佐賀大学
総合型選抜|学校推薦型選抜とは?
- 総合型選抜(旧AO入試)
総合型選抜は、大学側がずばり求めている学生を総合的に選抜して決定する入試であり、大学がアドミッション・ポリシー(入学者受け入れ方針:つまり大学側が求める学生)と適合した学生を採用するために、志望理由書/面接/小論文などで総合的に選抜をする入試方式です。
総合型選抜で一番重要なことは、アドミッション・ポリシーをしっかり理解して、この大学で何を学び、これからどのように活かしていくのかということを具体的に述べられるようにする必要があります。
- 学校推薦型選抜(旧推薦入試)
学校推薦型選抜は、在籍している出身高校の学校長からの推薦状を受けて出願ができ、書類審査/面接/小論文などが中心の入試方式です。
高校での部活動の業績や課外活動など大学側が求める条件を満たせば、学校長の推薦を得ることができます。
佐賀大学のアドミッション・ポリシー
佐賀大学は,学生と緊密にコミュニケーションできる総合大学として,人格形成,専門知識・技術の修得,そして基礎から実用開発にいたるまで,能力を最大限に伸ばすことを目標に人材育成と研究活動を展開します。
佐賀大学の教育目標は,高度情報化社会で活躍できる情報基礎と専門知識を修得させること,地域文化を理解し地域に根ざした活動を行うための素養を持たせること,国際化時代にふさわしい異文化理解とコミュニケーション能力を修得させることです。
佐賀大学は,チャレンジ精神を持ち,問題を自発的に探求・解明し,社会に貢献できることを人生目標とする学生を求めています。
佐賀大学の総合型選抜|学校型推薦入試の対象学部一覧
- 教育学部
- 芸術地域デザイン学部
- 経済学部
- 医学部
- 理工学部
- 農学部
佐賀大学 教育学部のアドミッション・ポリシー
■求める学生像
【教育目的と入学後の学習に必要な能力や適性等】
教育学部では,幼児・児童・生徒の心身の発達を長期的かつ連続的な視点から見据えながら,現代社会の変化に伴う様々な教育課題に応えることができる学校教員の養成を目的としています。そのための本学部のカリキュラムに適応するのに必要な入学時の能力や適性等および入学志願者に求める高等学校等での学習の取り組みは以下の通りです。
■教養教育科目
自然科学と技術の分野,文化の分野及び現代社会の分野に関する基礎的な知識を修得するために,専門に関する特定の教科や科目に留まらない幅広い知識や考え方を身に付けておくとともに,外国語科目(英語)を履修するための基本的な英語の学習力が必要です。
■インターフェース科目
現代社会の諸問題との接続を意識した問題発見能力や解決能力を修得するために,現代的な課題や事象に対する興味・関心だけでなく,学生同士のグループ学習やプレゼンテーションなどを含むアクティブ・ラーニングを積極的に行っていくための主体的な行動力や学習態度が必要です。
■専門教育科目
●グローバル人材を育成する教員に必要な英語コミュニケーションに関する科目を学ぶため,英語に関する基本的な能力と学習力が必要です。
●教育実習のように,実際の教育現場における学習活動を行うため,主体的な行動力や他者との基本的なコミュニケーション能力が必要です。
●教育学の基礎的な知識・理論,各教科の教育内容やその学習指導方法,障害のある幼児・児童・生徒に対する教育,並びに幼児教育・小学校教育・中学校教育の各教育段階のあいだの円滑な接続や連携に関わる科目を学ぶために,高等学校までに学ぶ幅広い教科・科目の知識と技能が必要です。
●教育のプロフェッショナルとして課題を発見し,それらを解決する能力を身につけるため,高等学校までに修得した知識・技能を活用して問題解決に繋げることができる思考力・判断力・表現力が必要です。
佐賀大学 芸術地域デザイン学部のアドミッション・ポリシー
■求める学生像
【教育目的と入学後の学習に必要な能力や適性等】
芸術地域デザイン学部は,創造性や高い技能をもち,新しい芸術表現を実現できる人材,また,地域が有する問題や状況に芸術を手段として柔軟に対応し,芸術を社会に紹介したり,芸術で社会を活性化したりできる人材の養成を目的とします。各コースの教育目的,カリキュラム編成と本カリキュラムに適応するために必要な入学時の能力や適性等,そして入学志願者に求める高等学校等での学習の取り組みは以下の通りです。
■芸術表現コース
