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総合型選抜|学校推薦型選抜とは?

  • 総合型選抜(旧AO入試)

 総合型選抜は、大学側がずばり求めている学生を総合的に選抜して決定する入試であり、大学がアドミッション・ポリシー(入学者受け入れ方針:つまり大学側が求める学生)と適合した学生を採用するために、志望理由書/面接/小論文などで総合的に選抜をする入試方式です。
 総合型選抜で一番重要なことは、アドミッション・ポリシーをしっかり理解して、この大学で何を学び、これからどのように活かしていくのかということを具体的に述べられるようにする必要があります。
 

  • 学校推薦型選抜(旧推薦入試)

 学校推薦型選抜は、在籍している出身高校の学校長からの推薦状を受けて出願ができ、書類審査/面接/小論文などが中心の入試方式です。
 高校での部活動の業績や課外活動など大学側が求める条件を満たせば、学校長の推薦を得ることができます。

京都大学のアドミッション・ポリシー

 京都大学は、日本の文化、学術が育まれてきた京都の地に創設された国立の総合大学として、社会の各方面で活躍する人材を数多く養成してきました。創立から1世紀以上を経た21世紀の今日も、建学以来の「自由の学風」と学術の伝統を大切にしながら、教育、研究活動をおこなっています。

 京都大学は、教育に関する基本理念として「対話を根幹とした自学自習」を掲げています。京都大学の目指す教育は、学生が教員から高度の知識や技術を習得しつつ、同時に周囲の多くの人々とともに研鑽を積みながら、主体的に学問を深めることができるように教え育てることです。なぜなら、自らの努力で得た知見こそが、次の学術展開につながる大きな力となるからです。このため、京都大学は、学生諸君に、大学に集う教職員、学生、留学生など多くの人々との交流を通じて、自ら学び、自ら幅広く課題を探求し、解決への道を切り拓く能力を養うことを期待するとともに、その努力を強く支援します。このような方針のもと、優れた学知を継承し創造的な精神を養い育てる教育を実践するため、自ら積極的に取り組む主体性をもった人を求めています。

 京都大学は、その高度で独創的な研究により世界によく知られています。そうした研究は共通して、多様な世界観・自然観・人間観に基づき、自由な発想から生まれたものであると同時に、学問の基礎を大切にする研究、ないし基礎そのものを極める研究であります。優れた研究は必ず確固たる基礎的学識の上に成り立っています。
京都大学が入学を希望する者に求めるものは、以下に掲げる基礎的な学力です。

1.高等学校の教育課程の教科・科目の修得により培われる分析力と俯瞰力
2.高等学校の教育課程の教科・科目で修得した内容を活用する力
3.外国語運用能力を含むコミュニケーションに関する力

 このような基礎的な学力があってはじめて、入学者は、京都大学が理念として掲げる「自学自習」の教育を通じ、自らの自由な発想を生かしたより高度な学びへ進むことが可能となります。
京都大学は、本学の学風と理念を理解して、意欲と主体性をもって勉学に励むことのできる人を国内外から広く受け入れます。

 受入れにおいては、各学部の理念と教育目的に応じて、その必要とするところにしたがい、入学者を選抜します。一般選抜では、教科・科目等を定めて、大学入学共通テストと個別学力検査の結果を用いて基礎学力を評価します。特色入試では、書類審査と各学部が定める方法により、高等学校での学修における行動や成果、個々の学部・学科の教育を受けるにふさわしい能力と志を評価します。

【point of view合格するためにプロ講師が指導 ~私ならこう添削する~

 「学びの設計書」が志望理由書にあたります。各学部によりその内容が異なります。理系学部では「学びの報告書」(活動実績や活動記録)だけ、教育学部では両方必要です。

・「自由な学風」「対話」「「主体的な学び」「自学自習」「基礎研究」がアドミッションポリシーのキーワードです。
 高校までの活動や成果を具体的に示し、教授や学友との対話の中で発展させるべく、基礎的な学問に励むことが求められています。特筆すべき活動歴がなくても、自分の関心事に打ち込む姿勢、将来への夢を具体的に述べられるよう指導します。生徒さん自身では自覚できなかった思いの強さを、聞くことで言語化できるように指導していきます。

