葉で人に伝える資質。主体的に課題を設定し,社会における様々な事象に関心を持ち,それらについて明快な議論を構成して,他者と能動的にコミュニケーションができる能力。

3.主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度:多様性を尊重する態度、異なる考えに共感する寛容性。異文化および異なる社会への視点と多面的な理解を示す能力。

九州大学 法学部のアドミッション・ポリシー

■求める学生像
 【九州大学の求める学生像】
 九州大学では、その教育憲章の理念と目的を達成するために、高等学校等における基礎的教科・科目の普遍的履修を基盤とし、大学における総合的な教養教育や専門基礎教育を受け、自ら学ぶ姿勢を身に付け、さらに進んで自ら問いを立て、創造的・批判的に吟味・検討し、他者と協働し、多様な、幅広い視野で問題解決にあたる力を持つアクティブ・ラーナーへと成長する学生を求めている。

 【法学部の求める学生像】
 世の中のあらゆる問題は法により紀律されている。そのような、法の支配する社会において、法学を学んだ者の存在価値は極めて高い。法学部では、将来どのような進路を目指すとも(法学部卒業生の多くが民間企業に就職したり国家公務員・地方公務員になっており、必ずしも法曹を目指す学生ばかりではない)、法学を学んだことによって社会のさまざまな課題を発見し、それを分析し、それを解決するための方途を見出す能力を有し、したがって社会に役立つ人材を育てることを目指していることから、法学部を志望する学生には、法学・政治学を専門的に学ぶための前提として、現代社会の諸問題への関心はもとより、歴史・科学・文化・外国語などの基礎教養に裏打ちされた広い視野をもって勉学に取り組む意欲、自己の問題関心に即して主体的に学ぶ姿勢が期待される。

 具体的には、
1.歴史や社会問題に関心を持ち、解決すべき課題を自分で発見する力
2.必要な情報を各方面から収集する技能
3.情報の分析・加工を通じて自分なりの視点・意見を作り上げようとする意欲
4.それを他者の前でわかりやすく、論理的・説得的に説明する力
5.他者との議論を通じて意見や価値観の多様性を学び、自己反省の機会を持って柔軟に修正案・改善案を見つける姿勢
6.法的知識と語学力を身に着けてグローバルな舞台で活躍しようとする意欲

の6つである。法学部は、学生の持つこれらの潜在能力を伸ばし、将来への確かな地歩を築く場を提供することを目指している。

■求める学生像と学力3要素との関係
① 知識・技能:高等学校等における基礎的教科・科目の履修を通して獲得される知識・技能。日頃から新聞などを読み、国内外の多様な問題について知識と関心を有していることが望ましい。

② 思考力・判断力・表現力等の能力:多面的に考え、客観的に批判し、自分の言葉で人に伝える資質。豊富な読書経験を有し、友人などとのディスカッション能力や比較的長い文章の作成能力に長けていることが望ましい。

③ 主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度:現代社会の諸問題への関心、多様性を尊重する態度、異なる考えに共感する寛容性。社会性や積極性に加え、自分と異なる他者への想像力を有し、異文化社会での実体験を有していることが望ましい。

九州大学 経済学部のアドミッション・ポリシー

【経済・経営学科】
■求める学生像(求める能力・適正等)
 経済・経営学科では、その特色ある教育課程により、学生は自己の問題関心に応じた体系的な科目履修が可能である。その結果、現実感覚や問題解決能力、外国語能力に基礎付けられた国際性、さらには、幅広い教養を養うことができる。先端的科学技術の急速な発展や経済のグローバル化・市場経済化の進展などによって大きな変容を遂げつつある現代の経済社会に深い関心をもち、経済学・経営学の基礎理論や幅広い教養を身につけ、さらに、豊かな国際感覚を磨くことを通じて、人類が直面している種々の問題に積極的に取り組んでいこうという気概をもった皆さんが、経済・経営学科に興味をもち、入学されることを期待している。

 そのために高校では、基礎的科目としての国語・数学・外国語の諸科目をしっかりと勉強するだけでなく、地歴・公民の諸科目をできるだけ満遍なく学習することが重要となる。また理科の諸科目も経済発展と密接不可分な科学・技術を理解するために学習することが求められる。