現代の様々な問題に主体的かつ積極的に取り組み,芸術を自ら創造・表現し,美術・工芸や有田セラミックの専門的知識を修得するとともに,芸術を多面的・総合的に学ぶことで社会の中で自らの活動をマネジメントできる能力を身につけることにより,地域創生に貢献する人材を養成します。そのためのカリキュラム編成と本カリキュラムに適応するために必要な入学時の能力や適性等および入学志願者に求める高等学校等での学習の取り組みは以下の通りです。
■教養教育科目
自然,文化,社会に関する基礎的な知識を修得するために,専門に関する特定の教科や科目に留まらない幅広い知識や考え方を身に付けておくとともに,外国語科目(英語)を履修するための基本的な英語の学習力が必要です。
■インターフェース科目
現代社会の諸問題との接続を意識した問題発見能力や解決能力を修得するために,現代的な課題や事象に対する興味・関心だけでなく,学生同士のグループ学習やプレゼンテーションなどを含むアクティブ・ラーニングを積極的に行っていくための主体的な行動力や学習態度が必要です。
■学部共通科目
芸術表現,地域デザインの両分野で共通的に身に付けるべき知識や技能,考え方などを授業や演習,フィールドワークを通じて修得するために,高等学校までに修得すべき幅広い教科・科目の知識と技能とともに,主体的な行動力と他者との基本的なコミュニケーション能力は不可欠です。なお,芸術表現の技能や巧拙は,共通科目を履修する上で前提とはなりませんが,芸術表現や地域デザインの両分野に対する興味・関心を有していることは必要です。
■専門科目
独自の芸術表現とそれを支える技術,芸術の歴史や素材・技法に関する知識,経営的な視点を持ち,芸術を多面的・総合的に捉える能力を修得するために,高等学校で習得すべき基礎的学力とともに芸術についての知識,また,自らの手による描写力,発想力など芸術表現に関わる基本的な技能が不可欠です。
■卒業研究
学生各自が設定した課題を最終学年の1年間をかけて掘り下げることで,論文あるいは作品として仕上げることを求めるため,3年次までの教育課程で十分に学習できていることが前提となります。また,卒業研究は少人数形式で行うため,積極的に議論や活動へ参加する態度や,周囲とのコミュニケーションを通じて,制作活動等を活性化できるような能力や姿勢を持っていることは有効です。
■地域デザインコース
地域資源をデザインの手法を使ってコンテンツ化し,地域創生に貢献できる人材,キュレーター(学芸員)やアートコーディネーターとして国内・海外の文化芸術振興に寄与できる人材,また,まちづくり,地域創生等のコーディネーターやリーダーとして地域社会に貢献できる人材を養成します。そのためのカリキュラム編成と本カリキュラムに適応するために必要な入学時の能力や適性等および入学志願者に求める高等学校等での学習の取り組みは以下の通りです。
■教養教育科目
自然,文化,社会に関する基礎的な知識を修得するために,専門に関する特定の教科や科目に留まらない幅広い知識や考え方を身に付けておくとともに,外国語科目(英語)を履修するための基本的な英語の学習力が必要です。
■インターフェース科目
現代社会の諸問題との接続を意識した問題発見能力や解決能力を修得するために,現代的な課題や事象に対する興味・関心だけでなく,学生同士のグループ学習やプレゼンテーションなどを含むアクティブ・ラーニングを積極的に行っていくための主体的な行動力や学習態度が必要です。
■学部共通科目
芸術表現,地域デザインの両分野で共通的に身に付けるべき知識や技能,考え方などを授業や演習,フィールドワークを通じて修得するために,高等学校までに修得すべき幅広い教科・科目の知識と技能とともに,主体的な行動力と他者との基本的なコミュニケーション能力は不可欠です。なお,芸術表現の技能や巧拙は,共通科目を履修する上で前提とはなりませんが,芸術表現や地域デザインの両分野に対する興味・関心を有していることは必要です。
■専門科目
地域デザインの理論と実践力,芸術の歴史や素材・技法に関する知識,経営的な視点から芸術を多面的・総合的に捉える能力について,授業や演習,フィールドワークを通じて修得するために,高等学校で習得すべき幅広い教科・科目の基礎的学力とともに,地域社会が抱える問題についての基礎的な知識,様々な資料や情報を読み解くための基礎的な読解力,論理的思考力,分析力,考察力に加え,自分の考えを発信する表現力,企画力,発想力等が必要です。
■卒業研究