・特記のないものは「総合型選抜」です。「学びの設計書」を提出します。

 
京都大学の総合型選抜|学校型推薦入試の対象学部一覧
  • 総合人間学部
  • 文学部
  • 教育学部
  • 経済学部
  • 理学部
  • 医学部
  • 薬学部
  • 工学部
  • 農学部
京都大学 総合人間学部のアドミッション・ポリシー

 総合人間学部は、たえまなく変化する現代社会における人間と文明と自然の新たな結びつきを見出すために、人文科学、社会科学、自然科学を横断する「人間の学」の創出をめざしています。この挑戦に積極的に加わろうとする志をもつ人、高い倫理性と豊かな人間性を持ちつつ、国際的視野から人類が直面する様々な課題に向きあおうとする進取の精神をもつ人、持続的で創造的な取り組みを支える教養を身につけたいと考える人を本学部は求めます。

 総合人間学部が入学を希望する人に求めるものは、高等学校の教育課程の教科・科目を広く修得し、自らが学ぼうとする分野の基礎となる知識を身に付けていることに加えて、その内容を活用する主体的な思考力・判断力・表現力、そして他者と協働しながら学ぶ態度です。
総合人間学部の入学者選抜は、京都大学の一般選抜において、文系試験と理系試験の2つに分けて実施し、多様な基礎的学力を測ります。また本学部独自の特色入試では、高等学校における学びの成果、基礎的学力とともに、文系と理系の総合的な思考力・表現力を評価します。これらの入試においては、総合的な学力の評価を行うために大学入学共通テストの成績を取り入れ、合否判定を行っています。
 

【point of view合格するためにプロ講師が指導 ~私ならこう添削する~
 

 ポリシーでは「総合」「文理融合」を掲げており、従来の学問分野にとらわれずに「人間」についての学びを深めていくことが求められています。ジェンダーやさまざまな格差など多様な価値観の現代社会の中で、生徒さんがこれまでに取り組んできたことや考えてきたことを具体的に挙げ、何を追究していきたいのかを、対話を重ねることで深めていきます。学部を超えた学びだからこそできる課題の複眼的なアプローチについて、学部研究を重ねながら明確にしていく指導をします。

京都大学 文学部のアドミッション・ポリシー

 京都大学文学部は、人間の諸活動の原理的な解明とその諸活動が有する価値を問い直すことを通じて、行動科学を含む広義の人文学に関わる学術を教授することを教育理念の根幹としています。この理念に基づき、広い教養と深い専門知識を具え、人類の文化の継承と調和ある発展に寄与するとともに、倫理性にも優れた学生を育成することを教育目標とします。この教育目標を達成するために、本学部は、人文学に関わる諸問題を学び考え、自由の学風を重んじる本学の基本理念を踏まえながら、新たな知的価値を創出することをめざす学生を求めています。この教育目標にそって、入学希望者に対しては、以下の点を入学前に具えておくことを求めます。

1.総合的な基礎学力をもっている。より具体的には、高等学校の教育課程の教科・科目の習得により培われる分析力や俯瞰力、またそこで学んだことを活用する力を幅広く備えている。

2.過去から現在に至り、さらに未来にまでのびる人類の営みへ関心と異文化を理解する能力をもっている。

3.高度の文章読解力と、外国語運用能力を含むコミュニケーションに関する力をもっている。

4.論理的かつ柔軟で、創造性豊かな思考力とそれを表現する力をもっている。

 入学後には、これらの力や関心を基礎として、人文学を中心とした幅広い科目の履修と「対話を根幹とした自学自習」の理念に基づく専修での学習・修練を経て、人文学に関する幅広い基礎的学識と特定の分野に関する深い理解を身につけ、人文学の発展に貢献するとともに、強固な責任感と高い倫理観をもって人類が直面する課題の解決に積極的に寄与することができるような能力を獲得することが期待されています。

【point of view合格するためにプロ講師が指導 ~私ならこう添削する~
 

 ポリシー内の「新たな知的価値の創出」「将来への展望」を参考に、従来の研究に新しい意味づけをしていく面白さについて理解を深めていきます。文学に興味を抱いたきっかけを確認しつつ、AIが文章を創生する時代の中で人間の思考や表現のもつ意味を問うこと、グローバル化の中で個別の文化のあり方を探ることなど、生徒さんの気づきを促しながら、自己の関心のありどころと将来に向けた志向を明確にしていく指導をします。