■求める学生像と学力3要素との関係
1.知識・技能:高等学校等における基礎的教科・科目の履修を通して獲得される知識・技能。
2.思考力・判断力・表現力等の能力:多面的に考え、客観的に批判し、自分の言葉で人に伝える資質。
3.主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度:現代の経済社会への深い関心。人類が直面している種々の問題に積極的に取り組んでいこうという気概。多様性を尊重する態度、異なる考えに共感する寛容性。常に自らを向上させようとする意欲。

【経済工学科】
■求める学生像(求める能力・適性等)
 経済学部経済工学科では、最先端の内容を含む経済理論、数量、情報科学の方法を活用して分析を進め、これらの結果を評価し、社会、経済における政策や戦略に応用、実践できる人材の育成を目指している。このため経済学の勉学の土台となる国語力、社会に関する一般的基礎知識、数学(微積分、確率・統計、行列などは大学で経済学を学ぶ際、特に重要であるが、受験のためには所定の数学を満遍なく学習する必要がある)をはじめとする数理的知識、また、現代社会に対する多様な関心、好奇心を持つ学生の受け入れを重視する。

■求める学生像と学力3要素との関係
1.知識・技能:高等学校等における基礎的教科・科目の履修を通して獲得される知識・技能。
2.思考力・判断力・表現力等の能力:多面的に考え、客観的に批判し、自分の言葉で人に伝える資質。
3.主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度:現代社会に対する多様な関心、好奇心。多様性を尊重する態度、異なる考えに共感する寛容性。常に自らを向上させようとする意欲。

九州大学 理学部・物理学科のアドミッション・ポリシー

■求める学生像
 物理学とは、「物質はどのようにして生まれたか、どのような性質を持つか、どのような法則にしたがっているか」を探究する学問である。極微小な素粒子の世界から、我々身の回りの物質、そして広大な宇宙にいたる様々な階層の自然の中にひそんでいる、基本的な法則を明らかにしようとする営みともいえる。また、情報理学は、情報を扱うための原理と技術を探究する学問である。情報理学は物理学と密接な関係をもつ。例えば、情報の表現や伝送に関わる情報理論は、統計物理学や熱力学と関係が深い。また近年では、量子力学に基づく新しい計算モデルである「量子コンピュータ」の研究も盛んに行われている。

 本物理学科では、大学での物理学・情報理学の学習に必要な基礎学力を備え、大学での講義を理解し、情報収集やレポート作成・発表ができる国語力、基本的な英語力、さらに、物事の背景にある普遍的な法則を積極的に調べようとする探究心を持つ人を求めている。

【国際理学コース】
 加えて、国際理学コースが目指す専門性・学際性・国際性を兼ね備えた人材に成長することを希望する人を求めている。

■求める学生像と学力3要素との関係
① 知識・技能:高等学校等における基礎的教科・科目の履修を通して獲得される知識・技能。特に、大学での物理学・情報理学の学習に必要な物理・数学などの理系科目の充分な素養と基本的な英語力。

② 思考力・判断力・表現力等の能力:大学での講義を理解し、情報収集やレポート作成・発表ができる国語力。多面的に考え、客観的に批判し、自分の言葉で人に伝える資質。

③ 主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度:さまざまな自然現象の背景にある普遍的な法則への関心。多様性を尊重する態度、異なる考えに共感する寛容性。教員・先輩・友人に質問し、議論する積極性。

九州大学 理学部・化学科のアドミッション・ポリシー

■求める学生像
 化学科では、将来、化学研究者、高度な化学の専門知識をもつ技術者に成長することを志す、意欲的な学生を求めている。また、高度な化学知識や思考を生かせる職業に携わり、日本の中核的、かつ指導的役割を担うことを目指す学生を求める。それゆえ、十分な基礎学力を持つとともに、化学の勉学に熱意をもち、創造性豊かな学生を求める。現代の化学は、物理学、生物学、地学、数学など他の多くの学問に支えられ、かつ互いに影響を与えている。化学を学び、深く理解するためには、これら関連する学問領域を広く理解することも重要となる。大学の授業の堅固な基礎となる高等学校での幅広い学習を望む。