学生各自が設定した課題を最終学年の1年間をかけて掘り下げることで,論文あるいは作品として仕上げることを求めるため,3年次までの教育課程で十分に学習できていることが前提となります。また,卒業研究は少人数形式で行うため,積極的に議論や活動へ参加する態度や,周囲とのコミュニケーションを通じて,制作活動等を活性化できるような能力や姿勢を持っていることは有効です。
佐賀大学 経済学部のアドミッション・ポリシー
■求める学生像
【教育目的と入学後の学習に必要な能力や適性等】
経済学部は,経済学・経営学・法律学を柱として社会科学上の知識と教養を授け,経済や社会における課題を分析し,解決できる人材を育成することを教育の目的とします。その目的を達するためのカリキュラム編成,並びにそのために必要な入学時の能力や適性等および入学志願者に求める高等学校等での学習の取り組みは以下の通りです。
■教養教育科目
文化・自然,現代社会と生活だけでなく,社会科学系以外の分野に関する幅広い知識を修得するために,高等学校で履修する幅広い教科や科目の知識や考え方を身に付けておくとともに,外国語科目(英語)を履修するための基本的な英語の学習力が必要です。
■インターフェース科目
大学での「学び」と現代社会との接続を意識した問題発見能力や解決能力を修得するために,現代的な課題や事象に対する興味・関心だけでなく,学生同士のグループ学習やプレゼンテーションなどを含むアクティブ・ラーニングを積極的に行っていくための主体的な行動力や学習態度が必要です。
■学部専門科目
経済学・経営学・法律学の分野を総合的に学ぶとともに,所属学科の専門分野の知識,並びに社会や経済に関する課題を発見し,その課題に向けて専門知識を活用する能力を修得するために,高等学校で履修する国語,地歴,公民,数学,英語といった幅広い教科・科目の基礎的理解だけでなく,資料や情報を読み解く力,自分の考えを論理的に展開し表現する力が不可欠です。
また,専門分野での情報収集・コミュニケーション能力を高めるための外国語科目を配置しているため,英文の資料を理解するための基本的な英語の学習力が必要です。さらに,少人数による演習を1年次から行うため,積極的に議論へ参加する態度や,周囲とのコミュニケーションを通じて,学習・研究活動を活性化できるような能力や姿勢を持っていることも重要です。
佐賀大学 医学部のアドミッション・ポリシー
■求める学生像
医学部は,教育・研究・診療の三つの使命を一体として推進することによって,社会の要請に応えうる良き医療人を育成し,もって医学・看護学の発展並びに地域包括医療の向上に寄与することを基本理念とします。
【教育目的と入学後の学習に必要な能力や適性等】
■医学科
医の実践において,強い生命倫理観に基づくとともに広い社会的視野の下に包括的に問題をとらえ,その解決を科学的・創造的に行うような医師を育成します。そのために,以下に示すような学生を求めています。
① 医学への志を持ち,医学・医療により社会に貢献したいと考える人
② 他者への思いやりを持ち,コミュニケーションを取ることができる人
③ 学習と医療の研鑽を努力・持続するための忍耐強さを持つ人
④ 医学を学ぶために必要な基礎的学力・能力を備えている人
⑤ 生涯を通して,医学・医療について勉学する意欲のある人
医学科のカリキュラム編成と本カリキュラムに適応するために必要な入学時の能力や適性等および入学志願者に求める高等学校等での学習の取り組みは以下の通りです。
■教養教育科目
自然科学と技術の分野,文化の分野及び現代社会の分野に関する基礎的な知識を修得するために,専門に関する特定の教科や科目に留まらない幅広い知識や考え方を身につけておくとともに,外国語科目(英語)を履修するための基本的な英語の学習力が必要です。
■インターフェース科目
現代社会の諸問題との接続を意識した問題発見能力や解決能力を修得するために,現代的な課題や事象に対する興味・関心だけでなく,学生同士のグループ学習やプレゼンテーションなどを含むアクティブ・ラーニングを積極的に行っていくための主体的な行動力や学習態度が必要です。
■専門基礎科目
高い倫理観と豊かな人間性を育むことを目標とした総合人間学(倫理,心理,法制,福祉,生活支援など)の授業科目で構成されるため,高等学校までに修得すべき幅広い教科・科目の知識と技能が不可欠です。
■基礎医学科目
医学に必要な基礎的知識と技能を学ぶ授業科目(分子細胞生物学,発生学,解剖学,生理学,生化学,微生物学,免疫学,病理学,薬理学,遺伝医学)で構成されるため,高等学校で履修する数学,理科,英語に関する基礎的理解と応用力が不可欠です。
