学習お悩み相談室(Q

学習お悩み相談室(Q&A)

Axisのオンライン家庭教師の教育アドバイザーは、豊富な塾運営によって培われてきたノウハウや知識をもとに、受講生や保護者の方のさまざまなお悩みにお応えしています。ここでは、その一部をご紹介します。

学年が上がるごとに「苦手」がどんどん増えてきています。
(小3・保護者)

苦手は誰にでもあるものです。苦手を意識し始めると、集中力を欠いたり、机に向かうことを避けたりするようになります。苦手を克服するためには「できること」「わかった」を増やすことが大切です。そのため、「できないこと」に取り組むのではなく「できるところ」まで戻って学習してみてください。「できた」「わかった」の積み重ねは、お子さまにとっての「自信」を育てくれます。まずは苦手と感じている科目について、どこまでなら理解できるのかを教科書や学習用テキストをさかのぼって確認してみてください。

教育アドバイザーより

小学生でも塾に通わせるべきですか?
(小1・保護者)

塾に通わせるタイミングは悩ましいと思います。まずは塾に通わせる目的をはっきりさせることが大事です。小学1年生であれば、学校内容の復習を通した基礎学力の向上や勉強を習慣化させることなどが挙げられるでしょうか? ご家庭で目的を達成することが難しいのであれば、塾に通わせるべきと言えます。

教育アドバイザーより

6年生の保護者です。中学英語の先取り学習は必要ですか。
(小6・保護者)

やっておいた方がいいと思います。小学6年生であれば、英語の授業が週2回行われているはずです。お子さまは英語に対してどのような感想をお持ちですか?教科書の改訂に伴い、中学校の英語の授業内容は保護者の方の時代から劇的に変化しました。中1でいきなり一般動詞や多様な会話表現を学習します。さらには中学生までに扱う英単語数が400以上に増えていますし、聞く・読む・話す・書くことをバランスよく、習得していくことが求められています。覚えることが多くなるので、他の科目の学習量・難易度が上がることを考えれば、ぜひ先取り学習しておいた方がいいでしょう。

教育アドバイザーより

公立中高一貫校を受験する予定ですが、適性検査の指導にも対応できますか?(小6・保護者)

はい、対応しています。中学受験における適性検査では、教科横断型の問題が出題されます。社会科の資料を題材に計算力を問う問題や、複数のデータ・文献資料から自分の考えを記述する問題などです。問題から情報を読み取り、解答を導きだすために、適性検査用のテキストを使用して学習をサポートします。社会的な課題に対して自分の考えを述べるためには、知見を広めることも重要です。授業の中で扱われる題材以外にも、ご家庭でもニュースや新聞記事をもとに意見を交わす機会をぜひ作ってみてください。

教育アドバイザーより

壁にぶつかり、勉強に対して臆病になっています。なんとかなりませんか?
(小6・保護者)

よくご相談をいただくお悩みですが、その壁を乗り越えて成長できるチャンスでもあります。お子さまが成長する過程で、自分ひとりでできないことに気づき、自信を無くしたり臆病になったりすることは良くあることです。こちらから何か働きかける前に、お子さんの現状を見つめる機会にしてみてください。臆病になる心には、「失敗する自分」「できない自分」が強くイメージされている状態です。壁にぶつかった時は、まず「できなくて当たり前」と思いましょう。そして、学習レベルを下げることで、立ちはだかる壁を低くしてみましょう。そこから徐々に壁を高くすることで、自信を積み上げられるようになります。その上で取り組む姿勢を褒めて寄り添ってみましょう。

教育アドバイザーより

まだ低学年で学校でのテストがありません。学習内容がどれくらい定着しているか不安です。
(小2・保護者)

一般的に公立小学校では、中学・高校のような中間テスト・期末テストがありません。短い期間での定着確認であれば、単元ごとの小テストや宿題チェックにより、どこでつまずいているか早い段階で見極め、支援することが可能です。一方で、中学受験などを検討しているご家庭では、中期的な期間での定着度が重要かと思います。その場合は、市販のテスト教材や塾などで提供される試験をご利用ください。定着できていない所はそのままにせず、優先的に復習に取り組む学習時間を設けましょう。それが、成長の後押しにつながります。

教育アドバイザーより

家で宿題以外の勉強をしません。不安です。
(小4・保護者)

将来の成績や受験に向けての不安から、現在の学習姿勢に物足りなさを感じていらっしゃるのではないでしょうか。小学生のお子さんに「自主的に好きな勉強をしなさい」というのは、高度の要求となります。具体的に何を行うべきか、決めてみてはいかがでしょうか。学習の時間を増やす際には、お子さまの好奇心を刺激するような学びからスタートさせてみてください。例えば、算数が得意であればパズル系の問題など、楽しんで取り組めるものがおすすめです。

教育アドバイザーより

  1. 小学生向け
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