【国際理学コース】
 加えて、国際理学コースが目指す専門性・学際性・国際性を兼ね備えた人材に成長することを希望する人を求めている。

■求める学生像と学力3要素との関係
 ① 知識・技能:高等学校等における基礎的教科・科目の履修を通して獲得される知識・技能。特に、大学での化学の学習に必要な化学・物理などの理系科目の充分な素養と基本的な英語力。

九州大学 理学部・地球惑星科学科のアドミッション・ポリシー

■求める学生像
 高校数学および高校理科の基本事項を理解し、大学での講義の理解、文献の読解、レポートの作成、研究発表などのための国語力を十分備えている学生を求めている。また専門文献の読解や、将来、国際的な場で活躍するためにも必要な高校英語の十分な学力を備えた学生を求めている。研究者、技術者、教育者として日本ばかりではなく世界で活躍するために、十分な基礎学力だけでなく、地球惑星科学の勉学に対する熱意、自然現象への探求心をもった創造性豊かな学生を求めている。

【国際理学コース】
 加えて、国際理学コースが目指す専門性・学際性・国際性を兼ね備えた人材に成長することを希望する人を求めている。

■求める学生像と学力3要素との関係
① 知識・技能:高等学校等における基礎的教科・科目の履修を通して獲得される知識・技能。特に、大学での広い分野の学習に必要な理科・数学などの理系科⽬の充分な素養と基本的な英語力。

② 思考力・判断力・表現力等の能力:大学での講義を理解し、情報収集やレポート作成・発表ができる国語力。多面的に考え、客観的に批判し、自分の言葉で人に伝える資質。

③ 主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度:地球惑星科学の諸現象への関心。多様性を尊重する態度、異なる考えに共感する寛容性。教員・先輩・友人に質問し、議論する積極性。

九州大学 理学部・数学科のアドミッション・ポリシー

■求める学生像
 数学の素養と基本的な国語力を備え、数学における論理的思考力や表現力を身につけるために必要な素質を持つ学生を求める。主体的に学ぶ学生が望ましい。

【国際理学コース】
 加えて、国際理学コースが目指す専門性・学際性・国際性を兼ね備えた人材に成長することを希望する人を求めている。

■求める学生像と学力3要素との関係
① 知識・技能:高等学校等における基礎的教科・科目の履修を通して獲得される幅広い知識と技能。特に、数学の素養と基本的な国語力。

② 思考力・判断力・表現力等の能力:高等学校等における学習を通して獲得される思考力・判断力・表現力。特に、論理的な思考力とそれを表現する力。

③ 主体性・多様性・協働性:数理科学への関心があり、主体的に学ぶ学生が望ましい。

九州大学 理学部生物学科 のアドミッション・ポリシー

■求める学生像
 生物学科では、分子、細胞、個体、集団等の各階層における生物の営みとその根底にあるメカニズムに強い興味を持ち、生物の勉学、研究に熱意をもつ創造性豊かな学生を求めている。生物学分野において科学の真理の追究をめざす意欲があることを重視する。本学科志望者には、高校において理系科目(数学、理科〔生物のほか、化学、物理、地学〕)を学び、論理的思考力を身に付けるようにすること、および自然科学の基礎知識を修得しておくことはもちろんのこと、文系科目(国語、英語、社会)も幅広く履修し、筋道の立った文章が書けることなどが望まれる。

【国際理学コース】
 加えて、国際理学コースが目指す専門性・学際性・国際性を兼ね備えた人材に成長することを希望する人を求めている。

■求める学生像と学力3要素との関係
① 知識・技能:高等学校等における基礎的教科・科目の履修を通して獲得される知識・技能。特に、大学での生物学の学習に必要な理系科目の基礎知識と論理的な思考力及び、基礎的な英語力を有する学生。