■機能・系統別 PBL 科目
疾病とそのメカニズムに関する総合的な内容を人体の機能・系統別に学習する授業科目で構成され,知識の修得とともに,自己学習の習慣を身につけ,科学的論理的思考に基づいた問題解決に努めることを目標として少人数グループの問題解決型学習方式で実施するため,積極的に議論へ参加する態度や,周囲とのコミュニケーションを通じて,学習活動を活性化できるような能力や姿勢を持っていることが必要です。
■臨床実習
医学部附属病院と地域の医療機関との連携の下,医学の知識・技術ならびに医師としての実践能力を修得するとともに,地域社会における医療の意義を理解し,医師の責務への自覚を培うキャリア教育の場として,またチーム医療の一員として他者と共感して良い人間関係を作る実践の場として実施する実習科目であるため,学んだことを実践に生かす能力や姿勢とともに,協調性やコミュニケーションを通じてチーム医療の一員として学習できる態度,姿勢および行動力を持っていることが必要です。
■看護学科
高い倫理観に基づき健康についての問題を包括的にとらえ,柔軟に解決する実践能力を持った看護職者を育成します。そのために,以下に示すような学生を求めています。
① 人間に関心を持ち,人々の健康と福祉に貢献したいと願う人
② 豊かな感性と表現力を身につけている人
③ 相手の立場に立って,柔軟に物事を考えられる人
④ 看護職に夢を持ち,理想とする看護職者を目指そうとする人
⑤ 幅広い基礎学力と論理的な思考力を備えている人
⑥ 生涯を通して,看護学や医療について勉学する意欲のある人
看護学科のカリキュラム編成と本カリキュラムに適応するために必要な入学時の能力や適性等および入学志願者に求める高等学校等での学習の取り組みは以下の通りです。
■教養教育科目
自然,文化,社会に関する基礎的な知識を修得するために,専門に関する特定の教科や科目に留まらない幅広い知識や考え方を身に付けておくとともに,外国語科目(英語)を履修するための基本的な英語の学習力が必要です。
■インターフェース科目
現代社会の諸問題との接続を意識した問題発見能力や解決能力を修得するために,現代的な課題や事象に対する興味・関心だけでなく,学生同士のグループ学習やプレゼンテーションなどを含むアクティブ・ラーニングを積極的に行っていくための主体的な行動力や学習態度が必要です。
■専門基礎科目
看護学に必要な基礎的知識として人体の構造と機能及び病態・疾病と治療を学ぶ授業科目と,関連領域の基礎的理解(看護倫理,栄養学など)や看護の道を進むための基本となる姿勢や学習方法を学ぶ授業科目(キャリアデザイン)で構成されるため,高等学校で履修する数学,理科に関する基礎的理解と応用力に加え,他の教科・科目に関する幅広い知識と技能が不可欠です。
佐賀大学 理工学部のアドミッション・ポリシー
■求める学生像
【教育目的と入学後の学習に必要な能力や適性等】
理工学部は,幅広い教養と理工学基礎力を土台として,多面的視点をもって社会の広い分野で活躍できる科学・技術の専門的素養を持つ人材を育成することを目的とします。これを実現するために1学科13コースの教育体制を取り,1年次は共通の講義で基礎学力を整え,2年次のコース配属によりそれぞれの希望する専門に分かれて教育を受けます。2年次のコース配属は,本人の希望と1年次の成績により行います。以下に,理工学科のカリキュラム編成と本カリキュラムに適応するために必要な入学時の能力や適性等および入学志願者に求める高等学校等での学習の取り組みを示します。
■理工学科
理工学科では,基礎科目から専門科目までを段階的に学んでいくことで,理工系の学問領域の幅広い基礎的知識と各学問分野での専門知識を身につけ,複眼的視点を持って広く社会で活躍できる人材を育成することを目的としています。そのため専門教育は,基礎学力や理工系分野のリテラシーを修得するための学部共通科目と各専門のコースで個別に開講される専門科目に大別されます。
教養教育も含めたカリキュラム編成と本カリキュラムに適応するために必要な入学時の能力や適性等および入学志願者に求める高等学校等での学習の取り組みは以下の通りです。
■教養教育科目
自然,文化,社会に関する基礎的な知識を修得するために,専門に関する特定の教科や科目に留まらない幅広い知識や考え方を身に付けておくとともに,外国語科目(英語)を履修するための基本的な英語の学習力が必要です。