 
京都大学 教育学部のアドミッション・ポリシー

 本学部は、教育と人間に関わる多様な事象を対象とした諸科学を学ぶことにより、心、人間、社会についての専門的識見を養成し、さらに広い視野と異質なものへの理解、多面的・総合的な思考力と批判的判断力を形成し、責任感と高い倫理性をもって人間らしさを擁護し促進する態度を啓培することで、多様な人々との協働によって地球社会の調和ある共存に貢献できる人材の育成を目的としています。

 本学部は、以上の目的を理解し、本学部での学修を希望する者に対して、 1 )総合的な基礎学力、 2 )人間と社会についての深い関心と洞察力、 3 )柔軟な思考とゆたかな創造力をもち、大学教育を通して、人間と社会、教育や心理についての関心を深め、論理的・批判的思考力、問題解決力とコミュニケーション能力を身に付けることができる学生を求めています。

【point of view合格するためにプロ講師が指導 ~私ならこう添削する~
 

 ポリシーでは「異質なものへの理解」「総合的な思考」とともに、「探求」「批判」的な思考力が求められています。いじめや教育格差などに関わる自分の実体験を元にしながら、そこでの思いや気づきを複眼的に見ることで、社会的な背景や要因にまで思考が広げられることを目指して指導します。また、学外での経験やコミュニケーション能力についても言及があるので、他者との関わり方を振り返ることで、自己のあり方を見つめるとともに、どのような社会を求めているのかを踏まえて、学びの報告書や設計書がまとめられるよう指導していきます。

 
京都大学 経済学部のアドミッション・ポリシー

 経済学・経営学は個人から政府に至るまでの幅広い対象の経済活動ならびに企業の営利活動を研究対象とし、個人や社会の厚生の向上を目指す学問です。その研究対象は決して単純ではなく、財政、産業、雇用、金融、地球環境などに解決すべき諸問題が次々と発生し、複雑性を増しています。京都大学経済学部は、自由の学風を維持しつつ、経済学・経営学の基礎的な科目の教育を充実すると共に、絶えず新しい分野の学問を教育することを心がけ、社会経済の変化に柔軟に対応し、解決策を発見、創造できる人材を育成することで学界、官界、産業界に貢献してきました。

 このような歴史を踏まえ、京都大学経済学部は、経済学・経営学的分析能力を修得できる知力と探究心を持ち、かつ、教員や他の学生と積極的に討論を重ねることにより、自主的に考え創造的な提案が行える人材に成長できる学生を求めており、以下のような学生の入学を期待しています。

【経済学部が求める学生像】
〇高等学校教育を通じて広範で高度な基礎知識を身につけるとともに、論理的思考力ならびに語学能力を修得している人
〇社会・経済活動全般に積極的に関与したいと考える、知的好奇心が旺盛な人

【point of view合格するためにプロ講師が指導 ~私ならこう添削する~
 

 文系型・理系型に分かれての募集です。どちらも大学院進学を前提としています。

<文系型>
 「国際的な経済問題」に「文化・歴史的背景」からアプローチし「国際連携」で解決を目指すことが求められています。例えば終結が見えない戦争や紛争による世界経済の不安定さ、円安による日本経済の打撃など具体的な話題について、自己の関心・気づき・疑問などを明らかにすることで、今後の学問への課題や期待を明確に述べられるよう指導します。
 また、高校での取り組みや成果についても「設計書」では求められています。活動を振りかえり、成果だけでなく過程で得たものについての気づきが指摘できるよう指導していきます。

<理系型>
 「数学」「統計モデル」「軽量分析」への興味が求められています。これまでの「数学」の学びの中で、特に興味を持って取り組んだ分野に触れながら、そこでの発見や面白さについて具体的に述べることが大切です。
 また、自分の勉強への向き合い方やスキル、学問を続けることへの意欲についても自己の振り返りが必要です。研究者として経済理論を学ぶことの国際社会における重要性、京都大学で学ぶことの意義についても考えるような指導をしていきます。

 