② 思考力・判断力・表現力等の能力:知識や実験結果・観察を基に多面的に考え、客観的に批判し、自分の言葉で相手に伝わるように表現できる学生。

③ 主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度:生命現象に関する強い関心と意欲を有する学生。国籍、世代、考え方の違いに関わらず、教員、先輩、友人に積極的に議論し、問題解決にあたることのできる学生。

九州大学 医学部医学科のアドミッション・ポリシー

■求める学生像
 医学科では以下の学生を求める。 医師の仕事は、非常に幅広く、基礎の研究者から臨床医まで選択肢も多い中で、最も大切なことは弱い立場の患者さんの味方となり、病気に苦しんでいる患者さんを助けることである。単に受験学力が高いから医学部に入学するのではなく、医師としてあるいは医科学分野の研究者として活躍するに十分な能力と素質をもち、明確な目的意識をもった学生を望んでいる。

 人間で最も大切なことは、「生きがいを持ち人間らしく生きること」である。命に直接関係するような病気を持っている患者さんは、ややもすると、この「生きがい」をなくし、生きる喜び、生きる目標を失っている。このような人達に優しい救いの手をさしのべることができる人間味あふれる学生を求めている。

■求める学生像と学力3要素との関係
①知識・技能:人間で最も大切なことは、「生きがいを持ち人間らしく生きること」である。命に直接関係するような病気を持っている患者さんは、ややもすると、この「生きがい」をなくし、生きる喜び、生きる目標を失っている。このような人達に優しい救いの手をさしのべることができる人間味あふれる学生を求めている。

②思考力・判断力・表現力などの能力:多面的に考え、客観的に批判し、自分の言葉で人に伝える資質。医学知識を習得し、臨床に応用するために努力を惜しまない姿勢。

③主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度:医師としてあるいは医科学分野の研究者として活躍することへの強い関心、多様性を尊重する態度、異なる考えに共感する姿勢。多職種と協働して医療を提供しようという意欲。患者・家族から求められている医療を真摯に提供しようとする意欲。新しい医学を創造・発展しようとする意欲。

九州大学 医学部生命科学科のアドミッション・ポリシー

■求める学生像 (求める能力、適正等)
 生命科学科では以下の学生を求める。 ヒトを含む様々な生物の生命現象に興味を持ち、生命医科学関連領域の勉学と研究に情熱をもって臨む志の高い学生を求める。本学科では将来の生命医科学研究と医学教育を担う多数の人材を輩出するため、基礎的講義を土台に最先端の生命医科学研究を行うまでの教育プログラムを準備している。このような講義ならびに研究内容を理解するには、高校において理系科目(数学、理科〔生物、化学、物理〕)の履修を通じ、自然科学の基礎知識を習得するとともに、文系科目(国語、英語、社会)も幅広く履修することが望まれる。また、論理的な思考に基づいて、口頭および文章で論理的な説明を行う能力を備えていることが望まれる。

■求める学生像と学力3要素との関係
①知識・技能:高等学校などにおける基礎的教科・科目の履修を通して獲得される知識・技能。加えて、生命医科学研究における知識・技能の習得ができる基礎的な能力。

②思考力・判断力・表現力などの能力:論理的・多面的に考え、客観的に批判し、自分の言葉で人に伝える資質。生命医科学に関する知識を習得し、研究に応用するための努力を惜しまない姿勢。

➂主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度:ヒトおよびヒトに関係する生物が示す生命現象への興味、基礎医学研究への興味、多様性を尊重する態度、異なる考えに共感する姿勢。周囲と協調して生命医科学研究を創造・発展しようとする意欲。

九州大学 医学部保健学科のアドミッション・ポリシー

■求める学生像
 保健学科での学修をめざす学生には、病む人々や健康を願う人々の心を理解し、保健、医療、福祉の分野で活躍する意欲と強い意志があることが求められる。また、医療における諸問題を発見し、それらを解決するために課題を設定して解明するのに必要な思考力や自主性も求められる。さらに、広い分野の学習を進めながら関心の幅を広げたり、海外での医療活動を見据えた語学力が望まれる。

■求める学生像と学力3要素との関係
①知識・技能
・高等学校等における基礎的教科・科目の履修を通して獲得される知識・技能。
・保健・医療・福祉における幅広い知識や技能。