■インターフェース科目
現代社会の諸問題との接続を意識した問題発見能力や解決能力を修得するために,現代的な課題や事象に対する興味・関心だけでなく,学生同士のグループ学習やプレゼンテーションなどを含むアクティブ・ラーニングを積極的に行っていくための主体的な行動力や学習態度が必要です。
■学部共通基礎科目
理工系人材に要求される基本的なリテラシーを修得するために,基本的な知識に加えて倫理観や自立した責任感ある行動力が求められます。また PBL 学習を通して課題解決能力や複眼的視点を修得するために,共同して学ぶ姿勢や主体的な学習態度が必要です。
■学部共通専門科目
理工学部としての共通の基礎学力を修得するために,高等学校で履修する数学,物理,化学を中心とした理数系科目に関する基本的理解と,理学や工学の分野に対する興味・関心を有していることが必要です。
■コース類共通専門科目
専門のコースに分かれる準備段階として,各専門分野の特性に合わせた専門知識を修得するために,高等学校で履修する数学,物理,化学を中心とした理数系科目に関する基本的理解と,理学や工学の分野に対する興味・関心を有していることが必要です。
■数理サイエンスコース(数理分野)
数学を中心とする理学の領域で専門的知識を身につけ,広く社会で活躍できる人材を育成します。そのためのカリキュラム編成と本カリキュラムに適応するために必要な入学時の能力や適性等および入学志願者に求める高等学校等での学習の取り組みは以下の通りです。
■専門科目
数学の基本的な考え方及び論理的厳密性を修得するために,高等学校で履修する数学の基礎的理解と応用力が不可欠です。また,講義形式であっても時間外学習や課題を課すとともに小テストや中間試験を行うことで知識の定着を図りますので日頃の学習習慣が必要です。
■卒業研究
3年次までの学習成果を踏まえ,総合的な学習を通して課題解決能力を身に付けるために,3年次までの教育課程で十分に学習できていることが前提となります。なお,卒業研究は少人数形式で行うため,積極的に議論へ参加する態度や,周囲とのコミュニケーションを通じて,学習・研究活動を活性化できるような能力や姿勢を持っていることは有効です。
■データサイエンスコース(データサイエンス分野)
データサイエンスコースでは,数理・データサイエンス・人工知能分野の専門的な素養を持ち,多様なデータから知見を得て課題を解決するデータサイエンティストとして社会の広い分野で活躍できる人材を養成します。そのためのカリキュラム編成と本カリキュラムに適応するために必要な入学時の能力や適性等および入学志願者に求める高等学校等での学習の取り組みは以下の通りです。
■専門科目
データサイエンス分野の基礎的な知識と技能を修得するために,高等学校で履修する数学の基礎的理解と応用力が不可欠です。また,データサイエンス分野のプロフェッショナルとして問題を発見・解決する能力を修得するために演習や実験を通してチーム作業や問題解決型学習を行いますので,主体的な行動力や他の学生とのコミュニケーション能力が必要です。
■卒業研究
3年次までの学習成果を踏まえ,総合的な学習を通して課題解決能力を身に付けるために,3年次までの教育課程で十分に学習できていることが前提となります。なお,卒業研究は少人数形式で行うため,積極的に議論へ参加する態度や,周囲とのコミュニケーションを通じて,学習・研究活動を活性化できるような能力や姿勢を持っていることは有効です。
■知能情報システム工学コース・情報ネットワーク工学コース(情報分野)
情報分野を構成する知能情報システム工学コースと情報ネットワーク工学コースでは,知能情報システム工学または情報ネットワーク工学における専門知識・能力及び広い視野と判断力を持ち,他者と協力して,この社会(地域社会・国際社会・産業界等)で活躍できる人材を育成します。そのためのカリキュラム編成と本カリキュラムに適応するために必要な入学時の能力や適性等および入学志願者に求める高等学校等での学習の取り組みは以下の通りです。
■専門科目(知能情報システム工学コース)
知能情報システム工学分野の基礎的な知識と技能を修得するために,高等学校で履修する数学の基礎的理解と応用力が不可欠です。また,情報技術分野のプロフェッショナルとして問題を発見・解決する能力を修得するために演習や実験を通してチーム作業や問題解決型学習を行いますので,主体的な行動力や他の学生とのコミュニケーション能力が必要です。