京都大学 理学部のアドミッション・ポリシー

 理学は自然現象を支配する原理や法則を探究する学問であり、その活動を通じて人類の知的財産としての文化の深く大きな発展に資するとともに、人類全体の生活向上と福祉に貢献する知的営為であります。京都大学理学部は、自由な雰囲気の下での学問的活動を何よりも大切にし、新しい学問分野の創造に重要な役割を果たしてきました。その一端は、卒業生の中から4名のノーべル賞受賞者と2名のフィールズ賞受賞者を出したことからもうかがえます。現在もこの学風を継承し、多くの優れた人材を輩出する教育機関として更なる発展を続けています。京都大学理学部は、自由の学風の下で、将来の理学の創造、発展、応用、普及のための能力と知識を身につけることができる学生を求めており、以下のような学生の入学を期待しています。

【理学部が理想とする学生像】
〇自由を尊重し、既成の概念を無批判に受け入れることなく、自ら考え、新しい知を吸収し創造する姿勢を持つ人

〇高等学校の教育課程により培われる十分な科学的素養、論理的合理的思考力と語学能力を有し、粘り強く問題解決を試みる人

【point of view合格するためにプロ講師が指導 ~私ならこう添削する~
 

 「学びの報告書」のみ。理学科は、女性募集枠あり。志望の理由は不要。
 

京都大学 医学部のアドミッション・ポリシー

■医学部医学科
 京都大学医学部は、1899年(明治32年)に京都帝国大学医科大学として創立された百有余年の歴史と伝統持つ医学部として、世界に誇る指導的な医学者、医学研究者を輩出してきました。医学部医学科は、京都大学が創立以来築いてきた自由の学風を継承し、医療の原点である「人を愛する」精神のもと、学生の自主性、自己啓発を教育の主眼として、個性豊かな創造性の涵養を目指しています。

 このような方針を踏まえ、世界の医学・医療の発展を担い、人類の健康と福祉に貢献できる人材を育成するために、以下のような学生の入学を期待します。

【医学部医学科が望む学生像】
〇自ら課題を発掘する好奇心や探究心、それを解決しようとする主体性を持っている人
〇高い倫理性と豊かな人間性を備え、他者との協調性を持っている人
〇優れた知的能力とともに、国際的視野を持っている人

■医学部人間健康科学科
 京都大学医学部人間健康科学科は、1899(明治32)年に設置された京都帝国大学医科大学附属医院看護婦見習講習科に始まり幾多の変遷を経て、数多くの医学・医療従事者を輩出してきました。その歴史と伝統を基盤とし、21世紀の医学・医療の発展を担う「人間健康科学(Human Health Sciences)」の確立を目指しています。

 そこで、本学教育の基本理念のもと、自由の学風を継承し、人類の健康と福祉に貢献する高度医療専門職及び総合医療科学領域における世界トップレベルの独創的な学術研究をリードする人材の育成を使命とし、以下のような学生の入学を期待します。

【医学部人間健康科学科が望む学生像】
〇未知へと挑戦する進取の気性に富む人
〇真理を追究する情熱を持ち、豊かな人間性と高い倫理観を備えている人
〇優れた知識と技能及び思考力・判断力・表現力を持ち、自学自習のマインドを持つ人
〇協調性に優れ、周囲の人間と良好なコミュニケーションをとることができる人
〇将来、高度医療専門職、総合医療科学領域において、国内外の独創的な学術研究をリードする意欲のある人

【point of view合格するためにプロ講師が指導 ~私ならこう添削する~
 

< 医学科>
 学校推薦型・(「学びの設計書」あり)
「生命科学への真摯な姿勢・熱意」を踏まえ、医学に携わるものとしての倫理感が問われていると理解できます。「設計書」では高校での取り組みやそこでの学び、それをどのように生かすかを具体的に述べるよう求められています。自分がしてきたことのどこに自分の良さがあるのかを自覚できるよう、また目指す理想と関連を重視して指導します。また、医学分野での課題―感染症・高齢者医療・遺伝子治療など山積する課題の中で、関心のあることを明らかにし、どのような解決を目指し、何に取り組みたいのかを明確にできるよう指導します。

<人間健康科学科>
 専門的な仕事への「モチベーション」「多面的でバランスの良い思考」をもとに、志望の動機で医療専門職としての強い決意や意欲を明確にしていくとともに、心情や経験に偏らず、社会的な背景や意義についても述べることができるよう指導します。
 高校までの取り組みや成果については、過程での向き合い方を重視し、単独での活動は研究姿勢に、複数で取り組んだ活動は協働のあり方に焦点をあてて取り出し、指導していきます。

 