②思考力等
・多面的に考え、客観的に批判し、自分の言葉で人に伝える資質。
・保健・医療・福祉における課題を自主的に発見し、解決するために必要となる理系的・論理的思考力。
・国際的に保健・医療・福祉活動を行うために必要な思考力および表現力。

③主体性等
・病む人々や健康を願う人々の心を理解し、保健、医療、福祉の分野で活躍することへの関心。
・多様性を尊重する態度、異なる考えに共感する寛容性。
・周囲や他分野の人々と積極的にコミュニケーションを図り、保健・医療・福祉活動を安全に遂行する意欲や能力。
・高い倫理観と豊かな人間性を身に付け、保健・医療・福祉の分野で社会に貢献する意欲。

九州大学 歯学部のアドミッション・ポリシー

■求める学生像
 九州大学歯学部では、多方面にわたる学力に優れていることに加え、九州大学教育憲章に基づき、秀でた人間性、社会性、国際性を有し、医療福祉の観点から奉仕精神や利他主義に基づく高い倫理観を有し、チーム医療や課題探求型チーム学習のチームの一員として協調性の高い行動を取り、自律的な学究を指向する人材を求めている。

■求める学生像と学力3要素との関係
①知識・技能:高等学校等における基礎的教科・科目の履修を通して獲得される知識・技能。基幹教育科目、ならびに歯学部専攻科目を修学するために必要な理科系、文科系の多方面にわたる十分な基礎知識。

②思考力・判断力・表現力等の能力:多面的に考え、客観的に批判し、自分の言葉で人に伝える資質。チーム医療や課題探求型チーム学習のチームの一員として行動するための協調性を裏打ちするコミュニケーション能力。

③主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度:「口腔から全身の健康に貢献する」ことへの関心。多様性を尊重する態度、異なる考えに共感する寛容性。医療福祉の観点から奉仕精神や利他主義に基づく高い倫理観。自らを向上させるため、常に自律的な学究を指向する意欲。医療人に必要な人間性、社会性、国際性を磨くために努力を惜しまない姿勢。

九州大学 薬学部創薬科学科のアドミッション・ポリシー

■求める学生像
 21世紀の人々の健康を維持するためには、癌をはじめとする難病や新種のウイルスなどによる新興疾患に対する治療薬や予防薬の開発が必要である。このためには、生命のメカニズムの解明や障害因子の特定、並びにそれらの情報を基に副作用の少ない標的に特異的に働く理想的な医薬品の開発が必要である。九州大学薬学部はこれまでも創薬研究に大きく貢献してきた。創薬科学科は、この創薬研究に関連する教育をさらに強化し、最先端の創薬研究に対応できる高い能力を持つ国際的に活躍できる研究者や指導者の養成を目指している。

 創薬科学科では、薬を科学し創り出していく上で基礎となる化学系薬学、物理系薬学、生物系薬学、環境系薬学および医療系薬学を相互に関連付けて幅広く履修し、それらに関する高度な知識・技術を修得する。さらにこれらの幅広い学問分野を修めた上で、得意な専門分野に精通した人材の育成を目標に教育を行う。研究者としてはそのような知識を修得するのみならず、さらに問題を見出し解決する能力が必要となる。そのため本学科ではこのような問題発見・解決能力を養うために種々のプログラムを用いた教育を行う。またそのような能力の向上・強化には大学院修士課程や博士後期課程での学習や研究が必要であるため、創薬科学科では大学院への進学を前提としたカリキュラムを組んでいる。

以上のような目的のため、下記の条件に合う学生を求めている。
〇 薬を科学し創ることに関する研究に対して強い意欲があり、研究者や指導者として育つ素養がある。
〇高等学校卒業レベルの十分な基礎学力を持つとともに、理科科目(化学、生物および物理)に対して強い興味がある。
〇将来の国際的な活躍のための基盤となりうる十分な英語の基礎学力をもつ。

■求める学生像と学力3要素との関係
〇 知識・技能:高等学校等における基礎的教科・科目の履修を通して獲得される知識・技能。特に、化学系、物理系、生物系、医療系の基礎学問の習得が必要であるため、理科科目に対する強い興味と十分な素養、および、基本的な英語力を持っていること。