■専門科目(情報ネットワーク工学コース) 情報ネットワーク工学分野の基礎的な知識と技能を修得するために,高等学校で履修する数学の基礎的理解と応用力が不可欠です。
また,ネットワーク技術分野のプロフェッショナルとして問題を発見・解決する能力と実践力を修得するために演習や実験を通してチーム作業や問題解決型学習を行いますので,主体的な行動力や他の学生とのコミュニケーション能力が必要です。
■卒業研究
3年次までの学習成果を踏まえ,総合的な学習を通して課題解決能力を身に付けるために,3年次までの教育課程で十分に学習できていることが前提となります。なお,卒業研究は少人数形式で行うため,積極的に議論へ参加する態度や,周囲とのコミュニケーションを通じて,学習・研究活動を活性化できるような能力や姿勢を持っていることは有効です。
■生命化学コース・応用化学コース(化学分野)
化学分野を構成する生命化学コースと応用化学コースでは,化学を通して継続的に社会に貢献することのできる人材を育成します。そのためのカリキュラム編成と本カリキュラムに適応するために必要な入学時の能力や適性等および入学志願者に求める高等学校等での学習の取り組みは以下の通りです。
■専門科目(生命化学コース)
生命化学・分子生物学の知識を体系的に身に付けていくために,生命化学分野を主たる内容とした専門科目の講義を,無機化学,有機化学・生命化学,物理化学,分析化学,化学工学の5つの分野で構成・配置し,理解と実践力を修得します。したがって,高等学校で履修する化学の基礎的理解と応用力が不可欠です。また,生命化学分野のプロフェッショナルとして課題を発見し解決する能力,および課題解決につながる協調性と指導力を修得するために,演習や実験を通してチーム作業や問題解決型学習を行いますので,主体的な行動力や他の学生とのコミュニケーション能力が必要です。
■専門科目(応用化学コース)
物質化学・材料化学分野の知識を体系的に身に付けていくために,材料化学への応用を主な内容とした専門科目の講義を,無機化学,有機化学,物理化学,分析化学,化学工学の5つの分野で構成・配置し,理解と実践力を修得します。したがって,高等学校で履修する化学の基礎的理解と応用力が不可欠です。また,材料化学分野のプロフェッショナルとして課題を発見し解決する能力,および課題解決につながる協調性と指導力を修得するために,演習や実験を通してチーム作業や問題解決型学習を行いますので,主体的な行動力や他の学生とのコミュニケーション能力が必要です。
■卒業研究
3年次までの学習成果を踏まえ,各コースの指導教員の下,総合的な学習を通して自ら仕事を計画・遂行していく能力を身に付けるために,3年次までの教育課程で十分に学習できていることが前提となります。なお,卒業研究は少人数形式で行うため,積極的に議論へ参加する態度や,周囲とのコミュニケーションを通じて,学習・研究活動を活性化できるような能力や姿勢を持っていることは有効です。
■物理学コース(物理学分野)
物理学コースでは,物理学を中心とする理学の領域で専門的知識を身につけ,広く社会で活躍できる人材を育成します。そのためのカリキュラム編成と本カリキュラムに適応するために必要な入学時の能力や適性等および入学志願者に求める高等学校等での学習の取り組みは以下の通りです。
■専門科目(必修)
物理学の基本的な考え方及び論理的厳密性を修得するために,高等学校で履修する物理の基礎的理解と応用力が不可欠です。また,講義形式であっても時間外学習や課題を課すとともに小テストや中間試験を行うことで知識の定着を図りますので日頃の学習習慣が必要です。実験・演習等の授業では,グループ学習や実験に関わる作業が中心となるため,主体的な行動力や他の学生とのコミュニケーション能力が求められます。
■専門科目(選択)
物理学の思考力,表現力および数学の各分野における論理を理解するために,高等学校で履修する物理の基礎的理解と応用力が不可欠です。また,講義形式であっても時間外学習や課題を課すとともに小テストや中間試験を行うことで知識の定着を図りますので日頃の学習習慣が必要です。実験・演習等の授業では,グループ学習や実験に関わる作業が中心となるため,主体的な行動力や他の学生とのコミュニケーション能力が求められます。
■卒業研究