京都大学 薬学部のアドミッション・ポリシー

■薬科学科
 薬学は、人体に働きその機能の調節等を介して疾病の予防・治癒、健康の増進をもたらす「医薬品」の創製、生産、適正な使用を目標とする総合科学です。京都大学薬学部は、この薬学という学問の基礎体系を深化させ、創薬科学、医療薬学の教育・研究を通して薬学の進展と社会の発展に貢献することを目標としており、産官学における幅広い薬学関連分野でリーダーとなる人材を輩出してきました。

 薬科学科では、創薬に関係する幅広い分野において、将来、リーダーとして国際的に活躍することのできる人材を育成しています。そのために次のような人材を求めています。

〇高等学校等における学習・課外活動を通じ、十分な基礎学力と論理的・批判的思考力を有している人。
〇豊かな人間性と高い倫理観を備え、協調性に優れ周囲の人間と良好なコミュニケーションをとることができる人。
〇現在の状況を把握したうえで自ら目的を設定し挑戦できる行動力がある人。
〇創薬に関心と興味を持ち、将来、創薬領域で世界をリードできる薬学研究者を目指している人。

■薬学科
 薬学は、人体に働きその機能の調節等を介して疾病の予防・治癒、健康の増進をもたらす「医薬品」の創製、生産、適正な使用を目標とする総合科学です。京都大学薬学部は、この薬学という学問の基礎体系を深化させ、創薬科学、医療薬学の教育・研究を通して薬学の進展と社会の発展に貢献することを目標としており、産官学における幅広い薬学関連分野でリーダーとなる人材を輩出してきました。

 薬学科では、医療薬学に関係する幅広い分野において、将来、医療薬学研究者のリーダーとして国際的に活躍することのできる人材、および高度な先端医療を担う薬剤師・医療従事者のリーダーとして社会に役立つ人材を育成しています。そのために次のような人材を求めています。

〇高等学校等における学習・課外活動を通じ、十分な基礎学力と論理的・批判的思考力を有している人。
〇豊かな人間性と高い倫理観を備え、協調性に優れ周囲の人間と良好なコミュニケーションをとることができる人。
〇現在の状況を把握したうえで自ら目的を設定し挑戦できる行動力がある人。
〇先端医療・医療薬学に関心と興味を持ち、将来、医療薬学領域で世界をリードできる医療薬学研究者、および先端医療を担う薬剤師・医療従事者のリーダーを目指している人。

【point of view合格するためにプロ講師が指導 ~私ならこう添削する~
 

<薬科学科>
 「知的好奇心」「行動力」「やり遂げる力」を参考に、これまでの自身の活動を振り返り、何に挑戦してやり遂げてきたのか説明できるようにします。また、例えばコロナウィルス感染症の世界的なパンデミックを目の当たりにした経験について、どのような科学的な関心を持ったかなど、具体的に述べることができるよう指導します。

<薬学科>
 世界の薬学に寄与するという点で、英語力が求められていることにも配慮が必要です。
 また、医療に携わる覚悟と倫理観を求められるため、高校での活動(学内・学外での)から適切な具体例を選ぶようアドバイスしていきます。

 

京都大学 工学部のアドミッション・ポリシー

 京都大学工学部の教育の特徴は、京都大学の伝統である「自由の学風」の下で、「学問の基礎を重視する」ところにあります。「自由の学風」とは、既成概念にとらわれず、物事の本質を自分の目でしっかりと見るということです。そこでは、学問に対する厳しさが要求され、それが、「学問の基礎を重視する」ことにつながります。一般的には「工学部は応用を主体とする学部である」と考えられています。「基礎を重視する」と言いますと、やや異質な印象を持たれるかもしれません。しかし、京都大学工学部では、「基礎となる学理をしっかりと学んでおくことが、将来の幅広い応用展開や技術の発展を可能とするための必須条件である」という理念の下に、この教育方針を採っています。
このような方針の教育を受けてもらうために、次のような入学者を求めています。

〇高等学校での学習内容をよく理解して、工学部での基礎学理の教育を受けるのに十分な能力を有している人。

〇既成概念にとらわれず、自分自身の目でしっかりと確かめ、得られた情報や知識を整理統合し論理的に考察することによって、物事の本質を理解しようとする人。

〇日本語・外国語を問わず、自らの意見や主張をわかりやすく発信する能力を身に着けるために必須の基礎的な言語能力とコミュニケーション能力を持った人。

〇創造的に新しい世界を開拓しようとする意欲とバイタリティーに満ちた人。

【point of view合格するためにプロ講師が指導 ~私ならこう添削する~
 

 どの学科も学校推薦型・(「学びの設計書」あり)