〇思考力・判断力・表現力等の能力:知識を活用し、多角的に考え、客観的に評価できる素養を持っていること。さらに、創造力、指導力、国際性を磨くため積極的に努力する素養を持っていること。

〇主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度:薬を科学し創ることに関する研究に対する関心。理科科目(化学、生物および物理)に対する興味。自分の考えを持ち、的確にそれを伝え、さらに異なる考えも尊重してコミュニケーションを積極的に行う素養を持っていること。

九州大学 薬学部臨床薬学科のアドミッション・ポリシー

■求める学生像
 近年、医療の高度化、複雑化、高齢社会の到来、医薬分業の進展など薬剤師を取り巻く環境が大きく変化している。このような状況下で、薬剤師は最適な薬物療法の提供、服薬指導、医療への安全対策など、幅広い分野において独自の役割を果たすことが、強く求められるようになってきた。また、薬剤師としての基礎知識や技能、高い倫理観はもとより、医療従事者としての教養、医療現場で通用する実践力など、これまで以上に高い資質を持った薬剤師を養成することが求められている。九州大学の薬学部臨床薬学科は、広い視野と豊かな人間性を有し、かつ医療従事者として質の高い薬剤師教育を行い、医療薬学の将来を担う人材を育成することを教育理念としている。 臨床薬学科では、基礎薬学としての化学系薬学や物理系薬学ならびに生物系薬学を体系的に学ぶとともに、高度な医療系薬学の基礎的および臨床的教育を行い、さらに臨床にかかわる実践的な実務能力を培う。医療従事者として広範な視野を持ち、医療現場で指導的役割をになう薬剤師を育成する。

 また本学科で育成する薬剤師とは「研究者マインドを持つ薬剤師」を意味しており、研究を通して課題を探究する能力と問題を解決する能力を育成する。
以上のような目的のため、下記の条件に合う学生を求めている。
〇科学研究に対して高い興味や関心を持ち、研究者や指導者として育つ素養がある。
〇 高等学校卒業レベルの十分な基礎学力を持つとともに、理科科目(化学、生物および
物理)に対して強い興味を持つ。
〇 医療人として患者や医療従事者等とコミュニケーションを取ることができ、医療人としての倫理観が育つ素養を持つ。
〇将来の国際的な活躍のための基盤となりうる十分な英語の基礎学力をもつ。

■求める学生像と学力3要素との関係
〇 知識・技能:高等学校等における基礎的教科・科目の履修を通して獲得される知識・技能。特に、化学系、物理系、生物系、医療系の基礎学問の習得が必要であるため、理科科目に対する強い興味と十分な素養、および、基本的な英語力を持っていること。さらに、薬剤師としての基礎知識、技能を習得するため積極的に努力する素養を持っていること。

〇 思考力・判断力・表現力等の能力:知識を活用し、多角的に考え、客観的に評価できる素養を持っていること。さらに、創造力、指導力、国際性、に加え、薬剤師としての高い倫理観を磨くため積極的に努力する素養を持っていること。

〇 主体性を持って多様な人々と共同して学ぶ態度:科学研究に対する関心。理科科目(化学、生物および物理)に対する興味。自分の考えを持ち、的確にそれを伝え、さらに異なる考えも尊重してコミュニケーションを積極的に行う素養を持っていること。さらに、医療従事者としての教養、医療現場で通用する実践力を磨くため積極的に努力する意欲を持っていること。

九州大学 工学部のアドミッション・ポリシー

■工学部が求める学生
 本学では、本学教育憲章の理念と目的を達成するために、高等学校等における基礎的教科・科目の幅広い履修を基盤とし、大学における総合的な教養教育や専門基礎教育を受けて自ら学ぶ姿勢を身に付け、さらに進んで自ら立てた問いを創造的・批判的に吟味・検討するとともに、他者と協働しながら幅広い視野で問題解決にあたる力を持つ人間へと成長する学生を求めている。
加えて、工学部では、高等学校等までに学習した国語、英語、数学、理科、社会の学力を有したうえで、物理学や化学など自然科学の原理と法則を理解し、幅広い教養と倫理観および国際的視野を併せ持って文明の持続的発展を支える「ものづくり」を先導する技術者、研究者として成長したいという強い意欲と適性を持った学生を求めている。