3年次までの学習成果をもとに,社会の中で直面する諸問題を正確に理解し対処する力を修得することになりますので,3年次までの教育課程で十分に学習できていることが前提となります。なお,卒業研究は少人数形式で行うため,積極的に議論へ参加する態度や,周囲とのコミュニケーションを通じて,学習・研究活動を活性化できるような能力や姿勢を持っていることは有効です。
■機械エネルギー工学コース・メカニカルデザインコース(機械工学分野)
機械工学分野を構成する機械エネルギー工学コースとメカニカルデザインコースでは,機械工学に関する領域において,専門的な基礎知識及びその応用力並びにものづくりの素養を身に付けた技術者となる人材を育成します。そのためのカリキュラム編成と本カリキュラムに適応するために必要な入学時の能力や適性等および入学志願者に求める高等学校等での学習の取り組みは以下の通りです。
■専門科目(機械エネルギー工学コース)
エネルギー工学に関する基礎的知識,技能を修得するために,高等学校で履修する数学と物理の基礎的理解と応用力が不可欠です。また,エネルギー工学の観点からものづくりを実際に行うための機械設計,製図を通し,課題を発見・探求・解決する力を身につけるために,演習や実験を通してチーム作業や問題解決型学習を行いますので,主体的な行動力や他の学生とのコミュニケーション能力が必要です。
■専門科目(メカニカルデザインコース)
システム工学に関する基礎的知識,技能を修得するために,高等学校で履修する数学と物理の基礎的理解と応用力が不可欠です。また,企業等が生産現場で抱える課題やニーズに対応するための課題発見,解決能力を修得するために,演習や実験などを含む体験型学習を通してチーム作業や問題解決型学習を行いますので,主体的な行動力や他の学生とのコミュニケーション能力が必要です。
■卒業研究
3年次までの学習成果を踏まえ,各コースの指導教員の下,総合的な学習を通して実社会における諸問題の発見・解決能力を習得するために,3年次までの教育課程で十分に学習できていることが前提となります。なお,卒業研究は少人数形式で行うため,積極的に議論へ参加する態度や,周囲とのコミュニケーションを通じて,学習・研究活動を活性化できるような能力や姿勢を持っていることは有効です。
■電気エネルギー工学コース・電子デバイス工学コース(電気電子工学分野)
電気エネルギー工学コースと電子デバイス工学コースでは,電気電子工学の専門知識・能力と広い視野と判断力を持ち,他者と協力して,地域社会・国際社会・産業界等で活躍できる人材を育成します。そのためのカリキュラム編成と本カリキュラムの適応に必要な能力や適性,さらに入学志願者に高等学校等の学習で取り組んでいただきたい内容を下記に示します。
■専門科目(電気エネルギー工学コース)
電気エネルギー工学コースでは,電磁気学,電気回路,電子回路などの電気電子工学の基礎
的な専門知識と電気エネルギーの発生,変換,利用などについて学修します。それらの基礎的な知識と技術を修得するために,数学と物理の理解力と応用力が必要です。また,電気電子工学実験では,PDCA(Plan→Do→Check→Action)サイクルの実践的な能力を修得し,チーム作業や問題解決型学習を行いますので,主体的な行動力や他の学生とのコミュニケーション能力が必要です。
■専門科目(電子デバイス工学コース)
電子デバイス工学コースでは,電磁気学,電気回路,電子回路などの電気電子工学の基礎的な専門知識と半導体の物性,電子デバイスの原理,電子工学への応用などについて学修します。それらの基礎的な知識と技術を修得するために,数学と物理の理解力と応用力が必要です。また,電気電子工学実験では,PDCA(Plan→Do→Check→Action)サイクルの実践的な能力を修得し,チーム作業や問題解決型学習を行いますので,主体的な行動力や他の学生とのコミュニケーション能力が必要です。
■卒業研究
3年次までの学習成果をもとに,原則として学生それぞれが個別の研究テーマを担当し,研究計画の立案から実施・発表会での結果報告・卒業論文を一貫して行い,専門学修の総仕上げとします。そのためには,3年次までの教育課程の内容を十分に学修できていることが前提となります。なお,卒業研究は少人数形式で行うため,積極的に議論へ参加する態度や,周囲とのコミュニケーションを通じて,積極的に学習・研究活動を進めていく能力や姿勢を持っていることは必要です。
■都市基盤工学コース・建築環境デザインコース(都市工学分野)