<地球工学>
・女性募集枠あり(学校推薦型)
 「キャリア形成」「社会貢献」とあるので、将来についての具体的な考えを求められています。意思表明でなく、具体的に方向性を述べられるよう指導します。

・ポリシーには「人類のより良い未来」のための研究とあります。
 未来に資する意欲と情熱にあふれた文章になるよう指導します。
具体的には、「開発・防災・環境保全・社会インフラ」などについて、現在の自分の身の回りにある課題の発見とその解決策への具体的な考察ができるよう指導します。

<建築>
 自然科学だけではない人文・社会・芸術分野への深い関心と能力が求められています。
人が住まい、集い、暮らすことへの具体的な考察ができるよう指導します。

<物理工学>
 次世代の新システム、エネルギー、材料の開発や、宇宙への強い関心など、物理工学をもとに新時代を切り開く意欲に満ちた文章作成を指導します。

<電気電子工学>
 電子工学への強い興味と探究心の持ち主が求められています。特に京都大学で学びたいという志望の理由を明確にしていきます。高校での課題研究などで取り扱った事例に基づき、具体的に取り組み方や結果への考察、将来にどう活かすかを述べられるよう指導します。

<情報>
 「高度情報社会の課題」について、現在のデジタル社会で起きている問題点を具体的に指摘し、背景や対策を考察するよう指導します。高校での課題研究などで取り扱った事例に基づき、具体的に取り組み方や結果への考察、将来にどう活かすかを述べられるよう指導します。

 

京都大学 農学部のアドミッション・ポリシー

 農学は、生物学のみならず、化学、物理学、社会科学等の多様な基礎知識を必要とするいろいろな学問分野から成り立っています。21世紀の重要課題である「生命・食料・環境」に関わる様々なかつ複合的な問題に立ち向かっていくためには、特定の専門に偏らない広い視野に立った総合的な取り組みが必要です。

 本学部は、それぞれの分野に共通する基礎的科目を系統的に教育するとともに、学科ごとに異なる高度な専門教育を実施することにより、国際的な広い視野と高度な専門知識をもち、 高い倫理性と強い責任感をもち、主体的に行動でき、コミュニケーション能力に長けた 多様で優れた人材を養成することを目的としています。したがって、各学科が対象とする様々な課題に果敢に挑戦する意欲をもち、応用力と適応力、ならびに、それぞれの専門教育に必要な学力を有する学生を求めています。

【point of view合格するためにプロ講師が指導 ~私ならこう添削する~
 

 「学びの設計書」では、志望の理由とともに、高校での活動で得たもの、今後何を学びどう生かすかを問われています。自分の関心のありかや、それにつながる経験をもとに、どのように興味を深めてきたかについて述べるとともに、高校での具体的な取り組みや、姿勢、成果への考察を中心に指導します。

<資源生物学>
 「豊かで持続的な社会」の実現を目指そうとする強い意欲を示すことが大切です。生物とどのように接してきたか、その中でどのような発見や問いがあったかについて、自分の経験を掘り起こしながら具体的に述べられるよう指導します。

<応用生命科学>
 「科学的なアプローチ」をした経験を提示し、具体的にその方法や魅力についての文章を指導します。また自身の未来像についても明確にできるよう指導します。

<地球環境工学>
 食料・環境・農業の分野において、どのような体験あるいは研究をしてきたか、どのような問題意識を持っているのかが明確になるよう指導します。身近な課題から世界的な課題についても広い視野で考察できるよう指導していきます。

<食料・環境経済学>
 食料・環境・農業についての専門的な学びを活かし、大学院への進学、国際的な活躍を求められています。世界的な規模での問題意識を展開できるよう指導します。

<森林科学>
 森林の保全だけでなく、生物多様性・生物資源・土砂災害など現代的な課題の多く関わる学部です。多様な学びの中で、自分がどこに興味をそそられ学ぼうとしているのかを明確にしていきます。課題を解決し持続可能な社会を目指す強い意欲に満ちた文章となるよう指導します。

 

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