 したがって、以下の観点が重要である。
1)知識・技能:
〇高等学校等における基礎的教科・科目の履修を通して獲得される知識・技能

2)思考力・判断力・表現力等の能力:
〇多面的に考え、客観的に批判し、自分の言葉で人に伝える資質
〇広く応用力・創造力・国際性を獲得するために努力を惜しまない姿勢

3)主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度:
〇多様性を尊重する態度と異なる考えに共感する寛容性
〇常に自らを向上させようとする意欲

九州大学 芸術工学部のアドミッション・ポリシー

 芸術工学部では、本学部の理念である「技術の人間化」に基づき、技術を人間生活に適切に利用するための道筋を設計する「高次のデザイナー」の養成を目的とし、以下のような学生を求めている。

〇芸術工学に関連する様々な専門知識を修得し、社会の課題を発見・提起できる力を修得するために必要な基礎学力、論理的な思考能力とともに、美しさ、心地よさ、文化的な深みなどを感じ取れる感性を有すること。

〇広い視野に立って他者と協力しながら課題解決へ向かう力を修得するために必要な、豊かな人間性、創造性、挑戦する精神を有すること。

〇課題解決のためのプロセスを明確化し、実践する力を修得するために必要な、自ら問題を設定し、積極的に解決に向かう意欲を有すること。

〇自らの感性や専門的知識を有効に活用し、考えを効果的に表現・伝達する力を修得するために必要な、国際的な志向性、多様性に対する好奇心と寛容性、柔軟な思考力を有すること。

九州大学 農学部のアドミッション・ポリシー

 生物生産、生物機能、生物環境等の農学関連諸分野に強い関心を有し、将来これらの分野で活躍を目指す意欲的な学生を求めている。加えて、農学部の研究、教育領域は、自然科学から社会科学に及び、国際化の進展も著しいため、これらにおおらかに対応でき、自身の語学力強化に熱心な学生を求めている。

■教育理念(教育理念・目標,育成する人材像等)
 地球規模での食糧問題と環境問題の克服に向けて人類の英知が試されています。このような状況下,食料・生活資材の安定供給,生物生存環境の保全,そして人類の健全な発展に貢献することは,農学に課せられた使命です。私たち人類が食料・衣料・住居を消費しながら生存し続けるためには,地球上で唯一の永続的かつ環境負荷を伴わない生物資源を生産し,それを加工・利用するための科学技術を創造していかなければなりません。生物資源の科学を中心に据え,それをとり巻く環境問題から社会問題に至るまでの幅広い問題を取り扱う総合科学として農学があります。農学は,生命体としての動植物から細胞,分子にいたるまでの生命の営みを人類の福祉に役立てることを目的として,新たな飛躍の時代を迎えています。

 九州大学農学部は,農学の使命を達成するための多様な人材を育成することを目的として,生物生産,生物機能,生物環境等に関連する学問分野において,国際的に通用する専門性と技術を有するばかりでなく豊かな課題探求能力とバランス感覚を備えた人材の育成を行っています。

■求める学生像(求める能力,適性等)
 農学部では,生物生産,生物機能,生物環境等の農学に関連する幅広い知識を身につけさせること,国際的に通用する専門性及び技術を習得させること,バランス感覚を備えた人材を育成することを主眼に教育を行っています。そのために,農学部では以下のような学生を求めています。

〇生物生産,生物機能,生物環境等の農学関連分野に強い関心を有し,将来これらの分野で活躍を目指す意欲的な学生を求めています。

〇農学部の教育・研究は,自然科学から社会科学にまで及ぶ広範な基礎科学と応用科学に立脚していますので,これら広範な領域におおらかに対応できる学生を求めています。 〇国際的に活躍する土台となる高度な語学能力を持ち,自己の語学能力の向上に熱心な学生を求めています。

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