都市工学分野を構成する都市基盤工学コースと建築環境デザインコースでは,都市工学の領域における専門的知識・技能を身に付け,都市・地域の持続的発展に貢献できる人材を育成します。そのためのカリキュラム編成と本カリキュラムに適応するために必要な入学時の能力や適性等および入学志願者に求める高等学校等での学習の取り組みは以下の通りです。
■専門科目(都市基盤工学コース)
社会基盤工学に関する基礎的知識,分析力,考察力だけでなく,安全・安心な都市・地域の環境基盤整備や都市・地域の環境基盤をより一層豊かにするための高度な知識・技能を修得するために,高等学校で履修する数学と物理の基礎的理解と応用力が不可欠です。また,社会基盤工学分野のプロフェッショナルとして課題発見能力および課題解決能力を身に付けるために,演習や実験を通してチーム作業や問題解決型学習を行いますので,主体的な行動力や他の学生とのコミュニケーション能力が必要です。
■専門科目(建築環境デザインコース)
建築都市デザインに関する基礎的知識,分析力,考察力だけでなく,身の回りの居住環境・建築環境の快適性を最適に保つための知識・技能,現代社会に対応した建築・都市空間を計画・設計する能力を修得するために,高等学校で履修する数学と物理の基礎的理解と応用力が不可欠です。また,歴史や文化・伝統などに関する専門的観点から多様な価値観を理解する力,都市・地域の持続的発展に向けた建築・都市空間のあり方を提示する力を身に付ける必要がありますので,高等学校で履修する国語,地理,歴史といった幅広い教科や科目の基礎的理解が必要です。さらに,建築都市デザイン分野のプロフェッショナルとして課題発見能力および課題解決能力を身に付けるために,演習や実験を通してチーム作業や問題解決型学習を行いますので,主体的な行動力や他の学生とのコミュニケーション能力が必要です。
■卒業研究 3年次までの学習成果を踏まえ,各コースの指導教員の下,総合的な学習を通して実社会における諸問題の発見・解決能力を習得するために,3年次までの教育課程で十分に学習できていることが前提となります。なお,卒業研究は少人数形式で行うため,積極的に議論へ参加する態度や,周囲とのコミュニケーションを通じて,学習・研究活動を活性化できるような能力や姿勢を持っていることは有効です。
佐賀大学 農学部のアドミッション・ポリシー
■求める学生像
【教育目的と入学後の学習に必要な能力や適性等】
農学部では,農学及び関連する学問領域において,多様な社会的要請にこたえうる深い専門性と幅広い素養を身に付け,国内外での農業及び関連産業の発展に貢献する人材を養成することを目的とします。農学部のカリキュラム編成と本カリキュラムに適応するために必要な入学時の能力や適性等および入学志願者に求める高等学校等での学習の取り組みは以下の通りです。
■教養教育科目
文化・自然,現代社会と生活に関する基礎的な知識を修得するために,専門に関する特定の教科や科目に留まらない幅広い知識や考え方を身に付けておくとともに,外国語科目(英語)を履修するための基本的な英語の学習力が必要です。
■インターフェース科目
現代社会の諸問題との接続を意識した問題発見能力や解決能力を修得するために,現代的な課題や事象に対する興味・関心だけでなく,学生同士のグループ学習やプレゼンテーションなどを含むアクティブ・ラーニングを積極的に行っていくための主体的な行動力や学習態度が必要です。
■専門教育科目
農学分野の基礎的な知識・技術とともに,課題発見と解決能力を修得するために,高等学校で履修する理科,数学を中心とした基礎的理解と応用力に加え,資料や情報を読み解くための国語力と英語力,その他幅広い教科・科目に関する知識を有することが不可欠です。また,演習や実験を通してチーム作業や問題解決型学習を行いますので,主体的な行動力や他の学生とのコミュニケーション能力が必要です。
■卒業研究
高学年次での各研究室における卒業研究では,専門的な研究環境で専門知識と先端技術を修得することになります。そのため,低学年次における教育課程で十分に学習できていることが前提となります。また,卒業研究は少人数形式で行うため,積極的に議論へ参加する態度や,周囲とのコミュニケーションを通じて,学習・研究活動を活性化できるような能力や姿勢を持っていることは有効です。
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